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2013年02月08日

『弥生会計 13』「法人決算書」機能の不具合のお知らせ

2013年2月8日 更新 オンラインアップデートのお知らせ
2013年2月1日 公開

平素は、弊社製品をご愛顧いただき、厚く御礼申し上げます。
 

この度、弊社では『弥生会計 13』の法人データの「法人決算書」機能において、一定の条件を満たした場合に限り、金額が正しく集計されない不具合を確認いたしました。
なお、個人データは本不具合に該当しません。
 

ご利用のお客様にはここに謹んでお詫び申し上げますとともに、回避方法と修正プログラムの提供についてご案内させていただきます。
 

※『やよいの青色申告 13』は本不具合に該当しません。
 

不具合報告<1>

[損益計算書]の「当期純損益金額」が正しく集計されない

損益科目の合計区分の名称を変更している場合に、決算書(損益計算書)の「当期純損益金額」が正しく集計されません。

 

<該当条件>

次の条件をすべて満たした場合のみ該当します

  • 法人データ
  • 損益科目の合計区分の名称を変更している
  • [決算書設定]の[棚卸の仕訳の入力]で[毎月入力している]を選択している

 

<確認方法>

法人データの確認

  1. クイックナビゲータの[事業所データ]タブから[事業所設定]をクリックします。
  2. [事業所データ情報]の[勘定科目体系]で、法人データであるかを確認します。

損益科目の合計区分の名称を変更しているかの確認

  1. クイックナビゲータの[導入]タブから[科目設定]をクリックします。
  2. [損益計算書]タブを選択し、区分合計(緑色の科目アイコン)が変更されているかを確認します。合計区分の名称の初期値は、以下のとおりです。
[売上高合計][期首商品棚卸高][当期商品仕入高][期末商品棚卸高]
[商品売上原価][期首製品棚卸高][当期製品製造原価][期末製品棚卸高]
[製品売上原価][売上原価][売上総損益金額][販売管理費計][営業損益金額]
[営業外収益合計][営業外費用合計][経常損益金額][特別利益合計]
[特別損失合計][税引前当期純損益金額][当期純損益金額]  

[決算書設定]の[棚卸の仕訳の入力]で[毎月入力している]選択しているかの確認

  1. クイックナビゲータの[決算・申告]タブから[決算書設定]をクリックします。
  2. [決算書設定]画面が開きます。
  3. [棚卸の仕訳の入力]で[毎月入力している]が選択されているかを確認します。

 

<回避方法>

損益科目の合計区分の名称を初期値の名称に戻す

損益科目の合計区分の名称を上記の初期値に戻してください。
※変更方法はFAQでも公開しております。

残高試算表で科目区分や区分合計の名称を変更する方法

※損益科目の合計区分の名称を初期値の名称に戻したくない場合は、修正プログラムをインストールしてください。


 

不具合報告<2>

データコンバート後[期首**棚卸高]の金額が変わる

『弥生会計 12』からコンバートしたデータは、「期首**棚卸高」の金額が変わる。

 

<該当条件>

次の条件をすべて満たした場合のみ該当します。

  • 『弥生会計 12』シリーズのデータをコンバートしている
  • 法人データ
  • [決算書設定]の[棚卸の仕訳の入力]が[毎月入力している]が選択されている(※)

※ 弥生会計13シリーズでは、法人データの場合、棚卸の仕訳を【決算時のみ入力している】か【毎月入力しているか】を「決算書設定」で設定できるようになりました。

その影響により、棚卸の仕訳が毎月入力されている場合は、『弥生会計 12』シリーズからデータをコンバートした場合に限り、「期首**棚卸高」の金額がコンバート前の金額と変わってしまいます。

コンバート後の金額を正しく集計させるためには、[棚卸の仕訳の入力]の設定を「決算時のみ入力している」を選択し、今期の決算が終了するまでは、これまで(『弥生会計 12』)と同じ棚卸しの仕訳を入力してください。

なお、新しい年度から『弥生会計 13』方式で棚卸の仕訳を入力される場合は下記FAQをご参照ください。

棚卸の仕訳を入力する方法(法人の場合)

 

<確認方法>

上記[不具合報告<1>]の案内を参照してください。

 

<回避方法>

棚卸の仕訳の入力]で[決算時のみ入力している]に変更する

  1. クイックナビゲータの[決算・申告]タブから[決算書設定]をクリックします。
  2. [決算書設定]画面が開きます。
  3. [棚卸の仕訳の入力]の設定で「決算時のみ入力している」を選択します。
  4. [決算書設定]画面の[閉じる]ボタンをクリックします。
  5. クイックナビゲータの[決算・申告]タブから[決算書作成]ボタンをクリックします。
  6. [印刷]ボタンをクリックし[印刷対象]から[損益計算書]を選択してチェックを付けます。
  7. [印刷プレビュー]ボタンをクリックして「期首**棚卸高」の金額が、正しく集計されていることを確認します。

※ 修正プログラムを適用しても設定は変わりません。『弥生会計 12』シリーズからコンバートしたデータは全て、上記の操作で「決算時のみ入力している」を選択してください

※ 回避方法の詳細は下記FAQでも確認いただけます。 

[損益計算書]に[期首商品棚卸高]が表示されない(法人)

 

不具合報告<3>

[期首**棚卸高][期末**棚卸高]の金額が正しく集計されない

[期首**棚卸高][期末**棚卸高]の取引を、相殺仕訳(逆仕訳)で処理(入力)している場合、相殺仕訳(逆仕訳)が正しく集計されません。

 

20130201_1.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<該当条件>

次の条件をすべて満たした場合のみ該当します。

  • 法人データ
  • [決算書設定]の[棚卸の仕訳の入力]が[毎月入力している]が選択されている
  • [期首**棚卸高]を[貸方]に入力した仕訳、および[期末**棚卸高]を[借方]に入力した
     仕訳が登録されている場合

 

<確認方法>

上記[不具合報告<1>]の案内および入力されている仕訳をご確認ください。

 

<回避方法>

修正プログラムをインストールすることで正しく集計されます。

 

修正プログラムのご提供に関して

本不具合を修正したプログラムの提供を20013年2月8日より開始いたしました。
オンラインアップデートで、修正プログラムをインストールしてください。

 

オンラインアップデートの手順

 

修正プログラムの適用に関して

法人データを運用されているお客様は、本不具合の該当如何に関わらず、修正プログラムをインストールしてください。

 

お問い合わせ

弥生が提供する製品、各種サービスに関するお問い合わせ窓口をご案内します。

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