弥生PAPカンファレンス 2018 夏
開催レポート

  • 6/7大阪会場(梅田スカイビル)
  • 6/20東京会場(ベルサール秋葉原)
  • 7/4名古屋会場(JPタワー名古屋)
  • 7/6広島会場(TKPガーデンシティPREMIUM広島駅前)
  • 7/13福岡会場(アクロス福岡)

2018年6月~7月、全国5都市にて「弥生PAPカンファレンス 2018 夏」を開催しました。

今回は、弥生製品・サービスや連動ソリューションを有効に活用して業務効率化に成功している会計事務所の事例発表を中心に、弥生の今後の取り組みや方向性などをお伝えしました。
同時に、事例の中で紹介された製品をご覧いただける連動ソリューション展示を、カンファレンスの後には会員の皆様との親睦を深めるために、交流会を実施いたしました。

弥生のプレゼン内容

弥生の現状と今後の計画について

弥生株式会社
取締役 マーケティング本部長
飯野 弘也

以前より「業務3.0」についてはお話させていただいておりますが、今回改めて、弥生が目指す「業務3.0」の姿と、その実現に向けた活動について、進捗をご報告させていただきました。本パートは、カンファレンス終了後のアンケートでも、「参考になった」とのご意見や弥生の今後に期待をしてくださるコメントを多数いただきました。

業務3.0は会計から商取引、給与・労務の領域に拡大

弥生は、今まで弥生PAPの皆様とともに、事業者に対して集計業務の自動化を中心として業務効率化を実現してきました。でも、集計するためのデータ入力を手作業で行っていれば、その作業負荷が大きい。それを解決するのが、業務3.0です。
業務3.0では、IT、AI、クラウド、APIなどのテクノロジーを活用し、ステークホルダーや複数業務を有機的に繋げることで、二重作業やタイムラグが排除され、業務全体を効率化できます。

「スマート取引取込」を大幅リニューアル、処理スピードが改善

会計業務3.0の代表とも言える「スマート取引取込」機能を全面的にリニューアルしました。内部構造を抜本的に刷新したことで、処理スピードが大幅に改善、仕訳の推論精度も業界最高の水準に達しています。また、弥生PAP会員の皆様からのご要望の多かった明細並び順の問題解決などを順次反映することで、会計事務所にとってより使い勝手の良い機能になっています。
「スマート取引取込」は「弥生ドライブ」とともに、事業者・会計事務所ともに利用数が増えており、これらの機能が浸透していることを実感しています。今後も各金融機関とのAPI連携など、機能と利便性の強化を進めていきます。 商取引3.0、給与・労務3.0についても、行政の動向などを確認しながら、サービスの開発を計画しております。

今後予測される大規模な法令改正への対応

ここ数年は、「消費税率引き上げ」や「働き方改革関連法案」など、法令改正に関する動きが活発です。ご存知のとおり、法令改正は、業務ソフトやサービスに、大きな影響が発生します。弥生製品をご利用の事業者や会計事務所の業務を滞りなく行える環境を整備するために、今後施行予定の法令改正への対応を最優先します。

弥生PAP向けのサービスを強化して、ともに事業者を支援

アンケートや調査の結果、弥生PAP会員の皆様から弥生への期待値の高い「業務効率化」「顧問先拡大」「付加価値提供」を軸にサービスを強化します。現在開発中のサービスについては、今後、会報誌や会員専用Webサイトでご案内していきます。

スマート取引取込のご紹介(デモンストレーション)

弥生株式会社
営業推進部パートナー支援課
松原 里英

取引データを取り込み、仕訳を登録するまでの一連の作業を、操
作画面遷移で説明しました。

「スマート取引取込」で取り込めるデータと取込方法は、大きく分類すると

  • 口座連携による取り込み
  • スキャンデータ取込
  • 外部サービス連携による取り込み
  • 入出金明細取込

があります。そのうち、「口座連携による取り込み」と「入出金明細取込」について、デモンストレーションを行いました。

アルトア オンライン融資サービスのご紹介

弥生株式会社 岡本 浩一郎

弥生株式会社
代表取締役社長
岡本 浩一郎

アルトア株式会社は、弥生と弥生の親会社であるオリックス株式会社が2017年2月に設立した会社です。設立の経緯や、提供するサービス「アルトア オンライン融資サービス」のご紹介しました。

