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顧問先も会計事務所もwin-winな解決法―「スマート取引取込」
- 簿記に不慣れで、自分には入力できないと思い込み、自計化してくれない
- 忙しくて仕訳入力に時間を割いてもらえない
そんな顧問先、少なくないですよね。
会計事務所がいくら記帳代行メインから自計化メインにシフトしたくても、顧問先自身が「それならやってみよう」と思ってくれなければ、なかなか思うように進みません。
ここでは、顧問先にストレスなく自計化に移行してもらい、ひいては会計事務所の負担も減らすことができる方法をご紹介します。
自計化促進に有効なツール
スマート取引取込
「スマート取引取込」とは、入力業務を自動化して、入力やチェックにかけていた時間を大幅に削減できる、弥生が提供するクラウドサービスです。
このサービスを顧問先に利用してもらうと、顧問先の入力にかかる時間と、会計事務所のチェック・修正にかかる時間が大幅に削減できます。
しかし、いきなり顧問先に利用開始してもらうと、導入時点で挫折してしまうケースがあるようです。
実は、最初は会計事務所側でひと手間かけるのが導入成功の秘訣なんです。その秘訣を次の段落でご紹介します。
- ※ 「スマート取引取込」を利用するには、顧問先があんしん保守サポートに加入している必要があります。
自計化促進成功の秘訣
スマート取引取込は、レシートや銀行口座の明細など、取引情報を取り込むと、そこに記された摘要から勘定科目を推論して仕訳に自動変換してくれる仕組みです。
初めて利用する際は、全てのユーザーの利用履歴から、紐づけられる頻度の最も高い勘定科目が自動選択されます。そのため、本当に選択したかった勘定科目ではないものが選択されることがあります。勘定科目の紐づけを修正すると学習機能が働き、使えば使うほど、いわばお客様オリジナルの高精度な自動仕訳システムへと育っていきます。
ところが、簿記に不慣れな顧問先が自身で勘定科目の修正をしようとすると、難しくて挫折してしまったり、誤った学習をさせて使いにくいものになってしまって利用を諦めてしまう場合があります。
そこで、導入時は、顧問先のスマート取引取込を会計事務所でも操作できるように設定したうえで、会計事務所側で修正するのがオススメなんです。そうすることで、短期間で使いやすい状態を整えることができます。
使いやすい状態に整ったら、顧問先にバトンを渡し、本格運用開始!
顧問先は取引情報を取り込むだけで仕訳入力が完了します。簿記に不慣れだったり忙しかったりでなかなか自計化してくれなかった顧問先も、「それならやってみようかな」と言ってくれそうな気がしませんか?
ご利用の流れ
アカウントの準備
はじめてスマート取引取込を利用する場合は、会計事務所と顧問先それぞれで次の準備が必要です。1度行えば、次回からは省略できます。
- 弥生IDの登録
- 保有製品情報の登録
詳しい手順は以下のガイドでご確認いただけます。
「弥生IDを使って利用する 弥生PAP会員サービス導入ガイド」
- ※ 弊社サービスのご利用状況によって、既に「弥生ID」「保有製品情報」のいずれか、もしくは両方を登録されている場合もあります。
スマート取引取込を会計事務所と顧問先で利用する設定
アカウント(弥生ID)が準備できたら、次はスマート取引取込の設定です。
この設定を行うことで、顧問先の事業所データに紐づいたスマート取引取込を会計事務所側でも直接操作することができるようになります。
設定の流れは次の通りで、会計事務所と顧問先で連携しながら操作します。
-
STEP1
会計事務所から顧問先へ申請メールを送る
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STEP2
顧問先が承認操作を行う
-
STEP3
会計事務所と顧問先でスマート取引取込を利用する該当の事業所データに共有設定をかける
詳しい操作は、こちらでご確認いただけます。
「スマート取引取込」を会計事務所と顧問先で利用する 設定ガイド
文責者:寺西理奈
弥生株式会社 カスタマーセンター
03-5207-8857
受付時間 9:30~12:00/13:00~17:30(土・日・祝日、および弊社休業日を除きます。)