弥生PAP会員に聞く 弥生とのパートナーシップと未来への期待

「弥生会計」は非常に良くできたソフト
中小企業の経営をサポートするために自社ソフトとの連携を進めています

永田経営グループは、「長崎で一番経営のご相談に応えることのできる会計事務所を目指します」をモットーとして、経営サポートに注力している会計事務所です。
直近では、お客さまの経営をサポートするためのツールとして「MFas(エムファス)」という斬新なクラウドソフトを開発し、特許を取得しました。
「中小企業の方も含めて、税理士に経営相談をするという認識がまだまだ浸透していない気がします」という永田代表にお話をうかがいました。

  • 永田経営グループ 代表取締役 永田 吉朗

税理士、経営学博士。12年ほど亡父の創業した会計事務所に勤務したのち、1994年、長崎に永田吉朗税理士事務所を開業する。
現在、グループ総勢30人でお客さまをトータルサポートしている。

URL:http://www.nagatakaikei.co.jp/index.html 新しいウィンドウで開く

これまでの歩み

弥生PAP会員7,000件という数字は、
中小企業向けの会計業務の導入支援にあたり、
大きな組織力を発揮できると思います。

当社ではいろいろな財務分析システムを率先して導入してきましたが、すんなりと日常業務に落とし込めないと感じていました。それなら当社のやり方に合うシステムを自分で作ろうということで開発したのが「MFas」です。
財務諸表の数字を分析して、その分析値が「こうなっています」という話をしても、なかなか中小企業の経営者には聞いていただけません。また分析したという話だけをしても、あまり意味はありません。ひとつ先の「こういう状況なのでこうしましょう」という提案ができなければお役には立てないのです。
本来は属人性の高い領域ですが、「ソフトで標準化できないか」という考えで開発したのが「MFas」になります。
これまでに無い、新しいソフトができると感じていましたが、特許申請が認められたことで、それを確信することができました。

弥生へのメッセージ

最近弥生の開発パートナーになりました。
これで、「MFas」に「弥生会計」のデータを取り込んで使えるようになります。
ですので、必然的に当社でもお客さまに「弥生会計」を勧める機会が多くなるだろうと考えています。
弥生会計は長い間ユーザーからの支持が高いソフトですし、非常に良くできていますから、安心して顧問先へ推奨していきたいと思います。

業績展望、今後に向けた取り組み

会計業務にはまだ「作業」の手間が残っていますので、自動化が可能な部分は自動化した方が良い。この先(自動化は)どんどん進むと思います。
会計事務所は自動化前提で仕事を組み立てることになりますが、そうなると当然効率的なシステムを組み立てることのできる大規模な事務所や、会計事務所以外の事業者が、これまで以上に価格競争の主導権を握るようになります。
技術の進歩によって記帳業務の価格が低下するのは避けられないと思います。
我々が進めているのは、中小企業の経営サポートです。
当社のお客さまにアンケートを実施していますが、「経営の相談に乗ってもらえる」という声を多くいただいています。
そして、この方向にさらに進むため「MFas」という武器も用意しました。

パートナーとしての弥生への期待

技術的な期待はものすごくあります。「弥生会計」を使っている膨大な数のユーザーデータが集まることで、AIの自動学習は相当に進んでいくでしょう。そうなれば「SMART CONNECT」による自動取り込みの精度はどんどん向上するはずです。これはユーザー数を持ったソフトメーカーにしか実現できないことでしょう。
もう一つは、技術的な進歩だけではなく弥生PAPという制度自体への期待です。会計ソフトが便利になることは、ユーザーである個人事情主、中小企業にとっては大きなメリットでしょう。
ただ弥生さんは税理士、公認会計士も弥生PAPで支援していくという方向性を持ってらっしゃいますよね。
ここは私だけじゃなく、多くの会計事務所の方が期待しているところだろうと思います。

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