弥生のDNAを受け継いで生まれたアルトア

会計の本質的な価値は、申告や銀行のためだけでなく、事業者が事業の状況を正確に、かつタイムリーに把握することです。今資金は足りているのか、今資金を増やすべきなのかなど、経営判断をするために会計ソフトは有効です。しかし、いざ資金が必要になったときに、会計ソフトでは資金を調達することができません。円滑な資金調達を通じて、事業者の事業の発展と継続を支援するためにアルトアを設立しました。

弥生会計のデータのみで審査可能、来店不要、オンラインでお借入申込

事業者にとって、資金は事業発展、継続のために不可欠の存在です。しかしながら、いざ資金を調達しようとしても、決算書や事業計画などの書類作成・提出、金融機関の審査が必要で、時間と手間がかかります。また、金融機関からすると、小規模事業者向けの短期・小口融資は審査に時間と手間がかかるために採算が取りにくく、積極的とはいえません。
「アルトア オンライン融資サービス」は、アカウント登録、融資申し込み、ご契約・ご入金の3ステップで完了します。初回で最短2~3日、2回目以降は即日融資が可能です。借入の際に必要となるのは、弥生会計のデータのみ。決算書や事業計画書といった書類の作成・提出は必要ありません。また、契約書への捺印は不要で、来店の必要もありません。保証人や担保も一切不要です。融資額は50~300万円、金利は3.8%~14.8%、返済方法は、元金均等返済方式もしくは期日一括返済方式で、返済期間は最長12カ月となっています。

会計事務所とアルトア

アルトアは昨年12月に営業を開始し、会計事務所の先生方からのご紹介が増えています。
融資に対してスピードと利便性を求める、金融機関との付き合いが浅い、などの事業者にとって、「アルトア オンライン融資サービス」を選択肢のひとつとして活用して欲しいと考えています。

弥生PAP会員の事例発表

最近は、自動化やソリューション連携に興味をお持ちだったり、取り組みはじめている会計事務所が多くなっています。カンファレンスでの事例発表は、ご来場いただいた多くの皆様にご好評いただいたいるパートです。同じツールでも、各現場での使い方は様々です。複数のツールの組み合わせや、ちょっとした工夫を知ることで、さらに便利にご活用いただけることもあります。 今回は、「自計化」と「記帳代行」の業務効率化をテーマに、「弥生会計 AE」の活用方法や各種クラウドサービス、連動ソリューションを、実際にどのように組み合わせて活用しているのか、5社の弥生PAP会員事務所様に、ご紹介いただきました。

自計化で業務効率を図る運用事例

ヒロ☆総合会計事務所 代表税理士 田淵 宏明様

ヒロ☆総合会計事務所 青木 椋汰様

付加価値アップと生産性向上の準備をしていますか?~AIと戦うのではなく、AIを味方につける!~

ヒロ☆総合会計事務所(発表会場:大阪・東京)

マーケティングと最新ITツールを積極的に活用

マーケティングを強化することで、集客に対する営業力を強化。6年前に集客目的で立ちあげたWebサイトでは、かなりよい成果を上げており、最近ではYouTubeも活用しています。「圧倒的なスピード感の追及」を経営理念のひとつに掲げられることからも、業務効率化には徹底していて、弥生会計と連動する「参謀役」や「達人シリーズ」、「弥生ドライブ」や「スマート取引取込」など、様々なITツールやサービスを活用して業務効率化と付加価値の提供を実現しています。

顧客の質の向上が業務効率化へ

無料相談を廃止して有料相談のみとするなど、値下げ値引きをしないことで質のいい顧客が集まるようになり、それが業務効率につながっています。

自計化のお客様、弥生ドライブの利用率90%!

