会計ソフトの選び方を解説!失敗しないためのポイントは?

2023/07/13更新

会計業務の効率化を考える上で重要なのが、会計ソフトの存在です。しかし、会計ソフトにはさまざまな種類があり、どれを選べばいいのか迷ってしまうという人も多いでしょう。よく検討しないまま導入してしまうと、思ったように使いこなせないなんてことも起きかねません。
ここでは、会計ソフト選びに失敗しないために知っておきたい基礎知識や、選び方のポイントを解説します。

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会計ソフトでできることとは?

会計ソフトを使い始める前に、「会計ソフトを何のために導入するのか」を明確にしておくことが大切です。まずは、会計ソフトで何ができるのかを把握しておきましょう。

業務の効率化ができる

会計ソフトを導入したら、担当者は基本的に取引データを入力するだけ。あとは、ソフトが仕訳、集計、決算書の作成といった一連の会計業務を自動で行います。また、同じソフトで同じ操作をするので、「担当者によって業務の進め方が違い、引き継ぎができない」といったことも起こりません。

会計上のミスが軽減できる

会計ソフトを利用すれば、仕訳ミス、転記ミスといったヒューマンエラーが確実に減らせます。簿記の知識が乏しくても、仕訳の入力が簡単に行えるので、単純な記入ミスを減らすことが可能です。入力したデータをもとに、自動で集計や転記が行われるため、計算ミスや転記漏れの心配もありません。
また、会計ソフトには、銀行口座やクレジットカードと連携し、取引データを自動で仕訳できるものもあります。その機能を使えば、日付や金額の入力ミスが防げ、帳簿付けの手間と時間のさらなる削減も可能です。

財務状況の見える化ができる

会計ソフトには、売上実績やキャッシュフローなどのレポートを自動で作成できるものもあります。日々の取引データを入力すれば、それをもとにリアルタイムで集計が行われるため、常に財務状況が把握できるのです。
中には、集計結果をわかりやすくグラフ表示できる会計ソフトもあります。変化の早い時代に、企業が継続的な成長を目指すためには、財務状況を見える化できる会計ソフトの導入は必須といっていいでしょう。

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会計ソフトには2つのタイプがある

会計ソフトには、インターネットを経由して利用する「クラウドアプリ」と、パソコンにインストールして使う「デスクトップアプリ」があります。それぞれの主な特徴は、以下のとおりです。自社に、よりメリットのあるタイプを選んでみてください。

クラウドアプリ型の会計ソフトの特徴

クラウドアプリ型の会計ソフトは、パソコンにインストールする必要がなく、インターネット環境さえあればどこでもパソコンを選ばず利用できるので、テレワークや在宅勤務に適しています。WindowsでもMacでも使え、バージョンアップや更新が自動で行われるのも特徴です。
ただ、通信環境が不安定な場合、処理スピードが落ちたり、ソフト自体が作動しなくなったりする可能性があります。

デスクトップアプリ型の会計ソフトの特徴

デスクトップアプリ型の会計ソフトは、インターネットに接続しなくてもオフラインで使用することができます。クラウドアプリと比較すると、OSはMacで使えるソフトが少ないのと、インストールしたパソコンが万一故障した際の備えも必要です。
一方で、インターネット環境や通信速度に依存しないので、クラウドアプリに比べて処理スピードが速い傾向があります。

会計ソフト導入に失敗しないためのポイントとは?

クラウドアプリ型の会計ソフトかデスクトップアプリ型の会計ソフトか、どちらが自社に合いそうかが決まったら、次に、ソフト選びに失敗しないためのポイントを確認しましょう。

1 自社の事業規模に合っているか

会計ソフトは、大きく分けて「個人事業主用」と「法人用」に分類されます。個人事業主用は、個人の青色申告に対応した会計ソフトで、法人の決算に必要な機能は備わっていません。法人の場合は、個人事業主用ではなく法人用会計ソフトを選ぶ必要があります。
また、企業の規模によっても、選ぶべき会計ソフトは違ってきます。大企業が導入するような高性能・高額な会計ソフトを中小企業が導入しても、不要な機能が多く、コストがかさむだけです。会計業務に必要な基本機能が揃っている、スタンダードな会計ソフトを選びましょう。

2 担当者のスキルレベルに合っているか

会計ソフトを使用する担当者が経理初心者の場合、簿記の知識が少なくても使えるソフトがおすすめです。中には、「ウェブサイトやパッケージにある『簡単』という言葉を信じて購入したが、難しくて使いこなせなかった…」という意見もあります。そうした失敗をしないために、最初に無料のトライアル期間がある会計ソフトを選び、操作感や自動仕訳などの機能を確かめてから導入を決めるのがいいでしょう。

