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弥生の製品は無料でお試しできます

弥生製品でどう操作するか知りたい

弥生製品でどのように電子帳簿保存法に対応していけばいいか分からない方に向けて、具体的な操作方法などを解説します。

電子帳簿保存法に対応している弥生製品

スマート証憑管理をはじめとした弥生製品の各機能をご活用いただくことで、電子帳簿保存法の「電子取引のデータ保存」「国税関係書類の電磁的記録による保存」「スキャナ保存」に対応できます。

弥生製品の「電子帳簿保存法」対応表※1

電子取引のデータ保存 国税関係帳簿書類の電磁的記録による保存 スキャナ保存
弥生会計 オンライン 対象 対象 ※2 対象
弥生会計 24 +クラウド 対象 対象 対象
やよいの青色申告 オンライン 対象 対象 ※2 対象
やよいの青色申告 24 +クラウド 対象 対象 対象
やよいの白色申告 オンライン 対象 対象 ※2 対象
Misoca 対象 対象 対象
弥生販売 24 +クラウド 対象 対象 対象
やよいの見積・納品・請求書 24 +クラウド 対象 対象外 ※3 対象
  • ※1スマート証憑管理での対応を含みます。スマート証憑管理は、デスクトップソフトのあんしん保守サポートまたはクラウドサービスのご契約者さまが無料でご利用いただけるサービスです。
  • ※2「弥生会計 オンライン」「やよいの青色申告 オンライン」「やよいの白色申告 オンライン」は国税関連帳簿の優良な電子帳簿保存には非対応です。
  • ※3「やよいの見積・納品・請求書」で作成されるデータは国税関係帳簿書類の電磁的記録に該当しません。

「電子取引のデータ保存」と「スキャナ保存」はスマート証憑管理でまとめて対応!

スマート証憑管理は、領収書・請求書・納品書・見積書などの書類※1をクラウド上で保存・管理できるサービスです。「オンライン製品をご契約中のお客さま」「デスクトップ製品であんしん保守サポートにご加入されているお客さま」は、無料でご利用いただけます。※2

便利なシステムを活用する 弥生の証憑管理サービス スマート証憑管理 電子帳簿保存法対応 「スマート証憑管理」は請求書などの証憑をデジタルデータとして一元管理できるサービスです。「スマート証憑管理」を利用することで、領収書(レシート含む)・請求書・納品書・見積書などの証憑を電子帳簿保存法の電子取引データ保存・スキャナ保存に対応することがあります。 電子帳簿保存法(電子取引のデータ保存)に対応 スキャナ保存制度への対応 OCRによる文字情報の読み取り 弥生の会計製品への仕訳連携 電子取引のデータ保存 メール等で交付・受領した請求書
などの書類は、弥生の「スマート証憑管理」を使って電子保存します。紙で授受した書類のスキャナ保存 紙の書類をスマホカメラ等で撮影し、「スマート証憑管理」にアップロードし、電子保存(スキャナ保存)が可能です。(簡単に書類データをアップロードして保存)
  • スマート証憑管理は継続的に機能改善を行っています。そのため、ホームページに掲載の画面は実際の画面と異なる可能性があります。

スマート証憑管理は製品紹介ページまたはマイポータルから起動できます。

なお、スマート証憑管理を利用するには、事前に利用開始設定が必要な場合があります。詳細は以下FAQをご確認ください。

  • ※1スマート証憑管理に保存できる書類は、「領収書、請求書、納品書、見積書、仕入明細書、その他」です。対応する ファイル形式(拡張子)はPDF、PNG、JPEGです。
  • ※2スマート証憑管理の機能・ご利用条件詳細はこちら新規タブで開くをご参照ください。

電子取引のデータ保存

スマート証憑管理に電子で授受した書類を保存し、書類の詳細情報を設定することで、「電子取引のデータ保存」に対応できます。
書類の保存方法と、詳細情報の設定方法を確認しましょう。