顧客の企業規模や経理精度から、自計化と記帳代行のどちらが効率的か判断。現在は自計化と記帳代行は5:5の割合です。「弥生ドライブ」や「スマート取引取込」を自計化の顧問先に進めることは、顧問先も会計事務所にとっても作業時間を軽減できるので、積極的に導入を進めています。

片田会計事務所 公認会計士・税理士 片田 直樹様

弥生スマート取引取込活用で顧問先も事務所もWin-Winに

片田会計事務所(発表会場:名古屋)

「顧問先の自計化・自動化」が、融資の短期実行にもつながる

「顧客対応は税理士自らが行う」「地域金融機関とのコミュニケーションを大切にする」という事務所方針で、日々の業務に取り組んでいます。顧問先、地域金融機関、会計事務所の、三者のよりよい関係を追及するための手段の1つとして、「顧客自身が行う自計化」を推奨しています。
取引の入力は負荷のかかる作業なので、自動化のための「スマート取引取込」は、必ず活用したい機能です。しかし、インターネットバンキングの導入など、ハードルが高いのも事実。導入後のメリットを根気よく説明して、顧問先自身に自動化を取り入れた自計化を実施していただいています。その結果、顧問先の入力や会計事務所側の修正や追加作業などの負荷が軽減されます。実際に、とある顧客の例では、導入前は入力だけで手一杯、売上計上が現金主義で、そのままの試算表では融資申し込みに使えませんでした。導入後は効率化により売掛金計上での発生主義になり、業績把握が容易に。借入が必要な時も、相談から実行までの期間が短縮できました。

円滑な融資実行で、地域金融機関からの信頼も強化

地域金融機関とは、普段からコミュニケーションを取っています。時には、担当者からの税務の相談に、無料で対応することもあります。金融機関に優良な融資先を紹介できることで、さらに信頼関係が良好になっています。

顧問先の事業の継続や成長のために必要な「自計化」

顧問先の事業の成長のためには、顧問先自身が自計化できることがとても大切なことと考えています。経理を理解することで、将来の予測ができます。今後も、事業者のための自計化を進めていきます。

中村税務会計事務所 公認会計士・税理士 中村 晋一郎様

【弥生製品×クラウドサービス】で事務所も顧問先もラクになる!

中村税務会計事務(発表会場:広島・福岡)

顧問先に会計ソフトへの直接入力を求めない自計化

「ひとり事務所」なので、業務効率化はとても重要です。顧問先には自計化を強く推奨しています。ただし、いくら自計化してもそのデータに間違いが多ければ、後で確認や修正などの負担が生じます。そこで、「正確な原始データを作成する」ことに注力しています。顧問先が既に管理している取引関連データがあれば、それらをエクセルに日々入力をしてもらいます。会計ソフトへの直接入力より心理的ハードルが低く、受け入れてもらいやすいです。さらに、会計事務所のチェックは、会計データになる前の原始データ時点で行います。こうして「正確な原始データ」を作成しておけば、あとはCSVファイルにして、スマート取引取込に取り込むだけで仕訳の間違いはなくなり、会計ソフトでの修正や追加は、ほとんど発生しません。大部分が期中から発生主義で処理できているため、決算作業もラクになります。

顧客とはなるべく「会わない」コミュニケーション

顧客の訪問はなるべくしません。資料などはすべてデータでもらうことにしているので、紙の受け渡しはありません。弥生ドライブ、Dropboxなどのクラウドツールを活用して原始データなどを共有すれば、こまめにチェックができます。
連絡手段には、LINEやMessengerなどのSNSを利用しています。例えばデータをチェックしたときに、「確認しました!今週は売り上げが伸びましたね!」くらいの短いメッセージを気軽に送れるので、連絡の頻度が高くなり、むしろ活発なコミュニケーションをとることができています。

IT・AIツールは、思っているより簡単に使いこなせる!

多くの顧問先に様々なツールを導入していただいていますが、遅くても半年ほどで使いこなせるようになります。IT・AIツールの利用は、はじめは不慣れでも、思っているよりも簡単に使えますし、とにかく便利です。
今後登場する新しいアプリケーションを積極的に活用して今の作業時間を短縮して、空いた時間で、例えば会計事務所の位置づけががらっと変わるような、新しいサービスを提供したいと思っています。

記帳代行で業務効率を図る運用事例

税理士法人葵パートナーズ 代表社員・税理士 花田 一也様

税理士法人葵パートナーズ 代表社員・税理士 花田 直子様

税理士法人葵パートナーズ 税理士 渡邉 剛弘様

真の仕事をする決意 クラウドと弥生活用で歩んでいる道!

