資金調達ナビ

アルトアインタビュー

弥生株式会社の子会社で、オンライン融資サービスを提供しているアルトア株式会社。アルトア株式会社はどのような会社なのか、アルトア株式会社でサービス立ち上げを担当した小松一也にインタビューを行いました。

インタビュアー:吉田 学(財務・資金調達コンサルタント)

株式会社MBSコンサルティング代表取締役。1998年の起業以来、「資金繰り・資金調達支援」に特化して創業者や中小事業者を支援。これまでに1,000 社以上の資金調達相談・支援を行い、その資金調達支援総額は20億円超。
主な著書に、「社長のための資金調達100の方法」(ダイヤモンド社)、「究極の資金調達マニュアル」(こう書房)、「税理士・認定支援機関のための資金調達支援ガイド」(中央経済社)などがある。

また、全国の経営者・士業などを対象にした会員制の資金調達勉強会「資金調達サポート会(FSS)」を主催している。

業歴の短いお客さまや地方のお客さまの利用も多い

1期分の会計データがあれば申し込みできるので業歴が短くても利用できる

吉田:

アルトアさんは創業から2年で順調に利用者が増えておられるようですね。借り手であるお客さまはどういう事業者さんが多いのですか?

アルトア株式会社 取締役 小松一也
小松:

お蔭さまで色々な業種の全国のお客さまに利用していただいております。
特徴的なところとしては、まず業歴の短いお客さまが比較的多いことですね。起業5期目までのお客さまがお申し込みの3割ぐらいを占めています。

吉田:

3割は多いですね。

小松:

融資の審査をするためには、お客さまの事業の成長や継続性をみる必要があります。一般的な銀行さんは決算書に基づいて審査されますが、1期分では成長の様子や継続性についてはわかりませんから、3期分持ってきてくださいということになります。そのため、早くて4期目からが銀行さんとの本格的なお取引が始まるイメージがあります。

吉田:

はい、確かにそういうイメージかもしれませんね。

小松:

それに対してアルトアは会計データを1期分ご用意いただければ、お申し込み頂けます。会計データに基づいて、月別、場合によっては日別で、お客さまの事業の様子をAIで確認させていただくので1期分でも審査が可能なのです。従って、銀行さんではなかなか融資の審査対象にならない3期目までのお客さまでも審査の対象になるので、業歴の短いお客さまにご活用いただいているのだと思います。

吉田:

審査の元になる会計データについてですが、仕訳の仕方や記帳の頻度についてはどうですか?かなり丁寧にやっている必要があるのでしょうか?

小松:

「ここまでなら大丈夫」という具体的な線引きを申し上げるのは難しいですが、仕訳として一般的に許容されている範囲であれば十分に受付対象になります。

吉田:

日頃からきちんとやっていれば急に資金が必要になった時に、今あるデータをアップすればいいだけということですね。

小松:

多くのお客さまに支持いただいている理由の一つには、その手軽さもあるのかと思います。

吉田:

創業間もない事業者さんにとって、アルトアさんは心強い味方ということですね。

オンライン融資だから全国どこでも借りられる

吉田:

他にも特徴的なお客さま層はありますか?

小松:

銀行さんの支店がないエリアのお客さまからのお申し込みが増えています。例えば北海道は事業者数に対する申込数の比率が高いんですよね。お客さまの口コミで広がっているのではないかと想像しています。

吉田:

申し込みから融資の実行までオンラインでできて、足を運ばなくて済むオンライン融資の強みかもしれないですね。通常の銀行だったら、やっぱり支店がないと借りられませんから。北海道でも東京のアルトアさんに申し込みができるのは、オンライン融資の一つの特徴であり、これからの可能性でもありますね。

株式会社走るトマト様
小松:

お客さま全体に占める割合でいうと関東圏が多いですが、不便さがある地域のお客さまの方がオンライン融資の便利さを実感していただけているのではないかと思います。
例えば、弊社のお客さま事例として紹介させていただいている「走るトマト」さんは大分県で農業を営んでおられますが、山の中にある農園から金融機関に行くのが大変なため、オンラインで完結できる弊社をご利用いただいたと言っておられます。

吉田:

そういう事業者さんにとって本当にありがたいサービスですよね。

AIオンライン融資事業を始めた経緯と想い

創業の想いは「“事業コンシェルジュ”としてお客さまのお役に立ちたい」

吉田:

2017年の2月に設立されて、12月からオンライン融資事業を始められましたよね。その頃、弥生さんに対しては会計ソフトウェアを作っている会社というイメージを持っていました。そこが融資の実行まで一貫したサービスをやると聞いて、「えっ」と驚きました。
どんな想いがあって、どういう経緯でこのアルトアという会社を創られて、オンライン、AIオンライン融資の分野に参入されたのか。その辺のお話をお聞かせいただけますか?

