1. 弥生株式会社
  2. クラウド会計ソフト
  3. 経理お役立ち情報
  4. 日々の経理業務
  5. 初詣のお賽銭って経費にできるの?

初詣のお賽銭って経費にできるの?

執筆者: 柳原つつじ

更新

新年の初詣、人混みのなか、なんとか最前列まで進んで行って、お賽銭を供えてガラガラと鈴を鳴らすと、新しい年の始まりを感じて気合が入るものです。なかには「良い年にするために景気よくお賽銭を供える」という人もいるかもしれませんね。実際にお賽銭箱を覗くと、小銭のなかにお札がちらほら見られます。しかし、あのお賽銭って経費にすることができるのでしょうか?

会計・経費・請求、誰でもカンタンまとめて効率化!法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」

POINT

  • 目的次第でお賽銭も経費にできる
  • 領収書がない経費は「出金伝票」で
  • 参拝にかかった交通費などもOK

お賽銭も経費にはできる

「たかだか、お賽銭を経費にするなんてセコい……」

そんなふうに考える人もいるかもしれません。確かに「ご縁がありますように」と「5円」のお賽銭を供えるような小額のケースならば、会計に影響はほとんどないでしょう。

しかし、同じく縁起のよい数字として、「2951円(ふくこい)」「7777円」などの金額をお賽銭として供えるとなれば、額が額だけに経費にすることを考えたくなるもの。

経費にできるかどうかの考え方としては「事業と関係のある支出なのかどうか」がポイントです。会社の一員として、あるいは経営者として行った初詣ならば、かかった費用はお賽銭であっても「寄附金」などの科目で、経費として認められる可能性が高そうです。

そうではなく、家族と一緒など個人として行った初詣ならば、お賽銭は経費にはなりませんので注意しましょう。

無料お役立ち資料【一人でも乗り越えられる 会計業務のはじめかた】をダウンロードする

無料お役立ち資料【はじめての会社経営】をダウンロードする

領収書がない場合は、出金伝票で経費に

会社として行った初詣であっても、困ったことにお賽銭には「領収書」がありませんよね。どうすればよいのでしょうか。

この場合は、出金伝票を書けばOKです。ほかにも、自動販売機の飲料代など領収書が出ないものはありますし、香典や祝い金など領収書をもらいにくい出費もあります。それらも、出金伝票で経費にすることができます。

もちろん、すべて「事業に関係するものであれば」です。例えば、香典や祝い金ならば、仕事で人間関係を構築するうえで払ったものならばOKですし、今回のお賽銭ならば、会社の経営者として行った初詣での出費ならば、経費にできる可能性が高いです。

ただし、領収書が出ない場合やお賽銭の場合は難しいですが、香典や祝い金の場合は案内状などの証拠を残しておくとベターです。

参拝にかかった交通費は、事業に関係があれば経費に

参拝にかかる費用は、お賽銭だけではありません。現地までの交通費や、遠方から来た場合の宿泊費などは、経費にできるのでしょうか。

これも同じ考え方で「事業に関係があるかどうか」にかかってきます。個人事業主の方の場合は混同しやすいところですが、「会社として来た」のであれば、交通費や宿泊費も経費になると考えられます。そうではなくて「個人として家族と一緒に来たケース」などは、お賽銭と同様に、交通費や宿泊も経費にすることはできません。

新年早々、ケチケチした話だと思うかもしれませんが、チリも積もれば山となります。事業に関する費用は漏れがないように経費に計上して、今年はより一層、良好な経営状態になるように、がんばりましょう!

photo:Thinkstock / Getty Images

無料お役立ち資料【一人でも乗り越えられる 会計業務のはじめかた】をダウンロードする

無料お役立ち資料【はじめての会社経営】をダウンロードする

会計ソフトなら日々の帳簿付けや決算書作成もかんたん

弥生会計 Next」は、使いやすさを追求した中小企業向けクラウド会計ソフトです。帳簿・決算書の作成、請求書発行や経費精算もこれひとつで効率化できます。 

画面を見れば操作方法がすぐにわかるので、経理初心者でも安心してすぐに使い始められます。 

だれでもかんたんに経理業務がはじめられる!

「弥生会計 Next」では、利用開始の初期設定などは、対話的に質問に答えるだけで、会計知識がない方でも自分に合った設定を行うことができます。 

取引入力も連携した銀行口座などから明細を取得して仕訳を登録できますので、入力の手間を大幅に削減できます。勘定科目はAIが自動で推測して設定するため、会計業務に慣れていない方でも仕訳を登録できます。 

仕訳を登録するたびにAIが学習するので、徐々に仕訳の精度が向上します。 

弥生会計 Next明細ボックス

会計業務はもちろん、請求書発行、経費精算、証憑管理業務もできる!

「弥生会計 Next」では、請求書作成ソフト・経費精算ソフト・証憑管理ソフトがセットで利用できます。自動的にデータが連携されるため、バックオフィス業務を幅広く効率化できます。 

自動集計されるレポートで経営状態をリアルタイムに把握!

例えば、見たい数字をすぐに見られる残高試算表では、自社の財務状況を確認できます。集計期間や金額の累計・推移の切りかえもかんたんです。 

会社全体だけでなく、部門別会計もできるので、経営の意思決定に役立ちます。

「弥生会計 Next」で、会計業務を「できるだけやりたくないもの」から「事業を成長させるうえで欠かせないもの」へ。まずは、「弥生会計 Next」をぜひお試しください。 

【無料】お役立ち資料ダウンロード

「弥生会計 Next」がよくわかる資料

「弥生会計 Next」のメリットや機能、サポート内容やプラン等を解説!導入を検討している方におすすめ

この記事の執筆者柳原つつじ

出版社勤務を経て、フリーエディター、コラムニスト。歴史、伝記・評伝、経営、書評、ITなどを得意ジャンルとして、別名義で著作多数。ここでは、脱サラフリーランスならではの視点で、お役立ち情報をお届けしたいと思います。

カテゴリ一覧

    人気ランキング

      初心者事業のお悩み解決

      日々の業務に役立つ弥生のオリジナルコンテンツや、事業を開始・継続するためのサポートツールを無料でお届けします。

      • お役立ち情報

        正しい基礎知識や法令改正の最新情報を専門家がわかりやすくご紹介します。

      • 無料のお役立ちツール

        会社設立や税理士紹介などを弥生が無料でサポートします。

      • 虎の巻

        個人事業主・法人の基本業務をまとめた、シンプルガイドです。

      事業のお悩み解決はこちら