税理士法人葵パートナーズ(発表会場:大阪・名古屋)

「経理代行」に注力

6年ほど前から、経理部門業務を総合サポートする提案しています。これをはじめた当初は、業務に多くの時間を費やし、社員も疲弊して、苦労が多かったけれども、現在は、IT・AIツールを活用した「業務効率」と人材活用形態の拡張で、現在はしっかり軌道に乗り、順調に顧問先も増えています。

社員の役割を明確に。ルーティン作業は効率化して在宅スタッフへ

限られた時間内で業務を完了するために、「社員は『作業』をしない」という強い気持ちを徹底しています。入力業務や書類作成管理などのルーティンワークにあたる「作業」は、「サポートスタッフ」と呼んでいる在宅外注スタッフが行います。もともと誰でも使いやすい操作性の「弥生会計」、さらに「スマート取引取込」などのIT・AIツールを活用することで、誰でも大量の入力作業を短時間で処理できる環境を整えています。また、サポートスタッフには、フルタイムではなく、柔軟な条件で働きたい方、特に主婦や障害者の力を活用しています。さまざまなソリューション連携やIT・AIツールを使い倒し、なるべく人の手間を省くことで、社員やサポートスタッフは自分の仕事に集中できるため、事務所全体の残業時間はかなり少ないです。このように業務分担を明確にして、業務環境整備・人材育成をしていることが、現在の安定した事務所運営に繋がっています。

「IT、AIは会計業界全体のためになる」

こうした業務効率化から生まれる業務のスピードアップは、顧客満足度向上につながります。IT・AIツールを活用すれば、例えば「試算表を早くみたい」というお客様の要望も応えられます。また、IT技術を使うとお客様やスタッフとの距離が関係なくなり、顧客獲得や採用も全国展開が可能になると考えており、実際に一部が実現しています。

アトラス総合事務所 代表 井上 修様

アトラス総合事務所 リーダー 今井 英仁様

記帳代行業務の効率化促進 ~初めの一歩を踏出す決意~

アトラス総合事務所(発表会場:東京・広島・福岡)

「自動化・ソリューション連携」は、時代の流れ。使いこなせば、未来がある!

創業以来、自計化を推進してきましたが、最近は記帳代行にも積極的に取り組んでいます。記帳代行業務では、トレンドの「自動化・ソリューション連携」をとても効果的に活用できるからです。現在は、記帳代行に特化した支店も開設しています。トレンドに乗って積極的な活用方法を考えれば、できることが変わってきます。「IT・AI化は、決して脅威ではなく、効率化を推し進めるチャンスである」と捉えています。

自動化は手作業に比べて作業時間6割減!

手作業の効率が悪いことはわかっていましたが、「自動化」という新しい技術にチャレンジすることには、不安がありました。そこでまずは情報収集をし、デモンストレーションや研修で実際の動きを見て、これは使えると実感し、「自動化」に取り組む決意をしました。その結果、自動化は手作業に比べて、作業時間が6割削減できていると感じています。取引のデータ取り込みは、残高がはじめから合っていることが強みです。従来の手作業は「寸分違わずに正確に積み上げる」でしたが、自動取込では「一気に流し込んで整形する」方法なので、従来とは真逆のアプローチです。発想の転換をすることで、記帳業務が一気に効率化しました。早く正確にデータ入力ができることが重要であって、仕訳の手入力にこだわっても何ら付加価値を生まないという認識を持つことが大切です。

記帳代行では「ハイブリット型」のデスクトップが優位

スピード重視のプロが行う記帳代行業務には、現在のクラウドソフトの対応スピードには難があります。デスクトップ製品は動作が早く、さらに仕訳の視認性、確認や修正のしやすさに優位性があります。さらに「弥生会計 AE」なら、デスクトップ製品でありながらクラウド機能の「スマート取引取込」を使えるので、記帳代行にはハイブリット型の「弥生会計 AE」の活用が効果的です。今後は連携できるアプリの導入をお客様にすすめ、さらに記帳代行業務の手間を省けるようにしたいと考えています。

当日の発表資料をダウンロードできます(要ログイン)。

弥生PAPカンファレンス 2018 夏 発表資料(PDF 5.70MB)