  • 電子取引のデータ保存に対応するには、ディスプレイ、プリンタの準備などの要件もあります。詳細は【義務】電子取引のデータ保存について知りたいを参照してください。
  • ホームページに掲載の製品画像は実際の画面と異なる可能性があります。

書類の保存

受領・発行した書類を保存する方法は以下のとおりです。

受領した書類 発行した書類
  • 手動でスマート証憑管理にアップロードする
  • 取込専用メールアドレスを利用して保存する
  • 手動でスマート証憑管理にアップロードする
  • 弥生製品(Misoca/弥生販売 +クラウド)から直接スマート証憑管理に保存する

(受領・発行)手動でスマート証憑管理にアップロードする

手動でスマート証憑管理にアップロードする方法は、2つあります。

  • スマート証憑管理のアップロード画面から証憑を保存する

    アップロード画面

  • 弥生会計 +クラウド/やよいの青色申告 +クラウドの証憑ビューアーから証憑を保存する

手動でスマート証憑管理にアップロードする場合、保存を開始する前に事務処理規程(訂正及び削除の防止に関する事務処理の規程)の準備が必要です。※1

事務処理規程のサンプルは以下をご利用ください。

具体的な操作手順は以下FAQをご確認ください。

  • ※1手動アップロードの場合、受領~アップロードまでの間に『書類改ざんの余地がある』とみなされます。そのため、改ざんを行わない旨を記載した事務処理規程を作成し、規程に沿った運用を行う必要があります。

(受領)取込専用メールアドレスを利用して保存する

スマート証憑管理には「取込専用メールアドレス」を発行する機能があります。取引先に「取込専用メールアドレス」をメールの宛先またはCCに追加してもらうことで、取引先からメールで送られた書類がスマート証憑管理に直接取り込まれます。

取込専用メールアドレス発行画面

受信した書類の取込画面

具体的な操作手順は以下FAQをご確認ください。

(発行)弥生製品(Misoca/弥生販売 +クラウド)から直接スマート証憑管理に保存する

Misoca、弥生販売 +クラウドで作成・発行した証憑は、直接スマート証憑管理に保存できます。

  • Misocaから直接スマート証憑管理に保存する

    見積書・納品書・請求書の控えをスマート証憑管理に保管できます。

    Misoca

  • 弥生販売 +クラウドから直接スマート証憑管理に保存する

    請求書・納品書・領収証(領収書)・支払明細書(仕入明細書)の控えをスマート証憑管理に保管できます。

    弥生販売 +クラウド

具体的な製品操作手順は以下FAQをご確認ください。

やよいの見積・納品・請求書 +クラウドで作成した書類は、スマート証憑管理に直接保存はできません。手動でスマート証憑管理にアップロードしてください。

詳細情報の設定

電子帳簿保存法の要件の一つに、保管した書類を金額や取引先名で検索できる状態にすることがあります。そのため、アップロード後は、必ず金額や取引先名などの情報設定が必要です。

情報設定は、手動またはAI-OCRによる文字情報の自動読み取りを利用して行います。ただし、Misoca/弥生販売 +クラウドから直接スマート証憑管理に保存した書類は、保存時に詳細情報も連携されるため、詳細情報設定の操作は不要です。

具体的な製品操作手順は以下FAQをご確認ください。

国税関係帳簿書類の電磁的記録による保存

弥生製品の国税関係帳簿・書類の対応状況は以下のとおりです。それぞれの製品で、具体的にどう対応するか確認しましょう。

  • 国税関係帳簿とは、仕訳帳、総勘定元帳などです。国税関係書類とは、損益計算書、貸借対照表などの決算関係書類書と、注文書、見積書などの取引関係書類です。国税関係帳簿書類の電磁的記録による保存に対応するには、ディスプレイ、プリンタの準備などの要件もあります。詳細は【任意】国税関係帳簿書類の電磁的記録による保存について知りたいを参照してください。

