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税率8%を自動表示させる方法
消費税法の改正に伴って導入された軽減税率制度が実施されてから、もうすぐ2年。
当時は経理業務の変化に戸惑う顧問先の対応に追われた方も多かったとお聞きしました。
今はもう顧問先対応は落ち着いたとは言え、軽減税率制度が続く限り、複数税率を使い分けなければなりませんから、データのチェックを行う会計事務所の業務量は当時のままではないでしょうか。
ご存じの通り、弥生会計の仕訳の入力時には、取引日付から税率の初期値が自動判定されますが、経過措置や軽減税率対象品目により税率が異なる場合は、適切な税率の税区分に変更する必要があります。
がしかし!
弥生20シリーズからの機能として追加された科目設定の「税率」項目を設定しておけば、科目を選択するだけで税率が自動で表示されるんです。
税率を切り替える頻度が高い科目がある場合は、ぜひご利用ださい。
科目設定「税率」の設定
勘定科目や補助科目ごとに使用頻度の高い「税率」を設定します。あらかじめ設定しておくことで、取引入力時の税率切り替えの手間や誤りを軽減することができます。
初期設定は、取引日付から税率が自動判定される「標準自動」です。
税率を切り替えることなく入力するには?
補助科目を追加しても差し支えなければ、税率ごとに補助科目を作成して、補助科目に税率を設定する方法をお勧めします。
(ただし、年度の途中まで補助科目を使用せずに仕訳入力をしている場合は注意が必要です。必要に応じて、入力済みの仕訳を修正してください。)
加えて、勘定科目の「補助必須」にチェックを付けておくことをお勧めします。取引入力時に補助科目を入力しなかった場合に確認メッセージが表示されるので、補助科目の選択モレを防げます。
流れは次の通りです。
-
STEP1
勘定科目を選択して、[補助作成]をクリックする
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STEP2
税率の異なる補助科目を登録する
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STEP3
勘定科目の[補助必須]にチェックを付ける
設定方法はこちらでもご確認いただけます。
もっといろいろな便利な使い方が知りたい方へ
この記事でご紹介した科目の税率設定、いかがでしたか?
もっといろいろな便利な使い方を見たい方へは、自己学習ツールをご用意していますので、ぜひご活用ください。
「弥生会計 AE」 便利機能活用テキスト(ZIP 5.5MB)
- ※ 弥生PAP会員を対象としたセミナー「「弥生会計 AE」研修」の参加者に配布している教材です。講師の説明があることを前提に編集されていますので、説明が不十分な箇所がありましてもご容赦ください。
- ※ 弥生PAP会員様の自己学習以外での利用はご遠慮ください。
文責者:松岡弘美
弥生株式会社 カスタマーセンター
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