ソリューション展示会

ソリューション展示会場全体(東京会場)

各メーカの展示ブースの様子(大阪会場)

商談スペースの様子

展示ブースでの製品デモンストレーション

弥生製品と連動するソリューション、合計11社15製品を展示しました。
事例発表で紹介されている連動ソリューションも展示しました。会場は、各メーカーの説明員から詳しい内容を聞いたり、商談スペースでご相談されている弥生PAP会員様で賑わいました。

出展メーカー/対象製品・サービス

  • アルトア株式会社/アルトア オンライン融資サービス
  • 株式会社NTTデータ/税務申告ソリューション「達人シリーズ」
  • MFAS株式会社/社長の経営決断応援システム「明快経営」
  • 有限会社コムブレイン/弥生販売専用POSレジシステム「YPOS」、弥生会計対応合算・連結集計 Ver.1.00「YCOS」
  • 三愛ケーアールディ株式会社/受注処理、顧客管理ソフト「マイティ通信販売」
  • プロ・ビジョン株式会社/会計参謀for弥生会計、会計参謀for弥生会計(古田土会計版)、決算参謀for弥生会計
  • 株式会社 Misoca/Misoca
  • 株式会社リクルートライフスタイル/Airレジ
  • 株式会社YKプランニング/財務維新
  • 株式会社ジャパンシステムイノベーション/JSI会計データ変換システム、JSI工事台帳lite

連動ソリューションの詳細はこちら

交流会

以前よりいただいていた、「登壇いただいた弥生PAP会員様ともっと詳しくお話をしたい」というご要望にお応えして、弥生PAP会員の皆様と弥生社員との交流・意見交換の場となる「交流会」を、初めて実施いたしました。
登壇いただいた弥生PAP会員様を含め多くの皆様にご参加いただきました。交流会中は頻繁に名刺交換がなされ、弥生PAP会員様同士で情報交換をされていました。
また、ソリューション展示で出展いただいたソリューションメーカー様にもご参加いただき、改めて各社製品のご紹介をしていただきました。
弥生社員も多くの弥生PAP会員の皆様と直接お話することができ、大変有意義な時間となりました。

「弥生PAPカンファレンス 2018 夏」アンケート結果

「弥生PAPカンファレンス 2018 夏」のアンケート結果を報告いたします。
今回のカンファレンスは、弥生製品及びサービスと、連動ソリューションによる業務効率化についてご紹介させていただきました。
ご参加いただいた皆様には今回もアンケートをお願いし、563名の方にご回答いただきました。改めてこの場をお借りして御礼申し上げます。

(有効回答数 563)

弥生のアップデート情報は、貴事務所にとって参考になりましたか?

85.2%
参考になった
大変参考になった25.7% 参考になった59.5% あまり参考にならなかった7.4% 参考にならなかった1.1% 無回答6.3%

弥生のアップデート情報は、85%の方に「大変参考になった」「参考になった」と回答いただきました。
業務3.0の進捗として、スマート取引取込の大幅刷新を報告、当日はデモンストレーションを実施しました。
また、弥生PAPサービスの強化ポイントである顧問先拡大の支援、付加価値提供の支援に対し期待の声をいただいております。
これからも会計事務所と顧問先の業務効率化の推進と、会計事務所が顧問先に対し提供するサービスの付加価値が向上していくよう努力してまいります。

弥生PAP会員による事例発表は、貴事務所にとって参考になりましたか?

86.9%
参考になった
大変参考になった35.0% 参考になった50.5% あまり参考にならなかった4.8% 参考にならなかった0.5% 無回答9.2%

事例発表について、ご参加の約87%の方から「大変参考になった」「参考になった」と回答いただきました。
毎回好評をいただいている事例発表ですが、入力の自動化やソリューション活用による業務効率化でもたらされた効果は、参加者の業務効率化を推進する動機付けになったと考えられます。
今後の事例紹介につきましては、弥生PAPカンファレンスや会報誌「弥生NEXT」等でご紹介してまいります。

弥生PAP会員が活用している「弥生会計 AE」 のご紹介

会計事務所向け弥生連動ソリューションは、貴事務所にとって参考になりましたか?

