ライター業の経理ポイント
2023/04/18更新
ライター業界の特徴と収益構造
毎月どれくらい経費にかけていいの?適切な利益率は?
「業界ごとの売上に対する理想比率」を先輩起業家のアンケートと中小企業白書を元に紹介しています。
各業界のポイントも合わせて健全経営の参考にしてみましょう。
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定期的な収入源を確保、SNS等での発信力や影響力が重要
設備投資はいらず、身体ひとつで起業できます。年間売上は600万程度と免税事業者が多く、個人事業主として活動している人がほとんどです。
仕入不要のうえ、主な必要経費は事務所代や書籍代などで、売上は低くても粗利は非常に高いといえます。ただし受注から納品、入金までのサイクルが1、2か月程度かかることもしばしばです。書籍の場合、入金までに半年以上かかることも珍しくありません。固定費は自身の給与以外、ほぼかからない業種ですが、ある程度の手持ち資金は常に確保しておくべきでしょう。
月々の売上が安定しないため、雑誌やウェブメディアの連載、企業の社内報など、定期的な収入源を確保しておくことが重要です。
平均従業員数 | 1.00人 |
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平均年間売上高 | 637.25万円 |
平均運転資金 | 37.31万円(月) |
平均手持ち資金 | 210.05万円 |
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この業界で起業を目指すなら…
自分の得意分野を明確に打ち出すことが必要で、SNSやイベント等での発信力、影響力を高めておくことも有効です。逆に自分の名前は表に出さず、職人的なライティングを目指すのであれば、単価の高い仕事として、代理店経由の広告案件や法人クライアントからの仕事を積極的に受注する必要があります。そのために納品物のクオリティを一定以上に保つこと、納期を厳守すること、などが求められます。法人と直接取引できる信用力をつけるために、法人成りを視野に入れてもいいでしょう。
上記は、「開業レポート(ドリームゲートと弥生株式会社で行ったアンケート調査結果を要約)」を参考に、記載しております。
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