


最初は右も左もわからなかった穴澤さんですが、取引入力作業をはじめ、もろもろの書類作成を終え、最後の書類提出にたどり着きました。無事、最後の関門を突破し、青色申告を終えることができるのでしょうか?いよいよ、連載の最終回です!
長かった。本当に長かった。この連載のオファーを受けたのが、遙か遠い昔のように思える。はじめは右も左もわからなかったけれど、青色申告を知り、ソフトウェアのインストールや設定を行い、膨大な領収書の山と格闘し、若干首を痛めながらも、なんとか入力作業も終え、今日という日を迎えた。とにかく、吉田先生には大変お世話になった。ありがとうございます、吉田先生。
さて、前回までに青色申告に必要な書類のうち確定申告書B、損益計算書、貸借対照表などの明細書・計算書類については「やよいの青色申告 10」で作成できた。といっても、適切に入力しておけば、数字が自動的に反映されるようになっているのでとても簡単。このあたりが、Excelなどの表計算ソフトと違う会計ソフトならではの便利なところだ。それをちゃちゃっとプリントアウト。これでよしと。
あとは、取引のあった会社からの支払調書と、国民健康保険の控除証明書、生命保険の控除証明書をそろえて完了。早く配偶者控除とか受けられますように…。
書類はそろったが、確定申告の方法は、持参、郵送、電子申告の3つがある。郵送とは文字通り書類を郵送するだけ。電子申告とは『e-Tax』というサイトからインターネットで確定申告をする方法。これも結構楽ちんそうだが、よく見ると「電子証明書(住民基本台帳カード)」や「ICカードリーダライタ」というものが必要らしい。ここはやはり、税務署の職員の目の前に「これでどうだ!」と、書類を叩き付けてやろうじゃないか。
| 電子申告(e-Tax)とは | 自宅やオフィスから、インターネットを利用して確定申告などが行えるシステムのこと |
| 用意する必要があるもの | 開始届出書の事前提出(利用者識別番号の取得) |
| パソコン(インターネットに接続されているもの) | |
| 電子証明書(住民基本台帳カード) | |
| ICカードリーダライタ | |
| e-Tax用のソフトウェア | |
| メリット | 書類を送付する必要がない(インターネットで完結) |
| 24時間利用が可能 | |
| 最高5,000円の税額控除 | |
| 還付金のスピード返還 |
遂にここまで来たぜ。いざ入館!
税務署へと向かう公園通り。ゆるやかな坂道をのぼりながら、なんだか不安になってきた。税務署の職員って、どんな人だろう。きっと堅苦しいスーツを着て、四角いメガネとかかけていて、人差し指でそのメガネをクイッと押し上げながら書類をチェックするんじゃないだろうか。で、「ところで、この経費の金額ですが……」とかいちいち指摘してくるんじゃないだろうか。そんでこっちがしどろもどろになっていると「わかりました。ここじゃなんなので、ちょっと別室でお話ししましょうか」とかいって、個室に連れて行かれたりしたらどうしよう。そしたらそこにいかつい顔のおっさんとやさしいおじいちゃんが待っていて、アメとムチでねちねちといじめられて……。
いや、別にやましいことは何もないんだ。もしそんなことになっても「まずはカツ丼取ってくれ」くらいはいってやろうじゃないか。何と勘違いしているんだろう、俺。