弥生製品の「国税関係帳簿書類の電磁的記録による保存」対応表

対応:対応
未対応:未対応
対象外:対象外※6

国税関係帳簿 国税関係書類
優良な電子帳簿保存 その他の電子帳簿保存 決算関係書類 取引関係書類
「やよいの青色申告 +クラウド」
「弥生会計 +クラウド」
対応※1・2・3 対応 対応 対象外
「やよいの白色申告 オンライン」
「やよいの青色申告 オンライン」
「弥生会計 オンライン」
未対応 対応 対応 対象外
「弥生販売 +クラウド」
「Misoca」
対象外 対象外 対象外 対応※4
「やよいの見積・納品・請求書 +クラウド」 対象外 対象外 対象外 未対応※5
  • ※1:公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)による認証を受けています。
  • ※2:固定資産台帳は優良な帳簿の電磁的記録による保存には対応していません。
  • ※3:優良な電子帳簿保存を行うには、事前に「電子帳簿保存の設定」が必要です。詳細はこちら新規タブで開くをご確認ください。
  • ※4:詳細は以下FAQを参照してください。
    「弥生販売 +クラウド」は電子帳簿保存法に対応していますか?新規タブで開く
    Misocaは電子帳簿保存法に対応していますか?新規タブで開く
  • ※5:「やよいの見積・納品・請求書 +クラウド」は国税関係帳簿書類の電磁的記録による保存に対応していません。
  • ※6:会計製品では「取引関係書類」は作成しないため、対象外としています。「弥生販売 +クラウド」「Misoca」「やよいの見積・納品・請求書 +クラウド」では国税関係帳簿、決算関係書類は作成しないため、対象外としています。

弥生会計 オンライン/やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンライン

電磁的記録による保存を行うには、保存開始前に事務処理規程の準備が必要です。事務処理規程のサンプルは以下をご利用ください。

事務処理規程を作成後は、そのまま製品をご利用いただくだけで、電磁的記録による保存(その他の電子帳簿保存)に対応できます。

弥生会計 +クラウド/やよいの青色申告 +クラウド

電磁的記録による保存を行うには、保存開始前に事務処理規程の準備が必要です。事務処理規程のサンプルは以下をご利用ください。

優良な電子帳簿保存を行うには、事前に「電子帳簿保存の設定」が必要です。

設定後は、そのまま製品をご利用いただくだけで、電磁的記録による保存(優良な電子帳簿保存)に対応できます。

詳細は以下のFAQをご確認ください。

Misoca

Misocaで作成した書類の電磁的記録による保存は、Misocaだけで対応する方法と、スマート証憑管理と連携・保存して対応する方法があります。

メリット 備考
スマート証憑管理と連携して対応(推奨) Misocaで発行していない書類も一元管理できる
  • スマート証憑管理は、「電子取引のデータ保存」「スキャナ保存」にも対応しています。そのため、電子取引を行った書類や、スキャンした書類も一元管理ができます。
見積書・納品書・請求書以外の書類は自動連携できない
Misocaだけで対応 Misocaで発行した全ての書類に対応できる Misocaで発行した書類であっても、電子データで発行したものはスマート証憑管理での保存が必要なため、Misoca・スマート証憑管理それぞれで書類の管理が必要

どちらで対応する場合も、保存開始前に事務処理規程の準備が必要です。事務処理規程のサンプルは以下をご利用ください。

事務処理規程を作成後は、そのまま製品をご利用いただくだけで電磁的記録による保存に対応できます。

弥生販売 +クラウド

弥生販売 +クラウドで作成した書類の電磁的記録による保存は、弥生販売 +クラウドだけで対応する方法と、スマート証憑管理と連携・保存して対応する方法があります。

メリット 備考
スマート証憑管理と連携して対応(推奨) 弥生販売 +クラウドで作成していない書類も一元管理できる
  • スマート証憑管理は、「電子取引のデータ保存」「スキャナ保存」にも対応しています。そのため、電子取引を行った書類や、スキャンした書類も一元管理ができます。
請求書・納品書・領収証(領収書)・支払明細書(仕入明細書)以外の書類は自動連携できない
弥生販売 +クラウドだけで対応 弥生販売 +クラウドで作成した全ての書類に対応できる 弥生販売 +クラウドで作成した書類であっても、電子データで発行したものはスマート証憑管理での保存が必要なため、弥生販売 +クラウド・スマート証憑管理それぞれで書類の管理が必要

