「弥生PAPカンファレンス2016」アンケート結果・ご意見

今回のカンファレンスでは、会計事務所の業務効率化を支援するクラウドへの取り組みや自動化機能の強化など、顧問先支援を促進する新サービスや弥生の今後の計画をご紹介いたしました。

弊社では、会計事務所の皆さまの業務の効率化、最適化につながる製品・サービスの改善を継続して行ってまいります。そのため、クラウドへの取り組みの状況やお考えについてアンケートをお願いし、約500名の方にご回答をいただきました。ご協力をいただきました方には、この場をお借りして御礼申し上げます。

今後もパートナーである弥生PAP会員さまと共に顧問先でもある中小規模事業者の未来を共創していきたいと考えておりますので、ご協力を賜りますようお願いいたします。

カンファレンスへの参加目的

会計業界ではクラウド会計、FinTech、AIなどの言葉を耳にすることが増えてきており、クラウド会計市場の需要も伸びてきています。
今回のカンファレンスでは、そんなクラウド市場に対しての動向、クラウドアプリ、クラウド会計ソフトを使った弥生の取り組み(サービス)を中心に説明いたしました。
ご参加の目的は「クラウドマーケットの情報収集」が最も多く、会計事務所の方々もクラウドアプリ(特に会計)への関心は高くなってきていることから、今回のカンファレンスでは皆さまの期待に応えることができたと考えております。

会計事務所のクラウド会計ソフト推奨状況


※N=278、弥生PAPアンケート(弥生調査, 2016年8月)

クラウド会計市場の拡大とともに感心が高まってきている一方で、クラウド会計ソフトを顧問先へ積極的に勧めている事務所はまだ10%程度に留まります。
顧問先が利用を希望すれば対応する声は最も多いですが、原則は弥生会計(デスクトップアプリ)でクラウド会計ソフトは非対応の事務所もまだまだ多いのが現状です。
会計ソフトとの連携性や操作性を考慮して、顧問先へ推奨するまでに至っていないことから会計事務所経由のオンライン普及はこれからとだいえます。

事務所の優先課題

会計業界を取り巻く状況が変化している中で、会計事務所の優先課題として最も挙げられているのが「業務効率化」です。
先述の回答から最大の課題である「業務効率化」を実現するための方法としてクラウド会計に大きな関心を寄せていると思われます。

カンファレンス資料(会計事務所が求めるのは業務効率性)


※N=278、弥生PAPアンケート(弥生調査, 2016年8月)

カンファレンス資料にもあるとおり、会計事務所が顧問先に導入する会計ソフトの選定基準として自社で使用しているソフトとの連携、すなわち会計事務所の「業務効率化」を重視していますが、クラウド会計ソフトと自社で使用しているソフトの連携に対する不安から、実際に推奨するまでに至っていません。
今後はソフトとの親和性や操作性の向上が普及のカギとなりそうです。

弥生会計AEと弥生会計オンラインのデータ共有機能は顧問先への「弥生会計オンライン」導入促進に有効か

この度のカンファレンスで提案した、会計事務所が重視する操作性、動作速度に対応する弥生会計AE (デスクトップアプリ)を使って、顧問先のデスクトップアプリ、クラウドアプリどちらのデータでもデータ共有がスムーズにできるようになったということについて、優先課題である「業務効率化」を求める会計事務所の皆さまの約8割強の方が「データ共有機能が導入促進に有効」と回答いただき、会計事務所業務にとっての有効性は一定の評価をいただけたものと考えております。

評価はいただけたものの、「もっと詳しくみてみないとわからない」「実際に操作してみたい」」などのコメントも頂戴しております。これに対しては、営業が個別にご意見ご要望をお伺いして対応するようにしておりますので、ぜひお問合せください。

弥生は製品とサービスで、事務所の業務効率化を図り、事務所業務のコストダウンとスピードアップ、顧問先への提供価値の向上につながるよう支援してまいります。

弥生株式会社 カスタマーセンター

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