スマート証憑管理

「スマート証憑管理」は、請求書・納品書・見積書などの証憑をクラウド上で保存・管理できるサービスです。

  • 電子帳簿保存法第7条(電子取引)に定める「真実性の確保」の要件を満たしています。ただし、証憑を手動でスマート証憑管理にアップロードする場合は、「真実性の確保」の要件を満たすために、事務処理規程の整備が必要です。
    また、電子取引の保存にあたっては、ディスプレイやプリンタの備えなど、他の保存要件(可視性の確保等)にも対応する必要があります。詳しくはこちらをご確認ください。
  • 適正性判定は、「記載事項」「登録番号の実在性と有効性」をチェックするのみとなります。そのため、OCR機能で読み取った情報が誤っている場合は、正しく判定できない可能性があります。また、納品書と締め請求書の組合せ等、複数の証憑で適格請求書とする証憑の識別はできません。

法令対応と業務効率化がこれ一つで完了!

従来の紙ベースの管理から、「スマート証憑管理」に切り替えることで、証憑の保存や検索が簡単になり、業務の効率化が実現します。
さらに、弥生製品と連携することでデータの連携がスムーズに行えるため、法令遵守を確実にしながら業務スピードと正確性の向上につながります。
弥生PAP会員と弥生シリーズをご利用中の事業者の方は「スマート証憑管理」を無料でご利用いただけます。

事業者の方の利用条件はこちらからご確認ください。

「スマート証憑管理」の特長

適格請求書の判定
取引先から受領した証憑が適格請求書の要件を満たしているか、自動判定します。※1
また、自身が発行した適格請求書がしっかり要件を満たせているかどうかも判定できます。
証憑の電子保存
電子帳簿保存法に定められた検索要件や訂正削除の防止措置にも対応しています※2。紙で受け取った証憑を電子データとして保存することも可能です※3
文字情報の自動読み取り
OCR機能搭載。アップロードした証憑の文字を読み取り自動で入力します※4
各種弥生製品とも連携
弥生の会計製品※5に仕訳を連携できます。また、「Misoca」「弥生販売」で発行・送信した証憑(控え)をスマート証憑管理に自動保存することもできます。
顧問先とのデータ共有機能
会計事務所(弥生PAP会員)と顧問先でデータの共有ができます。証憑の受け渡しや、証憑内容等の確認作業の効率化が図れます。
デジタルインボイスの送受信に対応※6
Peppolを利用したデジタルインボイスの送受信に対応。適格請求書や仕入明細書のデジタルインボイスの送受信も実現します。
  • 適格請求書の適正性判定の判定結果は、必ず確認してください。適格性判定は、「記載事項」「登録番号の実在性と有効性」をチェックするのみとなります。そのため、OCR機能で読み取った情報が誤っている場合は、正しく判定できない可能性があります。また、納品書と締め請求書の組合せ等、複数の証憑で適格請求書とする証憑の識別はできません。
  • 電子帳簿保存法第7条(電子取引)の保存要件(真実性の確保)を満たしています。ただし、証憑を手動でスマート証憑管理にアップロードする場合、「真実性の確保」を満たすには事務処理規程の整備が必要です。(詳しくはこちら)なお、電子取引の保存要件に対応するには、ディスプレイ、プリンタの準備などの要件もあります。詳細はこちらをご参照ください。
  • スキャナ保存に準拠して保存する場合、証憑授受後の速やか(概ね7営業日以内)なアップロードが必要です。ただし、事務処理規程に記載することで最長2か月+概ね7営業日以内に延長可能になります。(詳しくはこちら)。なお、スキャナ保存に対応するには、ディスプレイ、プリンタの準備などの要件もあります。詳細はこちらをご参照ください。
  • OCR機能で読み取った情報は必ず確認してください。手書きで正しく読み取れない文字があった場合などは修正する必要があります。
  • 「弥生会計 オンライン」「やよいの青色申告 オンライン」「やよいの白色申告 オンライン」「弥生会計」「やよいの青色申告」に対応。
  • デジタルインボイスの受信システム(弥生製品以外のシステムでも可)の利用が必要です。詳細は弥生のデジタルインボイス対応をご覧ください。

