『弥生給与 12』『やよいの給与計算 12』 更新プログラム(Ver.15.0.3)

対応内容

『弥生給与 12 Ver.15.0.3』『やよいの給与計算 12 Ver.15.0.3』(以下、更新プログラム)は、以下の内容に対応しております。
【 仕様変更(改善) 】
次の仕様変更(改善)を行いました。
  • 差引過不足税額の精算と年調年度の更新時にシステムふせんの確認
    差引過不足税額の精算と年調年度の更新は、システムふせん(赤色のふせん)をすべてはがしたうえで行うようになりました。
    システムふせんが貼られたままの状態で、[年調]メニューの[明細入力<個人別>]、[明細入力<一覧表>](『弥生給与 12』のみ)、[過不足税額一覧表]から[差引過不足額を精算]ボタンを押して[精算実行]を行う際、または[年調]メニューの[年調処理を終了し新年度へ]を選択して年度更新を行うと、次のメッセージが表示されます。

システムふせん警告

メッセージが表示された場合、システムふせんをはがして処理をしていただく必要があります。
[システムふせんを確認する]ボタンをクリックします。
[年末調整]メイン画面が表示されます。

平成23年分 年末調整

表示されたナビの改ページをして最後まで内容を確認してください。
システムふせん(赤色のふせん)の内容を確認して、ふせんをはがしてください。

税額が再計算された

選択したシステムふせんに表示される「×」ボタンをクリックすると、ふせんをはがすことができます。
ふせんをすべてはがしましたら、改めて[差引過不足額を精算]または[年調処理を終了し新年度へ]の処理を行ってください。
  • 帳票の網掛けの変更
    帳票の網掛け部分を、以下のようにグレーの塗りつぶしに変更しました。

帳票の網掛け

【 不具合対応 】
次の不具合に対応しました。
  • システムふせん(赤色のふせん)が貼られた状態で年調年度の更新が正しく行われない
  • A4単票の源泉徴収票を印刷時に「PDFファイルの作成」を選択すると、枠外の文字列「給与支払報告書(個人別明細書)」が横向きになる
  • 印刷時に「PDFファイルの作成」を選択し、開いているPDFファイル名を指定して上書き保存をしようとすると、エラーで弥生給与が終了する
お客様へは多大なご迷惑をおかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。

オンラインアップデートを行う前の準備

  • 更新プログラムは『弥生給与 12』または『やよいの給与計算 12』の差分プログラムです。
  • アップデートは既に『弥生給与 12』または『やよいの給与計算 12』がインストールされているコンピュータで行ってください。

オンラインアップデートでの操作手順

  • ※ お客様の環境によっては ダウンロードに時間がかかる場合があります。
  • 1. メニューバーから[ヘルプ]−[オンラインアップデート]をクリックして[弥生オンラインアップデート]画面を表示します。
  • 2. モジュール名[弥生給与 Ver.15.0.3]または[やよいの給与計算 Ver.15.0.3]にチェックがはいっていることを確認します。

『弥生給与 12』『やよいの給与計算 12』その他の弥生製品が起動している場合は手順3.以降の手順を行う前に弥生製品を終了してください。

  • 3. [アップデート]ボタンをクリックします。画面の指示に従ってインストールします。
【注意】
セキュリティソフトをご利用の場合は、ダウンロード中のプログレスバーが最後まで進んでもファイルの更新に時間がかかることがあります。そのままの状態でしばらくお待ちください。しばらくすると作業が再開されます。
  • 4. インストールが完了すると[オンラインアップデートの完了]画面が表示されます。[OK]をクリックします。
更新プログラムのバージョンは「Ver.15.0.3」になります。バージョンの確認は、[ヘルプ]メニューの[バージョン情報]で確認できます。

セキュリティソフトの警告メッセージが表示された場合

インターネットに接続する際にセキュリティソフトが通信を制限しているとオンラインアップデートの機能が使用できない場合があります。
セキュリティソフトの警告メッセージが表示された場合は、弥生製品に関するプログラムの通信を許可してください。
許可するプログラムについては、Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[弥生シリーズ]−[弥生給与 12]−[はじめにお読みください]をクリックし「セキュリティプログラムの通信許可の設定」を参照してください。

更新プログラムによるデータチェック

システムふせん(赤色のふせん)が貼られた状態で年調年度の更新が正しく行われない不具合の対応により、更新プログラム適用後、初めて給与データを開く際に、給与データの状態をチェックする機能を搭載しています。
この機能は不具合に該当しないデータへもチェックを行います。
初めて給与データを開いたときに次のメッセージが表示されます。

更新プログラムによるデータチェック

[OK]ボタンをクリックすると、データのバックアップを自動でおこなった後、データのチェックが開始されます。
  • データチェックが終了後、メッセージが表示されない場合
    そのままデータをご利用いただいて問題ありません。
  • 「データの年調年度が正しく更新されていません。」とメッセージされた場合
    システムふせん(赤色のふせん)の不具合により、年調年度の更新が正しく行われていなかった場合、次のメッセージが表示されます。

インフォメーション

メッセージに従って年調年度の更新を行ってください。
すでに平成24年1月以降の「給与計算」または「賞与計算」をすすめている場合、年調年度の更新により、扶養親族の税額計算上の人数が変わり、所得税の金額が変更される可能性があります。
年調年度の更新後、所得税額を確認してください。
対象となるケースは「平成24年12月31日時点で16歳である控除対象扶養親族がいる従業員」です。
  • データチェックでエラーが発生した場合
    データの使用を中止して、表示されたエラーIDを弊社カスタマーセンターまでご連絡ください。
システムふせん(赤色のふせん)の不具合により、平成23年度の年末調整の計算結果や印刷物に問題が発生することはありません。
すでに年末調整計算を行っている場合、年末調整をやり直す必要はございません。
このたびはプログラムの不具合により、お客様に多大なご迷惑をおかけしましたことを、重ねてお詫びいたします。
今後はこのようなことの無きよう努めてまいりますので、引き続き弊社および弊社製品へ倍旧のご厚情を賜りたく、切にお願い申し上げます。