2018年12月18日 更新 修正プログラムの提供を開始
過去の更新履歴
2018年12月18日
『弥生給与（やよいの給与計算）』[年調明細個人別]と[源泉徴収票]で異なる年税額が表示される場合がある
このたび、弊社では『弥生給与（やよいの給与計算）19』において、以下の不具合を確認いたしました。ご利用のお客さまにはここに謹んでお詫び申し上げますとともに、不具合を修正するプログラムの提供についてご案内申し上げます。
不具合に該当する条件
『弥生給与（やよいの給与計算）19』（年末調整対応版 平成30年分）で、平成30年分の年末調整を行い、過不足税額の精算を行っている、または、平成30年分の源泉徴収票や源泉徴収簿を印刷している。
※退職者の源泉徴収票の印刷は該当しません。
不具合の内容
以下の項目の金額が「過不足税額一覧」や「源泉徴収票」、「源泉徴収簿」に正しく反映されない場合があります。
※退職者の源泉徴収票に影響はありません。
・所得控除額合計
・算出所得税額
・年調年税額(源泉徴収税額)
・差引超過額又は不足額
「年調明細個人別」（正しい金額が反映されています）
「過不足税額一覧」（誤った金額が反映されています）
「給与支払報告書/源泉徴収票」（誤った金額が反映されています）
「源泉徴収簿」（誤った金額が反映されています）
本不具合を修正したプログラムVer.22.1.4をインストールした後、特定の手順で操作を行うと、不具合が再発します。
- クイックナビゲータの［導入］カテゴリから［扶養親族等］をクリックする
-
配偶者や扶養親族などの設定を変更する
※年末調整ナビの「扶養控除等申告書」や「配偶者控除等申告書」から呼び出した［扶養控除等情報入力］ウィンドウで設定を行う場合には不具合は再発しません。
修正プログラムの提供に関して
上記すべての不具合を修正したプログラム『弥生給与（やよいの給与計算） 19 （Ver.22.1.5）』を2018年12月18日（火）より提供を開始しております。
過不足税額の精算がお済みのお客さまへ
修正プログラムにアップデートすると、データチェックが行われ、年税額が再計算される場合があります。アップデートする前に過不足税額一覧の印刷を行い、控えを保管していただけますようお願いいたします。
修正プログラムにアップデート後、データを開いた際にデータチェックが行われます。
不具合に該当する可能性のある従業員が存在した場合は、以下のメッセージが表示され、デスクトップにテキストファイルが作成されます。
メッセージが表示された場合は、デスクトップに作成されたテキストファイル「配偶者（特別）控除額の修復情報」を開いて、該当する従業員を確認してください。
テキストファイルに記載されている従業員は、年税額が再計算されています。
過不足税額の精算がお済みの場合は、精算を再度実行してください。
本年最後の給与（賞与）に過不足税額を転記して、振り込みまでお済みの場合は、転記済みの過不足税額との差額を計算のうえ、次回給与等で精算するなどの調整をお願いいたします。
また、源泉徴収票や源泉徴収簿の印刷がお済みの場合は、もう一度印刷を行ってください。
誤った内容で作成された帳票を税務署や市区町村に提出されている場合は、年末調整のやり直しが必要になります。税務署にご相談くださいますよう、お願いいたします。
※テキストファイルの「コンバート前の製品バージョン」に「22.1.1/22.1.2」と記載されている場合は、「配偶者（特別）控除額の修復情報」というログファイルが出力されたを必ずご確認ください。
ご利用のお客さまにはご迷惑をお掛けしておりますことを、重ねてお詫び申し上げます。
■ 過去の更新履歴
2018年12月17日 更新 修正プログラムの提供予定日を追記
2018年12月12日 更新 「修正プログラムVer.22.1.4インストール後の注意事項」を追記
2018年12月7日 更新 修正プログラム提供開始
2018年12月6日 更新 「修正プログラムVer.22.1.3インストール後の注意事項」を更新
2018年12月4日 更新 「修正プログラムVer.22.1.3インストール後の注意事項」を追記
2018年11月26日 更新 修正プログラム提供開始
2018年11月24日 公開
