実録!弥生会計導入体験レポート 第2回「いよいよインストール、そして導入設定へ」

第2回「いよいよインストール、そして導入設定へ」

前回は右脳事件株式会社の大塚さんに、現在の右脳事件のお仕事の状況や経理の体制、弥生会計導入の目的などについて言及していただきました。今回は弥生会計のインストールに挑戦していただきます。従来のExcelを使った経理処理から、弥生会計に乗り換えることでどのように業務を効率化していくのでしょうか。さっそく右脳事件さんのレポートをみていきましょう!

手に持っているのは、現在の経理業務に用いている書類。弥生会計を導入することでこうした書類の管理はどう変わるのでしょうか。

経理関係の資料は8~9種類、個別にデータを入力する煩雑さ

こんにちは、右脳事件の大塚です。第2回では実際に「弥生会計」をパソコンにインストールしていきたいと思います。

弊社では、担当ごとに各案件の売上を出し合っています。それを私がExcelで作成された「売上概算表」に入力します。このExcelファイルは月単位でシートを分けており、案件が発生した段階で入力しています。入力項目は、請求予定日、顧客名、案件名、見込み金額、見込み粗利、入金予定日などです。

※売上予定の案件の概算を業務ソフトで管理するには「弥生販売」などの販売管理ソフトが必要になります。弥生会計をはじめとする会計ソフトでは売上が計上されてから確定した金額を入力するのが一般的です。

抱えている案件には、数日で完了するものからプロジェクトとして3か月単位で進めていくものまで、業務内容も映像制作、イベント、Webなど、予算も規模も様々なものがあります。この「売上概算表」のファイルには2~3か月先の見込み案件まで含まれており、今後の売上の推移を見ることができます。

この売上概算表は、いわば会社の大まかな売上状況をリアルタイムに把握するための資料で、実際に仕事が完了し売上が確定した段階で「請求書」を発行します。

売上概算表で売上の現状を把握しているわけですが、経理上の処理は別途行っています。ある時点で切り出した売上概算表か、発行後の請求書のコピーを経理担当者に手渡して、月次の残高試算表を作成してもらうのです。売上概算表を使う場合は、経理担当者が売上概算表の各項目を残高試算表のシートにコピー&ペーストします。また、請求書を手渡す場合は、紙を見ながらの手入力となります。

さらに経理関係の資料は、入金予定表、入金確認表、経費一覧表、資金繰り表など、主なもので8~9種類にのぼります。これらは1つ1つ別々のファイルになっていて相互の連携が取れていません。そのため、ファイルごとに入力していく必要があります。

このように、ほぼ同じデータを二度三度と入力しており、経理業務全体として無駄な手間がかかっています。昔は案件も少なく、何度も手入力した方が間違いをなくせるのではないかと思ったこともありました。しかし、現在は案件数も増えてきており、自動化して手間を減らしたほうがミスもなくなるのではないかと思っています。そのために「弥生会計」を使ってこれらの処理を一元化しようと考えているのです。

まずは「弥生会計」をインストール


それではさっそく、「弥生会計」のインストールを開始しましょう。

パソコンに「弥生会計」のCD-ROMをセットすると、自動的にインストール画面が表示されました。ここで「弥生会計のインストール」をクリックします。

次にインストールする項目やユーザー情報などを入力します。「ユーザー名」には使用者である私、大塚弘久の名前を、「会社名」は右脳事件株式会社と入力しました。

中間決算整理仕訳って何?
前年度の法人税が20万円を超えると中間申告が必要になります。中間決算整理仕訳とは、この中間申告を行うためのもので半期ごとに行います。原則は前年度税額の6か月分になりますが、当期の実績が思わしくない場合は中間決算(仮決算)の数字に基づいて申告が行えます。

事業所データ、消費税の課税方式などを登録


インストールが完了したので、さっそく「弥生会計」を起動します。はじめに事業所データの新規作成を行います。「事業所名」には「右脳事件株式会社」と入力、次に業種として「法人/一般」を選択。「決算期」には、右脳事件はこれから第8期を迎えるので「8」を選択、「期首日」は11月1日を入力しました。

続いて、「中間決算整理仕訳」の設定です。これは右脳事件では行っていないので、「中間決算整理仕訳を行わない」を選択しました。これで、事業所データの新規作成は終えました。

本則課税って何?
売上に含まれる消費税(=預かった消費税)から、仕入や経費に含まれる消費税(=支払った消費税)を控除した金額を納付する方式です。消費税の計算方式にはこの「本則課税」の他、売上に一定の割合をかけた金額を支払った消費税として見なす「簡易課税」方式があります。ただし簡易課税は、前々期の課税売上高が5,000万円以下の事業者しか選択できないので、注意が必要です。

さらに続けて、「導入設定ウィザード」から実際の手持ち現金残高、預貯金情報を登録し、得意先(売掛金)情報の設定で、すべての取引先の社名と売掛金残高を入力しました。あとから入力することもできるそうですが、この部分をきちんと入力しておかなければ正確な経理処理はできないようです。同様に、仕入先(買掛金)も設定しました。

これで「弥生会計」を利用するための基本設定が一通り完了しました。インストールから事業所データの新規作成、導入設定は、基本的な情報の入力が多いので、特に難しい操作はなかったと思います。

次回は、勘定科目の設定と仕訳の入力を行いたいと思います。皆さん、引き続きの応援をよろしくお願いします!

資本金: 300万円
代表者: 影山二郎
創業: 2003年1月
所在地: 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-2-7
事業概要: 映像の企画制作、およびWeb制作、ならびにイベントの企画運営
URL: http://www.unou-jikenn.com/

右脳事件は「広告の機能美」を、従来までの広告業界の枠に捕われることなく、 純粋に追求していきたいとの思いから2003年に結成されたクリエイティブユニット。 アイディアの着想からその実現に至るまでのすべてのプロセスを、映像、音楽、デザイン、 イベントといった各分野のエキスパートが自由な発想のもと、 ひとつ屋根の下で集中的に作り上げるというコンパクトな制作スタイルをとることで、 「クライアントのメッセージがダイレクトに伝わる」ピュアで力強い広告表現を追求している。

  1. Vol.1 手間のかかる経理作業からの脱却を目指せ!
  2. Vol.2 いよいよインストール、そして導入設定へ
  3. Vol.3 勘定科目を設定、取引入力をいよいよ開始
  4. Vol.4 弥生会計でできる資金繰り管理
  5. Vol.5 会社がもっと儲かる改善提案!

  1. 元プロMTBライダー竹谷さんの青色申告 初挑戦
  2. 建築家 葛原さんのベテランの青色申告