2021/06/30更新 ITシステム業の経理ポイント

ITシステム業の経理ポイント

ITシステム業界の特徴と収益構造

毎月どれくらい経費にかけていいの?適切な利益率は?
「業界ごとの売上に対する理想比率」を先輩起業家のアンケートと中小企業白書を元に紹介しています。
各業界のポイントも合わせて健全経営の参考にしてみましょう。

他社と差別化できるプロダクトを追究し続けることが必要

IT業界には、経営課題を解決するためのシステムを提供する数多くの企業が存在します。
ITシステムの企画、提案、コンサルティングといった上流工程から、システム設計、構築、さらには運用、保守などの下流工程まで幅広い業務の対応が必要です。売上原価に相当する費用が少なく、売上高の約6割を人件費が占めることも特徴です。良くも悪くも人材に左右される業界ですので、優秀な人材をいかに確保し続けるかがポイントです。
建設業や製造業のように、開発原価を管理・計算する必要があり、提供するサービスごとに収益計上のタイミングが問題になることが多い業種です。税理士や会計士とタッグを組んで事業に取り組む必要があるでしょう。

ITシステム業における売上に対する理想比率:原価2%、人件費62%、店舗関連費10%、その他経費13%、利益13%
黒字化企業の経営状態
平均従業員数 3.82人
平均年間売上高 3215.96万円
平均営業利益 406.77万円(年)
平均運転資金 217.53万円(月)
平均手持ち資金 735.12万円

この業界で起業を目指すなら…

IT業界では、日進月歩で新しい技術が生まれています。顧客も新しい技術に敏感なため、いかに他社と比べて強みがあるか、差別化できるかがポイントです。顧客ニーズに合ったものだけを作り続けるのではなく、コンサルティング能力を高めることも大切です。最新技術を即座に習得し、仕事の現場でその技術を活かせるノウハウを学ぶ、最新技術を活かしたソリューションの提案など、他社と差別化できる分野を追究し続ける必要があります。

起業したら日々の経理処理が大切!あわてる前に把握しておこう

上記は、「開業レポート(ドリームゲートと弥生株式会社で行ったアンケート調査結果を要約)新規ウィンドウで開く」を参考に、記載しております。

この記事をシェアする!

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • はてなブックマーク
  • Pocket