確定申告かんたん解説!
やよいの青色申告 オンラインなら、かんたんに確定申告書類の作成ができます!

入力のヒント 家事関連費の按分
「プライベート」と「仕事」両方で使用している
自家用車やパソコン等を経費として計上する方法とは?
合理的な説明ができるよう「按分(あんぶん)」する
個人事業主は、自宅の一室を仕事場にしたり、自宅の1階を店舗にしているなど、プライベートと事業で兼用するケースもあります。そのような場合、事業で使用する分は、経費として計上できます。このようなとき、プライベートと事業を分けるのに役立つのが「按分(あんぶん)」という考え方です。
按分の辞書的な意味は、「割合に応じて分けること」であり、確定申告や経費計算で按分といえば、主に個人事業主が支出した費用を、プライベートでの利用分と事業での利用分に振り分ける「家事按分(かじあんぶん)」を意味します。
家事按分のやり方に明確なルールはありません。個人事業主が家事按分を行う場合は、使用面積や業務時間、日数、使用時間などを基準とするのが一般的です。按分の際の基準は、「絶対にこうでなくてはいけない」ということはありませんし、「これが正解」と言い切れるものもありません。税務署に説明を求められた際に、合理的な説明ができることが重要です。
おもな家事関連費
家事按分の対象となる主な費用項目としては、家賃、水道光熱費、通信費、交際費、交通費などが挙げられます。

家事按分は、決算書作成前に行う大事な作業
「やよいの青色申告 オンライン」にも、簡単に家事按分を行える機能があります。
確定申告書を作成するうえでは、青色申告決算書が必要です。家事按分を行わないと1年間の収支が把握できず、青色申告決算書の作成ができません。日々の取引入力で家賃、ガソリン代、水道光熱費等を入力し、青色申告決算書を作成するときに按分を入力しましょう。
操作詳細
実際のやよいの青色申告 オンラインの操作画面を見ながらわかりやすく紹介しています。