弥生PAPのお申し込み

弥生PAP会員になると、業務効率化を
低コストで実現し、事業者との接点も拡大可能!
顧問先支援や事務所経営に
大きなメリットがあります。

弥生PAP入会申し込みには「弥生ID」が必要です。
ログイン画面が表示されますので「弥生ID」を
お持ちでない場合は新規登録をお願いします。

「スマート証憑管理」でできること

スマート証憑管理は継続的に機能改善を行っています。そのため、ホームページに掲載の画面は実際の画面と異なる可能性があります。

会計事務所(弥生PAP会員)と顧問先でのデータ共有が可能

自計化顧問先と「スマート証憑管理」のデータを共有することができます。
共有設定を行うことで、電子帳簿保存法の要件に則り保管されている証憑を双方で検索・閲覧することができ、業務の効率化が図れます。また顧問先に代わり、仕訳登録作業等を行うことも可能です。

  • 顧問先のスマート証憑管理に保存されている証憑画像を会計事務所が確認するためには、共有するための手続きが必要です。顧問先が使用している弥生会計製品によって異なります。
証憑受領 アップロード 証憑保存 インボイス判定 スマート証憑管理 電帳法に準拠した保存/検索 適格請求書としての適正性判定 OCR機能による記載事項の読み取り(任意) 仕訳入力・確認 弥生会計へ仕訳連携

必要な手続き

顧問先が使用中の弥生会計製品 対象になる弥生の製品 共有するための手続き※1
クラウドサービス
  • 弥生会計 オンライン
  • やよいの青色申告 オンライン
  • やよいの白色申告 オンライン

顧問先とのデータ共有設定

デスクトップソフト※2
  • 弥生会計 プロフェッショナル
  • 弥生会計 スタンダード
  • 弥生会計 ネットワーク
  • やよいの青色申告

顧問先の「スマート取引取込」と「スマート証憑管理」を会計事務所と共有する設定(契約情報取得の申請/承認)

+

顧問先の「スマート証憑管理」から弥生会計へ仕訳連携をする場合は以下の設定が必要です。

  • 顧問先毎に設定が必要です。既に設定済みの顧問先へ再度設定する必要はありません。
  • 顧問先が弥生会計 ネットワークを使用している場合、別途スマート証憑管理の利用開始手続きが必要です。
  • 「共有するための手続き」が完了していれば、会計事務所が行うこともできます。既に設定済みの場合は再度設定する必要はありません。

インボイス制度/電帳法対応が可能!
記帳代行の顧問先もスマート証憑管理の利用が可能に

「スマート証憑管理」を利用した自計化での業務フロー

「スマート証憑管理」をご利用いただくことで、証憑画像から文字情報の読み取り(OCR機能)やインボイスの適正性判定、判定結果に基づく、仕訳の自動作成が可能です。また、電子帳簿保存法に準拠した保存や検索にも対応しているため、証憑の一元管理が可能です。

証憑受領 アップロード 証憑保存 インボイス判定 スマート証憑管理 電帳法に準拠した保存/検索(※1) 適格請求書としての適正性判定(※3) OCR機能による記載事項の読み取り(※2) 仕訳入力・確認 弥生会計へ仕訳連携
  1. 簡単な操作で証憑のアップロードをすることができます。メール添付されたファイルや弥生販売、Misocaからの自動保存機能も搭載しています。
  2. アップロードされた証憑の記載事項をOCR機能で読み取りすることができます。(任意)
  3. 取引日、登録番号などをもとに、適格請求書の適正性判定をします。
  4. 読み取った情報、適正性判定の結果をもとに、弥生会計へ仕訳連携します。弥生会計にて保存された証憑画像を見ながら、仕訳を確認することも可能です。

「スマート証憑管理」を利用した記帳代行での業務フロー

各顧問先に「スマート証憑管理」を利用いただくことで、顧問先より証憑画像のアップロードができるようになります。
アップロードされた証憑画像から文字情報の読み取り(OCR機能)やインボイスの適正性判定、判定結果に基づく、仕訳の自動作成が可能です。
作成された仕訳は弥生会計 AEへ登録できます。また、電子帳簿保存法に準拠した保存や検索にも対応しているため、顧問先ごとに証憑の一元管理が可能となります。

