第三者への事業承継の手順
事業承継の1つの方法として昨今増加している手法が、親族や従業員以外の社外の法人や個人に承継する「第三者承継(M&A)」があります。「第三者承継(M&A)」は以下のステップを踏むのが一般的です。
第三者へ事業承継する場合の大きな課題
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いくらで売れるかわからない
- 自社の企業価値を考えたこともない
- いくらで売るべきか、いくらなら売れるのかわからない
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進め方が分からない
- 承継に向けて何から手を付けたらよいかわからない
- 事前の準備に何をしておくべきかわからない
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相談できる専門家が見つけられない
- そもそも誰に何を相談すべきかわからない
- 相談できる専門家の見つけ方がわからない
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譲渡先が見つけられない
- 自分の思い入れのある会社を引き継ぐ・引き継ぎたいと思える譲渡先が見つからない
- どんな会社や個人に引き継げるのかわからない
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譲渡にもお金がかかりそう
- 専門家に相談・支援を受けるための費用が必要
- 不要な設備の廃棄などの資産の処分費用が必要
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必要な書類をそろえるのが大変
- 交渉前段階で必要な事業承継計画、株主名簿、M&Aの交渉段階で必要な企業概要書、秘密保持誓約書、基本合意書など必要な書類の作成・準備が大変