弥生PAPカンファレンス2017 春
開催レポート

2017年6月、全国4都市にて、クラウドを活用した「業務効率化」をテーマに 『弥生PAPカンファレンス2017 春』 を開催いたしました。

今回は、弥生PAP会員の複数事務所よりクラウドを活用した事務所業務の効率化についての事例紹介、弥生が提供する「スマート取引取込(自動仕訳機能)」を中心とした弥生会計の進化について、デモンストレーションを交えながらご紹介いたしました。また、新たなサービスとなる会計事務所の記帳業務を支援する「記帳代行支援サービス(仮称)」について、いち早く弥生PAP会員の皆さまへご紹介いたしました。

各会場とも定員数を大幅に超え、約900名の弥生PAP会員の皆さまにご参加いただき、クラウドを活用した業務効率化について関心の高さが伺えました。

開催日・開催場所

  • 2017年06月07日

    名古屋会場JPタワー名古屋Hall&Conference

  • 2017年06月14日

    東京会場秋葉原コンベンションホール

  • 2017年06月16日

    福岡会場TKPガーデンシティ天神

  • 2017年06月21日

    大阪会場グランフロント大阪

弥生のプレゼン内容

弥生シリーズ30周年の沿革とこれから

弥生株式会社
代表取締役社長
岡本 浩一郎

お陰さまで「弥生シリーズ」は30周年を迎えることができました。本パートでは弥生の30年の振り返りと、今後の弥生の目指すことについてご紹介いたしました。
会計ソフトの誕生によって、手書きで行っていた会計業務が、会計ソフトを使った運用に変化していき、弥生会計も時代の変化に合わせて成長・進化してきました。2000年に「iPAP」制度としてスタートした「弥生PAP」は、弥生会計と共に成長し、現在7,700会員を突破しています。
会計業務は今、証憑の整理から記帳、試算表作成までを一気通貫で自動化する“会計業務3.0”の時代にきています。今後、弥生シリーズが目指すのは、会計事務所、取引先や従業員はもちろん、金融機関や行政などのステークホルダーをつなげ、高い生産性・高い付加価値の“業務3.0” の実現“に向けこれから進化を続けます。
今後もパートナーである弥生PAP会員の皆さまと、共通のお客さまである中小企業の業務効率の支援をしていきます。

進化する弥生会計
弥生会計の機能改善概要のご紹介と運用のご提案

弥生株式会社
マーケティング本部 マーケティング部 部長
吉岡 伸晃

本パートでは、進化を続ける弥生会計についてご紹介いたしました。
自動化を担う「スマート取引取込(自動取込・自動仕訳)」では、皆さまよりのご意見を反映した内容や、今後の強化ポイントについてご紹介。特にご意見の多い、自動取込後の「自動仕訳」については、仕訳ルール機能の強化やルール学習についての改善内容をデモンストレーションを交えながらご提案をさせていただきました。
また、クラウドアプリでは今後の方向性や予定している強化ポイントについて、デスクトップアプリでは会計事務所と顧問先の業務効率改善にフォーカスを当てた今後の強化ポイントについてご紹介させていただきました。

新サービス 「記帳代行支援サービス(仮称)」 のご紹介

弥生株式会社
取締役 マーケティング本部 本部長
飯野 弘也

本パートでは、会計事務所の記帳代行業務を支援する新サービス「記帳代行支援サービス(仮称)」についてご紹介いたしました。
小規模法人の自計化率は、ここ7年で30%前後を推移しておりまだまだ会計事務所が行う記帳代行を利用する事業者が多いのが現状です。弥生では自計化によって培った技術を、記帳代行の事業者にも提供価値を拡大し、「業務効率化」と「業績把握の短期化」の価値を提供していきます。
会計事務所における記帳代行業務の”「入力」業務の自動化”、”「確認」業務の省力化”、”導入から運用までの一連の業務を大幅に効率化”ができる本サービスのポイントや特徴についてご紹介いたしました。
なお、こちらのサービスは今秋頃より提供を開始する予定です。詳細が確定しましたら改めてご案内させていただきます。

弥生PAP制度改定のお知らせ
弥生PAP制度改定の概要と今後の予定について

弥生株式会社
マーケティング本部 営業推進部パートナー支援課 担当マネジャー
石田 博昭

「弥生PAP制度」は、弥生PAP会員と弥生との関係をさらに深化させるために、2017年4月に改定しました。
カンファレンスでは、ゴールド会員のメリット、認定条件および認定期間を中心に制度改定の変更点と、今後の提供サービスについてご紹介いたしました。
今後は、会計事務所の課題解決を支援するサービスを、「業務効率化の支援」「顧問先拡大の支援」「(顧問先への)付加価値提供の支援」の3つのカテゴリで提供していく予定です。今回のカンファレンスでは、それぞれのサービスの方向性についてお話しした他、「弥生PAPパートナーロゴ」の新設と提供についてもご説明しました。
弥生PAP会員と弥生とが顧客に対して協力して支援を行う共創の関係構築に、引き続きご協力いただきますようお願いいたします。

