Value

価値観

創業時から大切にしてきた価値観、
変化の激しい時代でも変わらないもの。

弥生に根付くパイオニアスピリッツは、徹底した顧客目線とプロダクトへの愛情の上に成り立っていました。変化の激しい時代にあり大切にし続けることもある—— 一人ひとりの行動や意思決定の指針であり、組織文化を形づくる土台となる価値観を紹介します。

Values

弥生の価値基準 / 行動指針

弥生が大切にする5つの価値観

5つの価値観は、私たちがミッションを達成するうえで大切にしていきたい姿勢や行動を表したものです。それは単なるスローガンではなく、日々の仕事のなかで判断に迷ったときに立ち戻る、共通の“軸”でもあります。
テクノロジーの進化、働き方の多様化、そして社会の変化が加速する今だからこそ、私たちはこの価値観を道しるべとして、これからも弥生らしい挑戦を続けていきます。

  • 01

    “お客さま視点”
    で考えよう

    お客さま以上にお客さまの課題を理解し、
    期待を超える体験を届けよう

  • 02

    “好奇心”
    を燃やそう

    自分の好奇心を出発点にして主体的に動き、
    仲間とワクワクを広げよう

  • 03

    “挑戦”
    し続けよう

    小さな改善も、大胆なアイデアも。
    過去に囚われず、新しい常識をつくろう

  • 04

    “スピード”
    にこだわろう

    アウトプットまでを高速化し、
    成長のサイクルを速く回そう

  • 05

    “誠実”
    であろう

    すべての関係者・仲間・家族・自分自身に誠実に、
    誇りをもって働こう

CHRO Message

CHROメッセージ

一人ひとりが主役となる組織へ

私たちは今年、「弥生Style」という新しい人事ポリシーを定めました。これは会社から社員への一方的な約束ではありません。お客さまをはじめ、すべてのステークホルダーに成果で貢献している方や、成長を強く志す方に対して、弥生が全力でキャリア形成や人生そのものをサポートするという、会社から社員への約束でもあります。

私が人事施策の意思決定で特に大切にしているのは、「自ら決断し、最後までやり抜くリーダーを育てること」です。弥生は中小企業を元気にするインフラとして、日本で最も重要な存在になろうとしています。そのためには一人ひとりがリーダーシップを発揮し、組織全体のパフォーマンスを上げていくことが欠かせません。弥生では日々新しい挑戦が生まれており、多くの方がリーダーとして挑戦し、成長する機会があります。

弥生には創業以来の自由闊達で、仕事はもちろん人生の充実を大切にする文化があります。
一方で社会は変化しています。弥生もその変化に乗り遅れないように常にチャレンジし続ける必要があります。私たち人事チームは、弥生を選んだ方が活躍し続けたいと思えるよう、人事制度も組織のあり方も常にアップデートしていきます。

一人ひとりが自分らしく力を発揮し、チームとなってお客さまの成功を支えられる環境を創ることが、私の願いです。

執行役員 CHRO 大野道子

Culture

カルチャーについて

価値観が息づく現場から
弥生のインサイドストーリーをご紹介

弥生のValuesは、日々の業務の中でどのように体現されているのでしょうか。ここでは、実際に弥生で働く社員たちの取り組みを通じて、私たちの価値観がどのように現場で息づいているかをご紹介します。

  • Culture 01

    お客様以上にお客様を理解するために。
    自社で3年間実証した年末調整デジタル化

    体現されているValues

    • “お客さま視点”で考えよう

    • “挑戦”し続けよう

    新製品「弥生給与 Next」の年末調整機能開発において、コンセプトが曖昧で「全く新しいプロダクト」のイメージが掴めない状況がありました。開発チームは「考えるだけでなく実際に動くものを出し、フィードバックを得て輪郭を具体化する」というアプローチに踏み切る。開発開始から3年間、当時の社員約800名の年末調整を完全デジタル化し、自社製品を実際の業務で検証し続けました。

