2021/06/30更新 運輸業の経理ポイント

運輸業の経理ポイント

運輸業界の特徴と収益構造

毎月どれくらい経費にかけていいの?適切な利益率は?
「業界ごとの売上に対する理想比率」を先輩起業家のアンケートと中小企業白書を元に紹介しています。
各業界のポイントも合わせて健全経営の参考にしてみましょう。

引越シーズン以外の売上の柱になるビジネスモデルが必要

引越業の場合は売上を現金で回収できることが多いものの、複数のトラック、車庫を用意して、従業員数名を雇うとなると運転資金は月300万円以上必要となります。費用の大半は燃料費などの原価コストと人件費です。引越を専門に行う業者のほか、引越業と運送業を兼業することで経営安定を図る業者も多くあります。
大型トラック等の高価な車両の保有またはリースなどがあり、建物、車両運搬具、土地、リース資産(債務)等の金額が比較的大きくなります。車検費用や修繕費なども定期的に発生します。

運輸業における売上に対する理想比率:原価25%、人件費46%、家賃・リース料10%、水道光熱費2%、広告販促費2%、その他経費6%、利益9%
黒字化企業の経営状態
平均従業員数 7.07人
平均年間売上高 6291.56万円
平均営業利益 579.17万円(年)
平均運転資金 327.05万円(月)
平均手持ち資金 1363.97万円

この業界で起業を目指すなら…

営業許可を受けるには車両数や車庫などの一定条件を満たしている必要があります。大手から中小まで過当競争で見積りを求められるため、サービス価格を抑えることになりがちです。価格勝負よりも丁寧さ、誠実さといったソフト面での差別化を図った方がいいでしょう。引越シーズンに需要が集中しており、近年では単身者の利用も増えています。閑散期には宅配事業やリサイクルショップ等、売上をあげる別の手段を用意しておく必要があります。

起業したら日々の経理処理が大切!あわてる前に把握しておこう

上記は、「開業レポート(ドリームゲートと弥生株式会社で行ったアンケート調査結果を要約)新規ウィンドウで開く」を参考に、記載しております。

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