『やよいの青色申告/白色申告 オンライン』国外居住かつ年末調整適用済みの扶養親族が扶養控除の対象とならない

NEW 2024年02月29日

このたび、弊社では『やよいの青色申告 オンライン』『やよいの白色申告 オンライン』において以下の不具合を確認いたしました。
ご利用のお客さまにはここに謹んでお詫び申し上げます。

不具合に該当する場合、2023(令和5)年分の確定申告において、国外居住かつ年末調整適用済みの扶養親族が扶養控除の対象とならない事象が確認できております。
 
本不具合に対応した修正プログラムを2024年2月28日(水)19時に提供いたしました。
下記「不具合に該当する条件」に当てはまる場合、扶養控除の対象を正しく判定するために「修正プログラムの提供および対処方法について」の対処方法を実施していただきますようお願いいたします。
修正プログラムの提供前に申告済みの場合、誠にお手数をおかけしますが、再度申告をお願い申し上げます。
 

不具合に該当する条件

下記の条件をすべて満たす場合、不具合に該当します。
 
  • [確定申告]メニューで「2023(令和5)年分」を選択している

  • 「Step2 青色申告決算書/収支内訳書の作成」の「1.基本情報」で、「あなたが扶養している家族(事業専従者を除く)の情報を入力しましょう。」の「年末調整で国外居住親族の扶養控除の適用を受けた」にチェックを付けている

  • 国外居住親族は、障害者ではない、かつ年齢が30歳以上70歳未満である

不具合の内容

本来であれば「年末調整で国外居住親族の扶養控除の適用を受けた」にチェックを付けた場合、「留学ビザ等書類及び送金関係書類」および「38万円送金書類」の項目が表示されますが、本不具合により項目が表示されません。
このため、必要書類を提出していないと判定され、扶養控除金額の計算対象となりません。

 

修正プログラムの提供および対処方法について

本不具合に対応した修正プログラムを2024年2月28日(水)19時に提供いたしました。
今後は「年末調整で国外居住親族の扶養控除の適用を受けた」にチェックを付けた場合に「留学ビザ等書類及び送金関係書類」および「38万円送金書類」の項目が表示され、いずれかにチェックをつけることで扶養控除の対象が正しく判定されるようになります。
なお、「Step2 青色申告決算書/収支内訳書の作成」の「1.基本情報」を完了している場合、扶養控除金額を正しく計算させるために、お手数をお掛けいたしますが、下記の対処方法に沿って更新いただきますようお願いいたします。
対処方法
  1. メインメニューの[確定申告]をクリックします。
  2. 2023(令和5)年分を選択します。
  3. 「Step2 青色申告決算書/収支内訳書の作成」の[開始]をクリックします。
  4. 画面上部の「1.基本情報」をクリックします。
    users-20240229-2-1.png
  5. 「あなたが扶養している家族(事業専従者を除く)の情報を入力しましょう。」で扶養親族の「年末調整で国外居住親族の扶養控除の適用を受けた」にチェックが付いていることを確認します。
    users-20240229-2-2.png
  6. 「留学ビザ等書類及び送金関係書類」と「38万円送金書類」のうち、年末調整の際に提出した書類にチェックを付けます。
  7. [保存して次へ]をクリックし、完了まで進めます。
    「以下の手順の再確認が必要になります。このまま保存してよろしいですか?」のメッセージが出た場合は[はい]をクリックします。
  8. 「8.完了」で[確定申告の手順に戻る]をクリックします。
  9. 「Step3 確定申告書の作成」の[開始]をクリックします。
  10. 「1.基本情報」から順に[保存して次へ]をクリックして「4-1.所得控除の選択」まで進めます。
  11. 「扶養控除を受けますか?」で「はい」が選択されていることを確認し、[保存して次へ]をクリックします。
  12. 「扶養控除」で対象の家族が「扶養控除の対象となります。」と表示されていることを確認します。
    uses-20240229-2-3.png
  13. [保存して次へ]をクリックし、完了まで進めます。
  14. 「9.完了」で[確定申告の手順に戻る]をクリックします。

修正プログラムの提供前に申告済みの場合、誠にお手数ですが、再度申告をお願い申し上げます。
2023(令和5)年分確定申告は、2024年3月15日(金)までに再提出していただくと最終申告分で受理されます。

このたびの不具合により、ご利用のお客さまにはご迷惑をお掛けしましたことを、重ねてお詫び申し上げます。

 

インフォメーション