    初年度は責任者も含めて開発メンバーがSlackに張り付いて社員の質問に即座に対応。「もっとこうしたらいいかも」といった建設的なフィードバックが次々と寄せられ、それを製品改善に反映していきました。社員のセンシティブな情報を扱うプレッシャーの中、「動くものを出す」ことを最優先に、セキュリティを確保しながら利便性を段階的に向上。この継続的な実証により、お客様の実務で本当に役立つサービスが完成し、リリースに至りました。

    この挑戦を支えたのは、弥生が過去から受け継ぐ「みんなで一緒に新しいものを作り上げる」文化です。当時の社長をはじめ経営層が背中を押し、労務担当者も「新規プロジェクトに一緒に取り組めるのが楽しい」と前向きに参画。社員全員が協力的で、批判ではなく改善提案を積極的に寄せてくれる環境が、真にお客様目線での製品開発を実現しました。今ではこの「作って、触ってみる」プロセスが他の新製品開発にも浸透し、チーム全体でものづくりする弥生らしい開発文化の土台となっています。

  • Culture 02

    手を挙げて新しいキャリアへ。
    「ジョブぽす✋制度」が生み出す挑戦の文化

    体現されているValues

    • “挑戦”し続けよう

    • “好奇心”を燃やそう

    社員一人ひとりの成長とキャリア選択を支援するため、弥生では社内異動公募制度「ジョブぽす✋制度」を導入しました。従来の人事異動では上司や組織の判断で配属が決まることが多い中、この制度では社員が自らの意思で新しい部署への異動を希望でき、上司への許可も不要です。対象は外部採用で募集している全てのポジションで、選考プロセスも外部採用と同様に実施することで公平性を確保しています。

    制度名の「✋」には、「自ら手を挙げて進めていく」という主体性への想いが込められています。この仕組みにより、好奇心を持って新しい分野に挑戦したい社員が、自分の意志で次のステップを選択できるようになりました。また、意欲の高い人材が適切な部署に配置されることで、組織全体のパフォーマンス向上も期待されています。

    この制度が生まれた背景には、「社員の多様なスキルや経験を最大限に活かし、新しい役割やプロジェクトに挑戦できる機会を提供したい」という弥生の想いがあります。組織が社員の挑戦を後押しし、個人の好奇心や成長意欲を大切にする文化が、一人ひとりのキャリア形成と会社全体の発展を同時に実現する土台となっているのです。

  • Culture 03

    エンジニアがお客様の声を聴いてみた。
    開発現場に生まれた顧客目線

    体現されているValues

    • “お客さま視点”で考えよう

    • “好奇心”を燃やそう

    開発部門に「エンジニア目線と顧客目線の両立」という新たな目標が追加された際、弥生会計開発チームでは課題がありました。エンジニアがお客様と直接関わる機会がなく、お客様に対する解像度が低い状態だったのです。そこで若手エンジニアが「お客様の声を知りたい」という好奇心から、「顧客対応音声を聞く会」を企画しました。

    カスタマーセンターに協力を依頼し、インボイス制度の問い合わせや障害対応、機能への質問など3本の音声をチーム全員で聴取。参加した20名のエンジニアからは「自分の仕事がどう活きているかを知ることができて嬉しい」「ユーザーの目線を想像する解像度を高められそう」といった反応が寄せられました。さらにCS本部との交流会も開催し、お客様対応のプロと直接対話することで、製品への愛とお客様への思いを共有しました。

    この取り組みにより、エンジニアとカスタマーセンターの間で「遠慮や不安による壁を取り除く」ことができ、テキストだけでなくZoomで気軽に連携を取る関係性が生まれました。一人の好奇心から始まった行動が組織全体の顧客目線醸成につながり、「同じ製品に携わる者同士」としての一体感を育む文化を築いているのです。

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弥生の仲間一同、あなたにお会いできる日を心より楽しみにしています。