大変だ!期中の急な科目体系変更で、入力済み仕訳を修正しなくっちゃ・・・ いっそ科目体系変更を来期に延期?いえいえ大丈夫です! 大変だ!期中の急な科目体系変更で、入力済み仕訳を修正しなくっちゃ・・・ いっそ科目体系変更を来期に延期?いえいえ大丈夫です!

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勘定科目を一瞬で置き換える方法

顧問先の事業拡大や業務変更などにより、会計期間の期中にこんなこと発生していませんか?

  • 1つだった普通預金口座を複数扱うことになった
  • ざっくりと「雑費」にしていた経費を細分化した科目で管理することになった

こんなことが期の終盤に発生したら…考えただけでも頭が痛くなりそうですよね。

ご承知の通り、既に入力した仕訳を1つずつ修正するのは手間と時間が掛かります。
緊急を要するものでなければ、科目体系の見直しは来期から、とすることもあるでしょうが、そうもいかないケースでは、今期は科目を新規登録するなどして、とりあえず運用されることもあるのではないでしょうか。

でも「仕訳一括置換」の機能を使えば、今すぐ必要な科目体系で運用できるようになるんです。ぜひお試しください!

「仕訳一括置換」とは

登録済みの仕訳を変換したい内容に一括で置き換えることができる機能です。複数の仕訳に対して同じ内容の変更をまとめて行えるので作業時間が短縮できます。
ここでは「科目」の一括置換をご紹介します。

仕訳一括置換を行う方法は2つあります。

帳簿や伝票画面の[置換]ボタンをクリックして行う方法

各帳簿・伝票画面に[置換]ボタンが用意されています。
拡大する
図① 帳簿・伝票画面

メニューから直接[仕訳一括置換]ウィンドウを表示して行う方法

拡大する
図② [仕訳一括置換]メニュー

どちらも、対象となる仕訳を絞り込んでから一括置換を行います。
ここでは、左図の方法で仕訳日記帳を使って説明します。

「仕訳一括置換」が活躍する場面と利用の流れ

科目の置換が必要となるのは、例えば以下のようなケースが多いのではないでしょうか。

  • 科目が「普通預金/補助科目なし」の取引を「普通預金/補助科目あり」にする
  • 継続的に買い足して使う必要があるものを雑費から消耗品費にする

これらの例を「仕訳一括置換」機能を使って修正する流れは、次の通りです。
新しく追加する科目の取引を入力する前に、入力済の仕訳を修正しておくのがオススメです。

  1. STEP1

    科目設定で振り分け先の科目を作成する

    振り分け先の銀行を登録します。 新しい銀行を登録します。
    拡大する
    図③ 科目設定
  2. STEP2

    置換の対象となる仕訳を検索して絞り込む

    ①クリックして「仕訳の検索」ウィンドウを開く ②チェック ③絞り込みたい対象の科目にチェック
    拡大する
    図④ 仕訳の検索
  3. STEP3

    仕訳一括置換を行って科目を一括修正する

    置き換えたい内容を指定します。 付箋にチェックをつけて設定しておくと、置換後の仕訳を付箋で確認することができます。(既に別の付箋が設定されている場合は付箋が上書きされます)
    拡大する
    図⑤ 置換の設定

一度に置換できるのは1つの項目のみです。置換したい項目が複数ある場合は繰り返して実行します。
仕訳一括置換の詳しい操作は、こちらでご確認いただけます。

FAQ「取引の[科目]を一括で修正したい」 新しいウィンドウで開く

「仕訳一括置換」機能は、科目のほかに税区分や摘要などの修正にも使えます。
ぜひ作業の時短にご活用ください!

文責者:松岡弘美

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