弥生PAP会員の事例発表

事例発表 ~クラウドサービスを活用した業務効率化~

原耕司税理士事務所 安野 拓郎 様

原耕司税理士事務所 安野 拓郎 様
顧問先の課題解決ツールに有効なクラウド活用方法

顧問先より相談された会計業務にかかる課題を、自動化により改善した事例を発表いただきました。
改善後は手書きの帳簿付けから作業時間が1/4に短縮し作業を効率化。事務所の対応効率も上がり、事務所サービスの価値も向上したなどの効果についてお話しいただきました。

信誠法務会計 阿部 慎史 様

信誠法務会計  阿部 慎史 様
クラウドを活用したバックオフィスの“最適化“

バックオフィスの最適化に取り組んだ背景や、何故クラウドツールが有効なのか、各ツールの良いポイントなどについて発表いただきました。バックオフィス最適化の取り組みにより、事務所の新たなサービスも増えるなどの効果についてお話しいただきました。

竹内総合会計事務所 竹内 友章 様

竹内総合会計事務所 谷口 大祐 様

竹内総合会計事務所 竹内 友章 様 谷口 大祐 様
会計事務所のIT活用方法 ~クラウドサービスの活用で~

クラウドサービスが普及する中で、会計事務所はどのように活用するべきか、活用にあたっての課題や障壁をどのように解決して推進するに至ったかを発表いただきました。サービスの活用、また自動化による効果や会計事務所のIT活用について事務所での具体的な取り組みについてお話しいただきました。

税理士法人日和会計社 村尾 政典 様

税理士法人日和会計社  村尾 政典 様
クラウド会計の運用を“楽“にするポイント

渋谷という地域特性から、早くからクラウド会計に注目され、クラウド会計を活用したメリットなどについて発表いただきました。一方で、会計事務所でクラウド会計を利用するにあたって出てきた課題や、その課題を解決し運用を“楽にするポイント”をデモンストレーションを交えてお話しいただきました。

株式会社永田会計 代表取締役 永田 吉朗 様

株式会社永田会計 代表取締役 永田 吉朗 様
自動化による効率化と事務所サービスの価値向上

クラウド、自動化への取り組みをいち早く導入。クラウドや自動化の効果について、導入した顧問先の実例をもとに発表いただきました。さらに、自動化などのツールの登場によって変えていかなければならない、事務所の主軸業務についてお話をいただきました。

展示スペース

本カンファレンスでご紹介をした機能や新サービスを実際のPC画面でデモンストレーションしながらご紹介しました。
展示ブースでは、ご紹介した機能の確認や業務上の課題についてご相談をいただいた他、今後の弥生のサービスに期待すること、ご要望など様々なご意見を頂戴しました。

製品や機能を試せるパソコンの台数を、前回よりも増やしました。スマート取引取込や弥生会計オンライン、Misocaを実際に利用できるように、最大7台ご用意しました。

カンファレンスでご紹介した「スマート取引取込」について、事務所での活用方法や使い方について聞かれる方が多くいらっしゃいました。

カンファレンス終了後に、たくさんの方に展示スペースにお越しいただき、大盛況でした。パソコンやパネルを使って機能、サービスについてご紹介しました。

会場の様子

開場前からお待ちのお客さまが多くいらっしゃり、予定より早く受付を開始しました。手前のピンク色タワーは今回のノベルティです。弥生シリーズ30周年のロゴがデザインされています。

東京会場のカンファレンス開始時の様子です。東京と大阪はシアター形式の会場で、並べられた椅子がすぐに埋まってしまうほど多くのお客さまにお越しいただきました。

弥生の発表を聞いて製品、サービスに興味を持っていただいたお客さまも多く、展示スペース付近では、営業担当からも、お客さまからのご質問やご相談に、積極的に対応いたしました。

「弥生PAPカンファレンス2017 春」アンケート結果

今回のカンファレンスでは、会計事務所の業務効率化を支援するクラウドへの取り組みや自動化機能の強化など、顧問先支援を促進する新サービスや弥生の今後の計画をご紹介いたしました。

弊社では、会計事務所の皆さまの業務の効率化、最適化につながる製品・サービスの改善を継続して行ってまいります。そのため、クラウドへの取り組みの状況やお考えについてアンケートをお願いし、約400名の方にご回答をいただきました。ご協力をいただきました方には、この場をお借りして御礼申し上げます。

今後もパートナーである弥生PAP会員さまと共に顧問先でもある中小規模事業者の未来を共創していきたいと考えておりますので、ご協力を賜りますようお願いいたします。

(有効回答数 392)

事例発表について伺います
貴事務所の今後の業務にとって参考になりましたか

89.3%
事例発表は今後の業務にとって参考になった
大変参考になった28.8% 参考になった60.5% あまり参考にならなかった7.4% 参考にならなかった1.3% 無回答2.0%