弥生株式会社・アルトア株式会社 代表取締役社長 岡本浩一郎
小松:

それについてはもう岡本、代表の岡本のですね、想い一点に尽きると思っております。
これまでも弥生会計という「事業の成績を計るツール」を提供することで、企業のお役に立ててきたと思ってはいます。そこに安住せずにもっと広い範囲でお手伝いをしたいという想いから、「事業コンシェルジュ」という構想を掲げています。事業コンシェルジュの重要な役割の一つとして融資をやりたいということでアルトアを始めました。

吉田:

コンシェルジュの役割の中でいち早く融資事業を始められた背景にはオリックスグループさんも関係しているのでしょうか?

小松:

はい、弥生のテクノロジーとオリックスグループの金融ノウハウが融合してアルトアのサービスが可能になりました。

会計データの強みを生かしてオンライン融資をAIで

吉田:

融資の中でもオンライン融資でAIという最先端に入られたのは、何か強いきっかけがあったのですか? 海外に比べて日本のオンライン融資市場がまだ小さいということをよくご存じだと思いますが。

小松:

中国やアメリカだとオンライン融資は既に当たり前の世界になっていますよね。日本は遅れていると思いますが、遅れたからこそ海外を見ながらしっかりとできることもあると思います。
例えば、日本では融資の健全性の概念が根付いていて金利の上限も15%~20%と法律で決められています。その範囲の金利で貸付していくとなると融資の判断の精度を高くする必要があります。

吉田:

そこは金利の上限の設定が高く、返済不能となるリスクを高金利でカバーできる海外との違いですね。

小松:

融資のお申込みをいただくと、与信モデルが会計データを分析し、お客さまの与信ランクを決定します。このランクによって融資の可否や融資可能額、利率が決まります。与信ランクを適切に決定するために、与信モデルの精度が重要なのです。
精度の高い与信モデルを作りあげる上で、会計データは大きな可能性を秘めていると思います。お客さまの事業がリアルタイムで動いていく状態の評価が360度全体でできるのは、会計データだけだと思いますので。

  • 人ではなくコンピュータシステムが、統計学やAIを使って信用度を判断する仕組み
吉田:

なるほど。弥生会計のデータを入力とすれば、高精度な判断ができる与信モデルが作れるだろうと考え、融資するところまで一貫したサービスとしてアルトアさんを開始されたのですね。
国内のAIオンライン融資事業者の中では、アルトアさんがリーディングカンパニーだと僕は考えています。その理由は正にこの一貫したサービスを提供しておられるという点です。

小松:

おっしゃる通り会計データを連携するだけでなく、会計データそのものを評価しにいくところまでやっている会社は少ないですね。まず、与信モデルを作ること自体が簡単ではありません。ビッグデータがないと作れない上に、どれだけ返済できなくなるかといったデータも併せて揃える必要があります。日本でそこまでできるプレーヤーはそんなにはいないと思っています。

AI与信モデルが仕訳から融資を判断

AIが読み取るのは仕訳データそのもの

吉田:

オンライン融資に興味を持っている事業者さんの一番聞きたいところは、AIが会計ソフトのデータの何を読み取って、どのように判断するのか、どういう場合に融資してもらえるのかというところだと思います。それについて教えていただけますか?

小松:

仕訳そのものを評価しているということですね。銀行さんですと仕訳を集計した決算を元に評価されます。
我々は、短期のご融資を前提に日々の動きそのものを評価させていただいていますので、銀行さんの評価とは必ずしも一致しません。そこは、銀行さんと差別化しているところです。

与信モデルの判定は400パターン。金利の平均値8%の前後に二つの山

吉田:

与信モデルを使って、金利はどのように決定しておられるのですか?

小松:

まず与信モデルでお客さまの状況を400パターンに分類しています。

吉田:

ほー、400パターンも。

小松:

はい。その400パターンに対して金利を設定しています。もちろんお取り扱いができないお客さまもいらっしゃいますが。

吉田:

そこまで細かくしてるんですね。凄いなぁ。

小松:

ご回答している金利は平均8パーセントなんですが、8パーセントを中心に釣り鐘型の分布をしているわけではなく、フタコブラクダのようになっています。5パーセント前後に評価がいいお客さまがぽーんと山を作っておられます。10パーセント前後に通常の銀行さんだとなかなか融資できないようなお客さまの山があるという分布になってます。

吉田:

なるほど、よくわかりました。オンライン融資にはとても大きな可能性があると思いますので。ぜひもう、先駆者企業として、アルトアさんには頑張ってもらいたいと思っています。

小松:

はい、頑張ります。

アルトア オンライン融資サービス

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