法務省令第十六号(2013年5月20日付官報)で、会社計算規則の一部を改正する省令が公布されました。 これにより、法人決算書のひな形に「前払年金費用」「退職給付引当金」科目が追加されることになりました。
改正内容
<施行日>
2013年4月1日
<適用開始時期>
2013年4月1日以後に開始する事業年度から適用されます。
<改正概要>
法人決算書(「貸借対照表」)のひな形に、以下の科目が追加されました。
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資産の部
[固定資産]-[投資その他の資産]区分に「前払年金費用」が追加されました。 -
負債の部
[固定負債]区分に「退職給付引当金」が追加されました。
『弥生会計』の対応について
『弥生会計 13』では、「退職給付引当金」科目はすでに設定済みですが、「前払年金費用」科目は初期値で設定されていない科目です。
『弥生会計 13』で「前払年金費用」科目が必要な場合は、科目の追加が必要です。
※『やよいの青色申告』をお使いのお客様には、今回の改正による変更はありません。