自計化顧問先 会計事務所 証憑受領 アップロード 「記帳代行支援サービス」ライセンス割り当て(※4) 証憑保存 インボイス判定 スマート証憑管理 電帳法に準拠した保存/検索(※1) 適格請求書としての適正性判定(※3) OCR機能による記載事項の読み取り(※2) 仕訳入力・確認 弥生会計 AEへ仕訳連携
  1. 顧問先にて証憑画像のアップロード、対応が難しい場合は、会計事務所にてアップロード作業を代行することもできます。
  2. アップロードされた証憑の記載事項をOCR機能で読み取りすることができます。(任意)
  3. 取引日、登録番号などをもとに、適格請求書の適正性判定をします。
  4. 読み取った情報、適正性判定の結果をもとに、弥生会計へ仕訳連携します。弥生会計にて保存された証憑画像を見ながら、仕訳を確認することも可能です。
  • 電子帳簿保存法第7条(電子取引)の保存要件(真実性の確保)を満たしています。ただし、証憑を手動で「スマート証憑管理」にアップロードする場合、「真実性の確保」を満たすには事務処理規程の整備が必要です。また、スキャナ保存に準拠して保存する場合、証憑授受後の速やか(概ね7営業日以内)なアップロードが必要です。ただし、事務処理規程に記載することで最長2か月+概ね7営業日以内に延長可能になります。なお、帳簿との相互関連性の確保、見読可能装置等の備付け、速やかな出力、システム概要書等の備付けの要件についてはユーザー側で満たす必要がありますので事前にご確認をお願いいたします。詳しくはそれぞれのリンクをご覧ください。
  • OCR機能で読み取った情報は、必ず確認してください。手書きで正しく読み取れない文字があった場合などに修正する必要があります。
  • 適格請求書の適正性判定の判定結果は、必ず確認してください。適格性判定は、「記載事項」「登録番号の実在性と有効性」をチェックするのみとなります。そのため、OCR機能で読み取った情報が誤っている場合は、正しく判定できない可能性があります。また、納品書と締め請求書の組合せ等、複数の証憑で適格請求書とする証憑の識別はできません。
  • あわせて記帳代行用ツールの利用依頼/承諾が必要です。詳しい手順はページ下部をご覧ください。

OCR機能による文字情報の読み取りでデジタルデータ化!
適格請求書の適正性判定も可能!※1

発行した証憑や受領した証憑のデータはドラッグ&ドロップでアップロード。OCR機能で、証憑の文字情報の読み取り・自動入力もできます。
また、適格請求書の適正性判定※1や、会計・申告製品への仕訳連携も可能です。
  • 適格請求書の適正性判定の判定結果は、必ず確認してください。適格性判定は、「記載事項」「登録番号の実在性と有効性」をチェックするのみとなります。そのため、OCR機能で読み取った情報が誤っている場合は、正しく判定できない可能性があります。また、納品書と締め請求書の組合せ等、複数の証憑で適格請求書とする証憑の識別はできません。

ご利用中の弥生PAP会員の声

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「スマート証憑管理」を利用する

利用条件

  • 弥生PAP会員の方:弥生PAP会員は無料で自社利用が可能です。
  • 事業者(弥生PAP会員以外の方):デスクトップソフトの「あんしん保守サポート」加入者、およびクラウドサービス契約者は無償で利用が可能です。
  • 利用条件はこちらからご確認ください。

会計事務所向け機能を利用する場合

以下の会計事務所向け機能をご利用いただくためには「弥生PAP」への入会が必要です。

  1. 顧問先とのデータ共有
  2. 記帳代行顧問先のスマート証憑管理利用
  • ②には会計事務所側での「記帳代行支援サービス」ご契約後、以下の「記帳代行顧問先と共有するための手続き」が必要です。

記帳代行顧問先と共有するための手続き※1

弥生PAP会員向け手順書を参考に、下記の①~③の設定が必要です。
①会計事務所の操作:顧問先の登録+記帳代行ライセンスの割り当て+事業所データ設定(P9~16)
②会計事務所と顧問先の操作:記帳代行用ツールの利用依頼/承諾(P32~38)
③会計事務所の操作:『スマート証憑管理』の「会計連携設定」で連携する事業所データを設定※2(P39~42)

顧問先向け手順書はこちら

  • 顧問先毎に設定が必要です。既に設定済みの顧問先へ再度設定する必要はありません。
  • 記帳代行ライセンス割り当て時に連携設定した事業所データと同じデータを選択します。

「スマート証憑管理」ご利用ステップ

「スマート証憑管理」の使い方や設定については以下をご参照ください。

よくある質問

適格請求書のチェックは登録番号が正しいかどうかもチェックされますか?

取引先名から適格請求書発行事業者かどうかを調べる機能はありますか?

弥生会計へ入力済みの仕訳に、後から証憑データを紐づけることはできますか?

電子帳簿保存法第4条3項の「スキャナ保存」に対応することはできますか?

「スマート証憑管理」を複数人で利用することはできますか?

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