レポート機能で入出金を把握し、キャッシュ・フローを改善
株式会社グローカルMA(旧グローカル・マーケティング株式会社)(神奈川県川崎市)
- クラウド上で会計ソフトを使いたい
- 弥生会計(デスクトップソフト)を使い慣れていた
- クラウド上で作業できる
- 初年度無料で使える
- 経理業務の作業時間を大幅に減らせた
- 自分自身でいつでも経理データが閲覧できるようになった
- 経理データを会社経営に活用できるようになった
- 税理士とのやり取りが楽になった
- 仕訳の入力(弥生会計 オンライン)
- レポート機能(弥生会計 オンライン)
広告業界にいた福嶋信さんが、ネット広告を利用し地域の魅力を発信することを支援したい、という思いで起業した株式会社グローカルMA。2005年に創業後、2011年からは海外事業の立ち上げにも注力。2021年、国内でデータ活用事業をスタートさせた時期に「弥生会計 オンライン」を導入したそうだ。
かんたんにアクセスでき、さらに1年間は無料で利用できる!「弥生会計 オンライン」に変えたことによるメリット
グローカルMAの主要事業は、デジタル化する企業マーケティングの支援。中でも企業のマーケティングを自動化するMA(マーケティングオートメーション)というしくみを使った業務支援を行っている。以前はデスクトップのパソコンで弥生会計のインストール版を使っていたという福嶋さん。弥生会計を使い慣れていることと、クラウドの便利さを実感していたこと、そして最初の1年は無料で使えるということもあって、2021年に国内事業を展開するタイミングで「弥生会計 オンライン」を選んだそうだ。
「実は以前、税理士さんを変えたとき、1年だけ他社のソフトを使ったことがあったんです。それまで使っていた弥生会計とは決算データのフォーマットが違って、違和感を覚えました。慣れていることも大きいですが『弥生会計 オンライン』はインターフェースもシンプルで使いやすい。さらにアクセスしやすくなったので便利です」
インストール版を使っていたころは、経理担当者にすべて任せていたが「弥生会計 オンライン」を導入してからは、福嶋さん自身も経費を使ったらそれを自分で入力するなど、気が付いたタイミングで気軽に数字を入れるようになったそうだ。
「現在も1人、経理担当者がいて、売上の入力作業などはやってもらっています。ただ、僕自身も頻繁にアクセスするようになったことで、どういうプロセスで数字が入れられて、どういう形でミスが起きるのかといったことがわかるようになった。すべてお任せだったころと比べて、より経理に詳しくなりましたし、お金の流れが見えるようになったことで経営にも活かせています」
また、ブラウザを開いて手軽に開けるのもいい、と福嶋さんは言う。
「『弥生会計 オンライン』は画面を開くと左に5つメニューがあるだけでインターフェースがとてもシンプル。必要な機能だけが集められている感じで使いやすいですね」
貸借レポート、残高試算表、残高推移表などのレポート機能を活用。こまめに入出金をチェックし、会社経営に活用する。
クラウドで作業できる点を重視して選んだ「弥生会計 オンライン」。日々の経理作業は、経理担当者と福嶋さんがそれぞれのタイミングで行っている。
「入力作業はかなり楽になっていると思います。僕は経費を使ったタイミングなど、週に2〜3回、10分程度の作業ですね。仕訳の入力機能を活用していて、作業時間がかなり減りました。その時間を経営戦略やキャッシュ・フロー、投資戦略などを考える時間に充てられるようになったのはありがたいです」
日々の入力よりも、紙の領収書の仕訳や整理、数字の確認作業の方に時間がかかるそうだ。一番、手間なのは月末に経理担当者と福嶋さんが行う、紙と照らし合わせて入力ミスがないかの確認作業。それでも所要時間は2時間程度だ。
「年末調整と決算は税理士さんにお願いしているのですが、税理士さんとのやり取りもクラウド化して本当に楽になりました。昔は紙で出力して先方の事務所へ持っていったり、FAXで送ったりしていましたね。一度、オンラインでできるようになってしまったら、これ以外のやり方は考えられないですね」
「弥生会計 オンライン」を使うようになって、経理担当者任せではなく、自身でいつでも会計データを見られることが大きなメリットだそうです。
「特にレポート機能が充実しているのは、経営者としてありがたいです。貸借レポート、残高試算表、残高推移表などをよく見ていますね。特に僕はキャッシュの部分、残高がすごく気になるので、そこは常にチェックしています。
例えば、残高試算表の月指定を日指定に変えてみると、キャッシュの出入りがわかりやすい。このあたりで出金が続くからキャッシュが足りなくなりそうだなとか、どのタイミングで資金調達したらいいかなというように、細かな入出金が確認できて助かります」
「Misoca」&「やよいの給与明細 Next」で、小さな手間が省けた
現在は「弥生会計 オンライン」の他に「Misoca」と「やよいの給与明細 Next」も利用している。どちらもメールで1年間の無料キャンペーンがあることを知り、試しに使ってみたという福嶋さん。
「Misocaを使う前は、請求書などはExcelで作っていました。フォーマットを作ってしまえば作業としてはそれほど変わりませんが、やはりMisocaの方が、見た目がちゃんとしていてよいですね。また1つ見積書を作れば、そこから同じ宛先の納品書、請求書が作れるのはとても便利です。『やよいの給与明細 Next』も、健康保険や雇用保険、所得税などが自動計算されるので、入力・計算の手間が省けて助かっています」
経理に詳しくない人にも使いやすいし、気軽にデータを見ることができる。何かとやることが多いスタートアップ企業におすすめ
福嶋さんにとって「弥生会計 オンライン」を導入して得られた最大のメリットは、経理担当者だけでなく、自分も気軽にアクセスして数字の流れを把握できるようになったこと。
「代表者自身が自社の経理データに気軽にアクセスできるというのは、会社にとって非常によいことだと思います。それによって経営が効率的に進められるようになるからです。経理に詳しくない人にも使いやすいので、ベンチャーやスタートアップなどスモールビジネスを展開している若い企業にはお勧めだと思います」
グローカルMAが主に手がけるMAは、まだマーケットがそれほど大きくないため「いずれMA事業=グローカルと言われるようになれたらうれしいですね」と福嶋さん。
「現在、オンラインマーケティングの中でデータマーケティングは主流ではあるんですが、B to Cでうまく活用できている会社は少ない印象です。ですから当社がデータマーケティング業界のパイオニアになれれば、と思っています。ただ、これはニュースなどでもよく言われていることですが、今IT人材やDX人材というのは非常に少なくて、わが社も採用に苦労しています。今後は、そうした人材育成にも力を入れていきたいですね」
- ※本記事の内容は、取材当時のものです。
今回ご紹介した製品
日々の帳簿付けから決算まですべての機能が1年間無料!
起業直後の法人や、はじめて会計業務をする方におすすめなクラウド会計ソフト。
簿記の知識がなくても取引入力ができて、決算書作成もステップに沿って操作するだけで完了。
インターネットに接続したPC(Windows/Mac)から、すぐに使いはじめられます。
- 事業所名
- 株式会社グローカルMA(旧グローカル・マーケティング株式会社)
- 事業形態
- 株式会社
- 設立
- 2005年
- 事業内容
- データ活用支援事業、地域貢献事業
- 所在地
- 神奈川県川崎市
弥生株式会社カスタマーセンター
- 受付時間
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9:30~12:00/13:00~17:30
(土・日・祝日、および弊社休業日を除きます)
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