78.0%
参考になった
大変参考になった26.1% 参考になった51.9% あまり参考にならなかった7.2% 参考にならなかった0.7% 無回答14.1%

連動ソリューションについて、ご参加の78%の方から「大変参考になった」「参考になった」と回答いただきました。
事例発表での活用シーン紹介や、展示会場において実機で動きを体験いただけたことから、弥生製品・サービスと連携するソリューションの運用イメージを掴んでいただけたのではないでしょうか。

「弥生PAPカンファレンス 2018 夏」でご紹介した連動ソリューション

アルトアオンライン融資サービスは、貴事務所にとって参考になりましたか?

65.7%
参考になった
大変参考になった17.8% 参考になった47.9% あまり参考にならなかった9.9% 参考にならなかった2.3% 無回答22.2%

アルトアオンライン融資サービスについて、ご参加の約66%の方から「大変参考になった」「参考になった」と回答いただきました。
弥生PAP会員の皆様には、顧問先に対する資金調達の選択肢の一つとして紹介させていただきました。詳細な説明を希望される方や、資金調達支援に興味がある方が多いことから、今後、顧問先へ提供する新たな付加価値として需要があるものと思われます。

アルトア オンライン融資サービスのご紹介 新しいウィンドウで開く

弥生及び、連動ソリューションの活用による業務効率化で関心のある内容を教えてください

77.5%
仕訳入力の自動化に関心
仕訳入力の自動化77.5% 顧問先との会計データの共有46.1% 会計データと税務ソフトの連動37.5% 他社会計データを弥生会計データ列に変換27.5% 弥生会計データをもとに顧問先へ提供する付加価値資料の作成30.8% 監査業務の時間短縮19.7% 請求データやPOSレジデータと弥生会計の連動27.5% その他1.6% 無回答4.0%

業務効率化で関心のある内容は、ご参加の約78%の方が「仕訳入力の自動化」と回答いただきました。
更なる事例紹介の要望や、会計事務所でのRPA活用例を聞きたいといった声も多くいただき、自動化による業務効率化への関心が益々高まっていることがうかがい知れます。
また、スマート取引取込の機能拡充に対する期待の声を多くいただきました。弥生PAP会員の皆様からの要望にお応えすべくより一層努力してまいります。

仕訳入力を自動化し、記帳業務を効率化するスマート取引取込

【動画】スマート取引取込のご紹介(2分38秒)

【要ログイン】スマート取引取込 設定ガイド・運用ガイド

パソコンを使った研修会の参加に興味はありますか?

51.3%
研修会に参加したい
参加申し込み済7.6% 今後参加したい43.7% 参加したいが時間がとれない17.6% 興味がない8.5% 要望3.7% 無回答22.4%

研修会については、約50%の参加者から「参加申し込み済」、「今後参加したい」と回答いただきました。
以前より弥生PAP会員の事例発表に対し、具体的な使い方を知りたいという要望を多くいただいており、カンファレンスとは別に、全国16会場で研修会をご用意いたしました。
また、約18%の参加者から「参加したいが時間がとれない」と回答いただいており、研修会以外に具体的な内容をお伝えできる方法を検討してまいります。

【要ログイン】弥生のセミナー・イベント一覧

総括

今回の弥生PAPカンファレンスでは、会計事務所の皆様が抱える課題を解決するための情報提供として、自計化、記帳代行それぞれで業務効率を図る運用事例発表と、連携ソリューションの紹介を行いました。アンケートでは、ご参加いただいた方からの、さらなる業務効率化の推進、顧問先への付加価値提供への期待を多くいただいております。引き続き、皆様からのご要望等を反映し機能拡充・サービス強化を図ってまいります。
今後もパートナーである弥生PAP会員様と共に顧問先でもある中小規模事業者様の未来を共創していきたいと考えておりますので、ご協力を賜りますようお願いいたします。

ご質問・お問い合わせ

カンファレンスで紹介している弥生製品・サービスについて、ご質問やご要望がございましたら、弥生カスタマーセンターへお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせはこちら

弥生株式会社 カスタマーセンター03-5207-8857

受付時間 9:30~12:00/13:00~17:30(土・日・祝日、および弊社休業日を除きます)