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2018年12月27日

『弥生給与(やよいの給与計算)』年調対象を変更すると[配偶者控除の額]が[所得控除額合計]に反映しない場合がある

2018年12月27日 更新 修正プログラムの提供を開始

過去の更新履歴
このたび、弊社では『弥生給与(やよいの給与計算)19』において、以下の不具合を確認いたしました。
ご利用のお客さまにはここに謹んでお詫び申し上げますとともに、不具合を修正するプログラムの提供についてご案内申し上げます。
 
過不足税額精算完了後のご案内となり誠に恐縮ではございますが、下記不具合の内容をご確認いただき、該当する場合には、対処方法の実施をお願いいたします。
 

不具合に該当する条件

以下の条件をすべて満たす場合のみ現象が発生します。
  • 年調対象が「×」から「○」に変更された従業員(初期設定は「○」です)
    20181221-5-1.png
  • [配偶者控除等申告書]を提出していて、「配偶者控除」を受ける従業員
 

不具合の内容

上記の条件に該当する従業員において、以下の項目の金額が「過不足税額一覧」や「源泉徴収票」、「源泉徴収簿」に正しく反映されない場合があります。
※退職者の源泉徴収票に影響はありません。
・所得控除額合計
・算出所得税額
・年調年税額(源泉徴収税額)
・差引超過額又は不足額
 
「年調明細個人別」(正しい金額が反映されています)
20181221-5-2.png
 
 
「過不足税額一覧」(誤った金額が反映されています)
20181221-5-3.png
 
 
「給与支払報告書/源泉徴収票」(誤った金額が反映されています)
20181221-5-4.png
 

 

「源泉徴収簿」(誤った金額が反映されています)
20181221-5-5.png

 

対処方法と修正プログラムの提供に関して

本不具合を修正したプログラム『弥生給与(やよいの給与計算) 19 (Ver.22.1.6)』を2018年12月27日(木)よりオンラインアップデートで提供しております。
修正プログラムにアップデート後、データを開いた際にデータチェックが行われます。
不具合に該当する可能性のある従業員が存在した場合は、以下のメッセージが表示され、デスクトップにテキストファイルが作成されます。
 
20181221-5-8.png
 
 
メッセージが表示された場合は、デスクトップに作成されたテキストファイル「配偶者(特別)控除額の修復情報」を開いて、該当する従業員を確認してください。
 
テキストファイルに記載されている従業員において、年税額が再計算されています。
過不足税額の精算がお済みの場合は、精算を再度実行してください。
本年最後の給与(賞与)に過不足税額を転記して、振り込みまでお済みの場合は、転記済みの過不足税額との差額を計算のうえ、次回給与等で調整をお願いいたします。
 
また、源泉徴収票や源泉徴収簿の印刷がお済みの場合は、もう一度印刷を行ってください。
 
誤った内容で作成された帳票を税務署や市区町村に提出されている場合は、年末調整のやり直しが必要になります。誠に恐れ入りますが、税務署にご相談くださいますようお願いいたします。
 
※テキストファイルの「コンバート前の製品バージョン」に「22.1.1/22.1.2」と記載されている場合は、「配偶者(特別)控除額の修復情報」というログファイルが出力されたを必ずご確認ください。
 
20181221-5-9.png
 
 
ご利用のお客さまにはご迷惑をお掛けしておりますことを、重ねてお詫び申し上げます。

 

■ 過去の更新履歴

2018年12月25日 更新 不具合に該当する条件を修正
2018年12月21日 公開

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