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| 大起水産は、年末の1日だけで売上げが約1億円になることもある。 |
水産品の卸や、関西圏に7店舗ある活魚流通センターに加え、「だいすきや」、「とれとれ寿司」、「ダイスキ寿し」などの回転寿司店を5店舗持つ大起水産株式会社。「新鮮な魚をその日のうちに」をモットーにした「食卓豊漁」で知られ、堺市にある活魚センターでは、年末の1日だけで売上げが約1億円になることもあるという人気の鮮魚流通企業だ。
12店舗の従業員は社員とパートを含めて約400名にもなり、繁忙期にはさらに数が増える。また、全店舗は独立採算性をとっているが、経理と給与は全て本部で一括処理している。「最初は卸売業だけでしたが、小売りの活魚流通センターを始めた頃から急激に従業員が増え出しましたし、会計の仕事も大変になってきたんです」。それまでは社員数も30〜50人であり、手書き処理で間に合っていたと、会計・給与担当の吉井孝子さんは話す。
店舗数の拡大に加え、外食産業への展開などもありパソコン処理を決定。ケースメソッドに相談し、1980年に弥生会計と弥生給与の前身ソフトを導入、その後バージョンアップを繰り返し現在に至っている。 |
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| 「弥生なしの処理は考えられない」と語る、会計・給与担当の吉井孝子さん |
大起水産の従業員約400名の内訳は社員100名、パート約300名で、年末などの繁忙期はさらに100名程パートが増える。社員の給与計算は正社員や契約社員がいるものの、年間を通して大きな変化はない。吉井さんと同じく、給与・会計を担当する原野富美子さんは、「ただパートの給与計算は本当に大変」と話す。
パートの労働時間と時間給は各店舗がタイムカードをもとに集計するが、12店舗毎の計算と管理は本部で行っている。パートの給与体系は、1人の時間給が時間帯で4段階から6段階に別れており、試用期間などの条件が加わると、多い場合は12段階にも変化する。計算が大変なため専用のプログラムを組んで対処しているという。
大起水産では、社員とパートは締め日と支払日を分けている。計算を2回行わなければならないが、「そうしないと400人分の給与計算が集中してしまう」ため、必要とのこと。タイムカード連携は検討してみたが、出店先の百貨店などでは設置する場所や管理が自由にできないため、見送られたという。
弥生給与について吉井さんに尋ねたところ「弥生なしで処理するということは考えられませんね。あっても大変なんだから(笑)。年末調整はアウトソーシングするようになりましたので、とても助かっています」と語ってくれた。 |
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| 食卓豊漁で知られる大起水産。活魚流通センターを7店舗、回転寿司を5店舗経営している。 |
「うちは本支店会計ですから、納品書や請求書などの伝票処理から支払い、経営状況の管理なども含めて本部で一括してやっています(吉井さん)」。大起水産では、各店舗の売上げ計上を毎日行っている。こちらの処理は弥生会計で行うが、店舗などを含めた各部門の経営状況が把握しやすいように、必用なデータのみをWordやExcelへ入力しなおして利用している。
弥生会計はフル稼働の状態だが、吉井さんと原野さんは声を揃えて「機能をもっと活用したい」と話す。忙しい業務を少しでも軽減することが、正確で迅速な処理につながることを実感しているからだ。
「大変ですが、経理という仕事はきっちり数字が合うという所が好きですね」と話す2人の表情は明るい。 |
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