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- Backupフォルダーにある「$会社名-1.KD**.KB**」って何のファイル?それ、弥生会計がリスク回避のために作成したバックアップファイルです
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弥生会計の自動バックアップ機能をわかりやすく解説
大切な事業所データに突然のトラブルがあっても、すぐに対処できるよう、日頃から行っておきたいのがデータのバックアップです。
皆さんも何らかの方法でバックアップを取っていることと思います。
弥生会計には、事業所データを手動でバックアップする他に、自動でバックアップする機能がついていることをご存じでしょうか?
その機能を使うには、弥生会計の終了時にバックアップファイルを自動作成するよう設定されている必要があります。そうすると、データに変更があれば常にバックアップファイルが作成されるので、仮に手動でのバックアップファイルを取り忘れたとしても安心です。
- ※ バックアップは、作業が終了するたびに手動でバックアップすることをお勧めしています。
自動バックアップは、特定の条件下では実行されない(本文【補足】参照)こともあるため、あくまでも予備としてください。
実は、弥生会計の初期設定では自動バックアップをするようになっています。
そのため、気づかないうちに皆さんのPCにも自動作成されたバックアップファイルが保存されているのです。
これまでも、バックアップファイルが保存されているフォルダーの中に「$」マークや「-1」などの数字が付いたファイルがあるのを見つけて
「作成した覚えはないし、使わないけど、削除するのはちょっと怖いなぁ…」と、
そのままにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「$会社名-1.KD**.KB**」
そうです。それこそが自動作成されたバックアップファイルなんです!
自動でバックアップをしている様子は、弥生会計の終了時に一瞬だけ表示されるので、気づきにくいのですが、万が一に備えて弥生会計が粛々と実行しています。そして、自動作成されたバックアップファイルが規則正しく保存されているのです。
そこで今回は、弥生会計の自動バックアップ機能について説明します。
ご興味のある方は、是非このまま読み進めてください。
自動バックアップの設定を確認する
[環境設定]の[起動・終了]タブで確認します。
以下は、弥生会計の初期設定の画面です。
【補足】
自動バックアップをとるように設定をしても、以下のケースでは実行されません。
- データを開いただけで、内容を更新せずに弥生会計を終了したとき
- 手動バックアップをした後に、内容を更新せずに弥生会計を終了したとき
- 弥生会計を終了せずに、別の事業所データに切り替えたとき
- データ形式が「マルチユーザー 」のとき
- ※ 「マルチユーザー」のデータは、一括バックアップツールの自動バックアップ機能を利用ください。詳しくはこちら
バックアップファイルの名称
- 「$」マークや「.KD**」などの製品識別子が付きます。(**は製品バージョン名)
- 新旧を示す数字が付きます。履歴として保存する数を超えた場合は、一番古いファイルが削除されるので、常に「-1」が一番新しいファイルとなります。
自動バックアップを復元するには
手動のバックアップファイルを復元する時と同じです。
バックアップファイルをダブルクリック、もしくは以下の手順で復元します。
文責者:松岡弘美
弥生株式会社 カスタマーセンター
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