大滝裕子税理士・行政書士事務所
代表 大滝 裕子 さま
自動でできることは簡素化して、本当にお客さまのためになることに取り組みたい。
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さきがけ税理士法人さま
黒川税理士事務所は、東京西部・多摩地区を中心に融資と創業支援に実績があります。
スタッフの平均年齢は31歳と若く、伸び伸びと明るい雰囲気のオフィスが印象的です。「最近、多摩地区で開業したのには何か戦略があったんですよね、と聞かれることが多いのですが、独立当時は本当にまったく考えていませんでした」と笑う黒川所長にお話を伺いました。
この記事は2017年4月時点の内容です。
税理士試験を終えて会計事務所に入ったとき、10年くらい経験を積んでから独立というイメージでいたのですが、衝動的に「20代のうちに独立したい」と決意して、29歳で自宅兼事務所を構えました。ただ準備もあまりしていなくて、完全にゼロからのスタートだったので、開業当初は暇を持て余していました。
黒字化したのは4年目からです。私の癖でどうしても人を多く雇ってしまって、固定費が先に伸びてしまっていたのです。固定費の伸びに4年目で売上の伸びが追いついてきた感じですね。
事務所の公式サイトはリニューアルしてから集客できています。事務所のカラーをどんどんオープンにすることを心がけていて、スタッフのキャラクターを全面に出した作りにしています。
こういうのは好き嫌いがあって、好きなお客さんが来てくれているのだと思います。
「弥生会計」を使い始めたのは開業3年目です。
起業したてのお客さまの場合、こちらが毎月訪問しますといっても、自宅が事務所で、子育てをしているため逆に来られると困る方も多いのです。
毎月訪問しない分、料金もお値引きしてとなると、会計ソフトもコストパフォーマンスを重視しないといけないと考え、選びました。もともと勤務時代には「弥生会計」を使っていて、入力は速いですし辞書の機能も便利ですよね。
当社は記帳代行の方も多いのですが、すべて含めるとお客さまの7〜8割くらいは「弥生会計」を使っています。
テクノロジーの進化に伴う会計業界の未来について、私の周りでも深刻に受け止めている人もいれば、何も感じていない人もいます。正直に言うと、よく分からないんです。
我々の親の世代、祖父の世代だと、そろばん弾いて手書きで帳簿つけてという時代で、そこに弥生さんみたいな会計ソフトが登場したときにも同じような話はあったと思うんですよね。仕事がなくなるよ、とか。
ただ実感として、いま我々の仕事はなくなっていなくて、税理士業界としての市場規模も微増です。緩やかに変わっていくんだろうとは思います。マーケティング、経営計画という話が出てきたりして、我々も経営サポートに力を入れています。
一方で税理士の専門性に立ち返ろうという声も聞きます。自動化になっても、税務判断や対策といった税法に関しては一番の占有業務ですので。もし私が起業家だとして明日開業するなら、やはり税理士に丸投げします。
面倒なところは人に任せて、本業に集中した方が成功する確率は高いと思います。
規模の大きいところや奥さんが経理をやりますというところには自計化の指導をしていますが、社長1人のところに自計化を勧めても困ってしまう方が多いのが現実です。
自動化はとことん突き詰めてもらって、真の完全自動化を早く実現してほしいですね。全部自動になればものすごく楽になる分、我々の仕事は減ると思いますが、それは時代の流れです。
弥生PAPに関しては、ライセンス料以外のメリットについて、我々が知らないことも多いのでもっとアピールしてほしいですね。
また、弥生でこういう機能あればいいのにという改善要望は、実際に現場で使っているスタッフからいくらでも出てくると思うので、そういったことを伝える窓口をより分かりやすくしてもらえるといいですね。
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