3 無料のお試し期間はあるか

多くの会計ソフトは、無料で使用できる期間が設定されています。無料期間は、1か月程度のものや長いものでは1年と、会計ソフトによって異なります。中には、期間の定めなくずっと無料で使えるソフトもありますが、使える機能やサポートは少なめです。無料というだけで選ぶのではなく、無料期間や機能面などを、しっかり把握してから導入することが重要でしょう。

4 どのようなサポートが受けられるか

サポート体制も、会計ソフト選びの大きなポイントです。サポートの有無や内容は、ソフトの種類や料金プランによって異なります。チャットやメール、電話といったサポートの利用方法のほか、サポートセンターの受付時間など、詳細をしっかり確認しておきましょう。
また、中にはソフトの操作以外に経理業務に関しての相談ができるソフトやプランもあります。業務相談のサポートが必要な場合は、その点についても比較しておくべきでしょう。

5 バージョンアップに対応しているか

クラウドアプリ型の会計ソフトは、基本的にソフトのバージョンアップが自動で行われます。一方、デスクトップアプリ型の会計ソフトは、例えば税制に関する法令改正があった場合、使用している端末ごとにソフトのバージョンアップが必要です。バージョンアップのサポートがない場合は、税制改正や書類の様式変更などのたびに自力で調べて変更するか、その都度会計ソフトを購入し直すしかありません。サポートプランに加入すれば、バージョンアップもついてくる会計ソフトもありますので、その点も導入前に確認しておきましょう。

6 顧問税理士がどの会計ソフトを使用しているか

法人の場合は、会計処理のチェックや決算・税務申告は、税理士に依頼するケースがほとんどです。自社の顧問税理士や会計事務所が使用している会計ソフトと同じものを導入すれば、データのやりとりがスムーズになります。クラウド上でのデータ共有もできれば、税理士との連携スピードが増し、さらに会計業務が効率化されるでしょう。

メリットが満載の弥生の会計ソフト

弥生の会計ソフトには、クラウドアプリの「弥生会計 オンライン」と、デスクトップアプリの「弥生会計」があります。
共通のメリットとしては、初心者でも使いやすく、銀行口座やクレジットカードなどと連携した取引データの自動仕訳にも対応していること。多くの税理士・会計事務所がすすめる会計ソフトで、業界最大規模のカスタマーセンターによる充実のサポートサービスがあることも特長でしょう。
「弥生会計 オンライン」と「弥生会計」には、それぞれメリットがあります。自社の求める条件にどちらが合いそうか、比較検討してみてください。

使用するパソコンを選ばないクラウドアプリの「弥生会計 オンライン」

「弥生会計 オンライン」は、起業・開業をしたばかりの場合や、会計ソフトを初めて導入する場合でも、簡単に使えるクラウドアプリ型の会計ソフトです。
インターネット環境さえあれば、いつでもどこでもパソコンを選ばず作業ができ、WindowsでもMacでも使用可能。スマートフォンからも取引入力ができることも、忙しい担当者にはうれしいポイントでしょう。

初心者でも使いやすい インターネット環境があればいつでも作業可能 サポートサービスも業界最大規模

データ連携もできるデスクトップアプリの「弥生会計」

「弥生会計」は、売上実績No.1の、デスクトップアプリ型の会計ソフトです。デスクトップアプリでありながら、クラウド上にデータが保存できたり、クラウドを経由して顧問税理士や会計事務所とデータを共有したりできるのが特長。同時使用でなければ、2台のパソコンにインストールして使えるので、在宅勤務やテレワークでも、業務をスムーズに進めることができます。

実績No.1の信頼 クラウド上でデータ保存可能

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よくあるご質問

会計ソフトでできることとは?

会計ソフト導入の最大のメリットは、会計業務にかかる手間と時間を大幅に減らせることです。簿記の知識なしで誰でも使えることに加え、入力ミスや計算ミスのリスクを減らすことができ、財務状況がリアルタイムで把握できるようになります。詳しくはこちらをご確認ください。

会計ソフトの選び方とは?

会計ソフトの選び方は、会社の規模や担当者の経理レベル、サポート体制の充実度などを考慮して選びましょう。また、自社の顧問税理士や会計事務所が使用している会計ソフトと同じものを導入すれば、データのやりとりがスムーズになります。詳しくはこちらをご確認ください。

初めてでもおすすめの会計ソフトは?

クラウドアプリの「弥生会計 オンライン」と、デスクトップアプリの「弥生会計」は、初心者でも使いやすく、銀行口座などの取引データの自動仕訳にも対応しています。多くの税理士・会計事務所がすすめる会計ソフトで、充実のサポートサービスがあることも特長です。

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