1. 弥生株式会社
  2. クラウド会計ソフト
  3. 経理お役立ち情報
  4. 小売業の経理ポイント

小売業の経理ポイント

2023/04/18更新

小売業界の特徴と収益構造

毎月どれくらい経費にかけていいの?適切な利益率は?
「業界ごとの売上に対する理想比率」を先輩起業家のアンケートと中小企業白書を元に紹介しています。
各業界のポイントも合わせて健全経営の参考にしてみましょう。

【法人向け】人気のおすすめ会計ソフト(クラウド)【弥生会計オンライン】資料ダウンロード

需要と供給を見極め、過剰在庫をつくらない在庫管理が大切

小売業は、生産者や卸売業者から仕入れた商品を最終的に消費者に販売します。そのため、景気や季節・天候の変化に伴う消費者ニーズの影響を直接受ける業種です。一般的に売上は現金取引で、仕入は掛け取引のため、商品が売れるとすぐに現金が入り、支払いが後になります。そのため、飲食店同様、運転資金にそれほど余力がなくても経営していくことは可能です。ただし、スタッフ数も多くコストもかかり、利益率も低い業種のため、効率性が求められるでしょう。
商品仕入の原価率が高く、人件費、広告宣伝費、店舗家賃なども含めると売上の9割ぐらいになります。棚卸資産が必ずといっていいほど発生するため、期末の実地棚卸が大切になります。

小売業における売上に対する理想比率:原価67%、人件費15%、店舗関連費5%、その他経費7%、利益6%
黒字化企業の経営状態
平均従業員数 14.70人
平均年間売上高 1億1011.70万円
平均営業利益 646.80万円(年)
平均運転資金 947.07万円(月)
平均手持ち資金 1663.39万円

無料お役立ち資料【一人でも乗り越えられる会計業務のはじめかた】をダウンロードする

無料お役立ち資料【はじめての会社経営】をダウンロードする

この業界で起業を目指すなら…

流行や季節による売れ筋の変動が激しいため、マーケット需要をしっかり把握する必要があります。顧客ニーズへの早い対応も求められます。小売店を継続させるためには、資金不足の原因となる過剰在庫を作らない在庫管理が大切です。
顧客に求められる商品をラインナップし続けて、広告やイベント・キャンペーンなども行うことにより、固定客を確保・維持しつつ、更なる新規顧客を獲得していく必要があります。

[an error occurred while processing this directive]

上記は、「開業レポート(ドリームゲートと弥生株式会社で行ったアンケート調査結果を要約)新規タブで開く」を参考に、記載しております。

【無料】お役立ち資料ダウンロード

一人でも乗り越えられる会計業務のはじめかた

起業したての方におすすめ。
日々の帳簿付けから決算まで、これひとつですぐわかる!
全34ページで充実の内容です。

初心者事業のお悩み解決

日々の業務に役立つ弥生のオリジナルコンテンツや、事業を開始・継続するためのサポートツールを無料でお届けします。

  • お役立ち情報

    正しい基礎知識や法令改正の最新情報を専門家がわかりやすくご紹介します。

  • 無料のお役立ちツール

    会社設立や税理士紹介などを弥生が無料でサポートします。

  • 虎の巻

    個人事業主・法人の基本業務をまとめた、シンプルガイドです。

事業のお悩み解決はこちら