どちらで対応する場合も、保存開始前に事務処理規程の準備が必要です。事務処理規程のサンプルは以下をご利用ください。

事務処理規程を作成後は、そのまま製品をご利用いただくだけで電磁的記録による保存に対応できます。

スキャナ保存

弥生製品を利用したスキャナ保存の対応は、スマート証憑管理で保存する方法と、スマート取引取込「スキャンデータ取込」※1で保存する方法があります。お勧めは、対応書類の種類が多いスマート証憑管理で保存する方法です。※2

電子帳簿保存法では、スキャナ保存をする際の画質要件が定められています。どちらで対応する場合も、画質要件を満たした読み取りができるスキャナを用意する必要があるので注意しましょう。

項目 内容 補足
一定水準以上の解像度及びカラー画像での読み取り
  • 解像度(200dpi以上) による読み取り
  • カラー画像による読み取り(赤・緑・青それぞれ256階調(約1677万色)以上)
一般書類の場合、カラー画像であることを要しないとされています。書類の区分(一般書類、重要書類)については、国税庁パンフレット新規タブで開くをご参照ください。
  • ※1スマート取引取込は、会計製品をご利用中の方(オンライン製品契約中またはあんしん保守サポート加入中)がご利用いただけます。
  • ※2スマート証憑管理に保存できる書類は、「領収書、請求書、納品書、見積書、仕入明細書、その他」です。スマート取引取込「スキャンデータ取込」で保存できる書類は、領収書のみです。

お勧め!スマート証憑管理で保存

スキャナ保存をする場合、保存開始前に事務処理規程などの準備が必要です。必要な書類は、証憑の受領から保存までにかかる期間(業務サイクル)によって異なります。

準備する書類 作成の要否 補足
事務手続きを明らかにした書類 必ず作成
事務処理規程(各事務の処理に関する規程) 証憑授受後速やか(概ね7営業日以内)に保存ができない場合に作成 スキャナ保存に準拠して保存する場合、証憑授受後速やか(概ね7営業日以内)に保存が必要ですが、事務処理規程に記載することで、保存までの期間を最長2か月+概ね7営業日以内に延長できます。

サンプルは以下をご利用ください。

事務手続きを明らかにした書類(必ず作成)

事務処理規程(必要に応じ作成)

事務処理規程の作成後は、スマート証憑管理にスキャンした書類を保存し、書類の詳細情報を設定することで、「スキャナ保存」に対応できます。

スキャンした書類は、手動でアップロードします。手動でアップロードする方法は、2つあります。

  • スマート証憑管理のアップロード画面から証憑を保存する
  • 弥生会計 +クラウド/やよいの青色申告 +クラウドの証憑ビューアーから証憑を保存する

具体的な操作手順は以下のFAQをご確認ください。

電子帳簿保存法の要件の一つに、保管した書類を金額や取引先名で検索できる状態にすることがあります。そのため、アップロード後は必ず金額や取引先名などの情報設定が必要です。情報設定は、手動またはAI-OCRによる文字情報の自動読み取りを利用して行います。具体的な操作手順は以下FAQをご確認ください。

スマート取引取込「スキャンデータ取込」で保存

スマート取引取込「スキャンデータ取込」で保存する場合も、保存開始前に事務処理規程などの準備が必要です。必要な書類は、証憑の受領から保存までにかかる期間(業務サイクル)によって異なります。国税庁が公開しているサンプルを参考に作成してください。

事務手続きを明らかにした書類(必ず作成)
事務処理規程(必要に応じ作成)

具体的な製品操作方法は以下FAQの「スキャナ保存制度の設定」をご確認ください。

弥生会計 オンライン/やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンライン
弥生会計 +クラウド/やよいの青色申告 +クラウド