事例発表は、90%近くの方が「大変参考になった」「参考になった」と回答されました。
先行している事務所の具体的な取り組みは、同様の取り組みをしているので参考になった、これから取り組むのでたいへん刺激になった、というご意見を多くいただきました。
もっと具体的に聞きたかったというコメントもありましたので、今後の開催の参考とさせていただきます。

「スマート取引取込(自動仕訳機能)」は業務効率化・顧問先の自計化に有効であると思いますか

95.6%
「スマート取引取込(自動仕訳機能)」は業務効率に有効である
非常に有効である27.7% 有効である67.9% あまり有効ではない3.2% 有効ではない0.3% 無回答0.9%

スマート取引取込(自動仕訳機能)に関しても、高い評価をいただきました。
自動仕訳については、顧問先で自計化する場合にも、会計事務所で記帳代行する場合にも、入力作業の負担軽減と効率化の点において、特に高い評価をいただきました。
一方、複雑な取引が多く、適用できないケースやインターネットバンキングの普及課題など、自動仕訳を有効に活用できないケースもある、などのご意見や、スキャンデータのOCR読み取り精度や取込データの複合仕訳の処理など、今後の機能拡充に対するご要望をいただきました。機能拡充については、皆さまのご期待に早期にお応えできるよう努めてまいります。

「記帳代行支援サービス(仮称)」について
a 内容についてご理解いただけましたか

84.5%
「記帳代行支援サービス(仮称)」の内容について理解できた
よく理解できた15.1% 理解できた69.4% あまり理解できない11.2% 理解できない0.5% 無回答3.8%

弥生が提供する「記帳代行支援サービス(仮称)」は、会計事務所の入力業務等を支援をする、会計事務所向けのサービスです。
本サービスは、会計事務所における記帳代行業務の「入力」業務を自動化し、「確認」業務を省力化することで、導入から運用一連の業務を大幅に効率化するサービスです。
今回のカンファレンスでは、本サービスの概要、特長、予定提供価格についてお伝えしましたが、「よく理解できた」「理解できた」が約85%となり、概ねご理解いただけたものと思います。
2017年秋以降のサービス提供を予定しておりますので、詳細が決まりましたら、改めてご案内させていただきます。

「記帳代行支援サービス(仮称)」について
b 貴事務所の業務効率に有効であると思いますか

59.5%
「記帳代行支援サービス(仮称)」は業務効率に有効である
非常に有効である9.2% 有効である50.3% あまり有効ではない27.0% 有効ではない1.3% 無回答12.2%

記帳代行支援サービス(仮称)の自事務所の業務への有効性については、「非常に有効」「有効」が、約60%となりました。
会計事務所の記帳代行業務の課題で最も多くを占めるのが「入力作業の効率化」、次いで「書類の整理」「顧問先からの書類の収集」となりました。
本サービスでは特に「入力作業の効率化」に有効であるとの回答が得られました。理由として、季節変動への対応や人材の採用難や育成に対する課題から、入力業務を効率化したい、とのご意見がございました。
アンケートでは、その他に本サービスを有効に活用するための、ご意見・ご要望をいただいておりますので、サービス提供の参考とさせていただきます。

「弥生PAP制度改定」について伺います
内容についてご理解いただけましたか

82.7%
「弥生PAP制度改定」について理解できた
よく理解できた18.9% 理解できた63.8% あまり理解できない8.9% 理解できない0.5% 無回答7.9%

2017年4月に改定した新しいPAP制度の説明は、「よく理解できた」「理解できた」が80%を超えました。
新しい制度では、弥生と共に中小企業の支援を弥生PAP会員と進めていく内容になっておりますが、皆さまから一定のご理解をいただけたものと思います。
今後は、サービス面でも拡充を図り、よりよい制度にしてまいります。また、弥生からの情報をどのようにお伝えするか、今後さらに工夫してまいります。

 総括 

弥生は今まで”自計化”支援ということで、お客さま=事業者(顧問先)が会計ソフトを自らご活用いただけるように支援をしてまいりました。
その提供価値は、「会計処理の業務効率化」と、「業績把握の短期化」という部分になります。
これから弥生会計を進化させることで”自計化”を支援していき、さらにテクノロジーの進化により”記帳代行”の支援にも応用して、その提供価値を拡大させていきたいと考えています。

「スマート取引取込(自動仕訳機能)」は”自計化”を支援、これから提供する予定の「記帳代行支援サービス」は会計事務所の”記帳代行業務”を支援、どちらも業務効率化に役立つサービスとして今回カンファレンスにてご紹介させていただきました。
今後とも会計事務所の皆さま方にご指導ご鞭撻を賜りながら新しいサービスを提供してまいりたいと考えておりますので、ご協力のほどよろしくお願い申しあげます。

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