2016年10月・11月に全国7会場で「弥生PAPカンファレンス2016」を開催いたしました。
全会場で600名に及ぶ弥生PAP会員の皆さまにご参加いただき、盛況を呈していました。
今回は弥生の新製品ご紹介だけでなく、クラウド会計市場の動向についての情報提供や、弥生会計オンライン・弥生会計AE間のデータ共有機能の実演も行い、多くの方から提言、質問をいただいております。クラウドの利便性を活用した業務効率化への関心の高さがうかがえました。
今後もパートナーである弥生PAP会員さまと共に顧問先でもある中小規模事業者の未来を共創して行きたいと考えています。

テーマ

今回のカンファレンスでは、変革期に突入した会計業界におけるクラウド会計市場の動向を分析し、クラウドへの取り組みをはじめとした業務効率化への道すじについてお話しさせていただきました。
自動取込・自動仕訳といった機能による業務の効率化を、新機能のデモンストレーションを交えながらご提案しています。

報告内容

クラウド会計市場の動向

テーマ

個人事業主向けクラウド会計ソフト市場は10万強のユーザーまで成長している。その中で個人事業主向けクラウド会計ソフトのシェアにおいて、「弥生 オンライン」がシェア53.1%でNo.1を達成。一方で、法人向けのクラウド会計ソフト市場はまだまだ萌芽期。その要因は、申告までのプロセスや会計事務所が利用している会計ソフトとの連携や操作性など。カンファレンスではクラウド会計ソフトの普及に関する課題を踏まえ、弥生が目指すこれからの会計業務についてお話いたしました。

新しいクラウドサービスと弥生の目指す姿

弥生では、既に業務ソフトを利用されている方には高い操作性・機能を持ったあんしんのデスクトップを、まだ業務ソフトを利用されていない方には気軽に始められるクラウドと、お客様のニーズに合わせ二通りの選択肢を提供しています。
デスクトップアプリでも、クラウドの機能を取り入れ利便性を向上しています。
カンファレンスでは、クラウドとデスクトップのデータ共有機能を弥生社員による実演でご覧いただきました。

弥生が目指す”3.0”の世界

弥生は会計のみならず、商取引や給与業務でもクラウドによる利便性を追求していきます。
まず、商取引に関しては、2016年2月に「Misoca」を子会社化しました。「Misoca」はクラウド上で請求書の発行、管理ができるサービスを提供しており、既に140,000ユーザーを超え、月間約170億円もの請求に活用されています。
現在、ほとんどの中小事業者は、見積から、受注、納品、請求、入金までの業務を紙で行っています。その非効率を「Misoca」を使うことで、売り手と買い手が電子的につながり、どちらかが入力したデータを双方がすぐに利用・活用することで双方の業務効率化を実現していきます。

※2016年9月時点

インフォメーション

インフォメーションでは、最新製品の「弥生 17 シリーズ」ラインアップのご紹介、消費税法改正の対応についてのご案内、顧問先さまにメリットが高いキャンペーン情報をご案内。
また、新しい会計事務所向けサービスと、弥生PAP会員制度の改訂についてお伝えいたしました。

体験ブース

会場に体験ブースを設置し、「弥生 17 シリーズ」やデスクトップとクラウドとのデータ共有機能、Misocaの機能などをご覧いただきました。

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