起業したいけどアイデアがない!アイデアの出し方や発想方法を解説
監修者: 渡辺亨(中小企業診断士)
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起業・開業するには斬新なアイデアが必要と思われがちですが、必ずしもそうではありません。実際に起業・開業した人の中には、既存のアイデアから事業のヒントを見つけているケースもあります。
ここでは、起業・開業のアイデアを考えるためのポイントやアイデアの発想方法、アイデアを得るためにとるべき行動などについて解説します。
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起業・開業時にゼロから新しいアイデアを生み出す必要はない
起業・開業するには、事業のアイデアが必要ですが、ゼロから新しいアイデアを生み出す必要はありません。世の中にはさまざまな商品やサービスがあふれているため、まったく新しい事業のアイデアを考えるのが困難な場合もあります。また、新しいアイデアが、そのまま利益を生む事業につながるとも限りません。前例のないアイデアで事業を始めるのは、不確定要素が多いといった側面もあります。
まったく新しいアイデアでなくても、例えば、既存の事業の提供方法やターゲット、エリアなどを変えれば他の事業者との差別化を図ることは可能です。起業・開業には新しいアイデアが必要といった固定観念を取り払い、既存事業からビジネスのヒントを探してみましょう。
※起業・開業の事例については以下の記事を併せてご覧ください
起業・開業のアイデアを考える際はプロダクトアウトとマーケットインがポイントとなる
起業・開業のアイデアを考える際には、プロダクトアウトとマーケットインと呼ばれる2つの考え方がポイントになります。それぞれ、自分が主体のアプローチと顧客が主体のアプローチで事業のアイデアを考えます。どちらか一方ではなく、両者をバランス良く掛け合わせることで利益を生むアイデアが生まれやすくなるため、どちらも意識してアイデアを検討しましょう。
プロダクトアウトとは、自分のやりたいことやできることを起点にアイデアを考えるアプローチ
プロダクトアウトとは、自分のやりたいことやできることを起点に事業のアイデアを考えるアプローチです。自分のやりたいことやできることを実現するアイデアはモチベーションにつながるため、事業を考える際にはプロダクトアウトの視点が必要です。
例えば、起業・開業後に「思ったように売上が向上しない」などの課題が生じても、自分がやりたいことであれば、乗り越えるための気力がわいてくるかもしれません。また、それまでの経験に基づいて、自分ができることを追求すれば、他の事業者と比較した強みが明確になります。
まったく経験や知識のない分野で起業・開業した場合、事業が成功する可能性は下がるため、自分の強みを活かせるアイデアを検討してみてはいかがでしょうか。
マーケットインとは、市場・顧客のニーズを起点にアイデアを検討するアプローチ
マーケットインは、市場や顧客のニーズを解決する方法を考え、それを事業として展開するためのアイデアを検討するアプローチです。利益を生む事業アイデアを考えるには、市場やターゲット層に受け入れられることが不可欠となるため、マーケットインの考え方も必要となります。
自分の知識や経験を活かして、どれほど良い商品・サービスを考案しても、それを欲しいと思う人に届けなければ事業としては成り立ちません。事業として成り立たせるためには、商品・サービスの内容だけでなく、例えば届ける方法やエリアなども検討する必要があります。自分がやりたいこと、できることを考えたうえで、「誰に、何を、どのように提供するか」といった視点で、具体的なビジネスモデルを検討していきましょう。
※起業・開業のアイデアの出し方については以下の記事を併せてご覧ください
起業・開業のアイデアを思い付くためには、発想の方法を工夫する
起業・開業のアイデアを検討する際に、発想の方法を工夫すれば、アイデアが浮かぶことがあります。考える方針を明確にすることで、漠然と考える場合よりも、アイデアが生まれやすくなります。起業・開業のアイデアが思い付かない場合には、以下の方法を試してみてはいかがでしょうか。
起業・開業のアイデアを思い付くための発想方法
- 身近なニーズから考える
- 自己分析をする
- フレームワークから考える
身近なニーズから考える
身近なニーズから考えることは、起業・開業のアイデアを検討するための1つの方法です。普段の生活や身の回りの商品・サービスの困り事を探してみると、その困り事に対する解決策が事業につながるケースもあるため、身近なニーズを中心に考えるのは有効な方法です。
例えば、実店舗のような商圏を設定できる事業を検討している場合は、実際に街を歩いてみると、商圏に不足しているサービスのアイデアが生まれる可能性があります。自分がビジネスを展開しようと考えているターゲットの様子を直接確認して、アイデアを検討してみましょう。
自己分析をする
自己分析をすることは、起業・開業のアイデアを検討するための1つの方法です。自己分析によって、自分のやりたいことやできることを明確にできるため、プロダクトアウトの視点で起業・開業のアイデアを考えられるようになります。
例えば、子供時代から現在に至るまでの経験を書き出し、その中からニーズの解決につながるアイデアや、ビジネスとして展開できそうなアイデアがないかを考えます。これまでの自分史を振り返り、好きなことや得意なことをリストアップしてみましょう。
自己分析の際に検討する項目の例
- ワクワクした経験
- 夢中になって取り組んだ経験
- 人よりも上手にできた経験
- 人からほめられた経験
フレームワークから考える
考えるための枠組み(フレームワーク)を活用することは、起業・開業のアイデアを検討するための1つの方法です。起業・開業につなげたい漠然としたテーマがある場合は、フレームワークを基に検討すると具体的な解決策を思い付ける可能性があるため、起業・開業のアイデアの発想に役立ちます。以下のようなフレームワークを活用して、アイデアを具体化してみてはいかがでしょうか。
9×9のマスを設定してテーマからアイデアを検討するマンダラート
マンダラートは、9×9のマスを設定して、テーマからアイデアを検討する方法です。中央のマスにテーマを置き、その周りの8つのマスに連想する言葉やアイデアを書きます。さらに、周囲の8マスに記載した言葉を中心とした3×3のマスを、中央の3×3のマスの周りに配置し、同様の作業を繰り返していきます。
例えば、中央のマスには、起業・開業につなげたいテーマを書き、その周囲8マスにテーマの解決策を記入し、解決策を実現するためのアイデアをさらに8つずつ検討していくといった方法で、具体的な事業のアイデアにつなげることが可能です。1つのテーマから、自分が実現できて、事業化できそうな解決策を掘り下げていきましょう。
マンダラートのイメージ
漠然としたアイデアを6つの視点で広げるシックスハット法
シックスハット法とは、漠然としたアイデアに対して、客観・直感・肯定・否定・創造・俯瞰の6つの視点で検討することで、アイデアを広げる方法です。6つの思考パターンによる新たな視点を設定するため、通常では思い付かなかったアイデアが生まれる可能性があります。
それぞれの視点では、例えば以下のような考え方で既存のアイデアを検討します。漠然と、起業・開業したい業種やエリアなどが決まっているアイデアがある場合に、そのアイデアをブラッシュアップするために活用しましょう。
シックスハット法の考え方の例
項目 | 例 |
---|---|
客観 | データに基づいて検討 |
直感 | 主観的な感情に基づいて検討 |
肯定 | 論理的に考えたメリットを検討 |
否定 | 論理的に考えたデメリットを検討 |
創造 | データにとらわれない新しい選択肢を検討 |
俯瞰 | 他の5つの視点の考え方を整理したアイデアを検討 |
9つの項目で既存のアイデアから新たなアイデアを発想するオズボーンのチェックリスト
オズボーンのチェックリストとは、既に思い付いているアイデアに対して、9つのチェック項目に答える形で新たなアイデアを発想する方法です。転用・応用・変更・拡大・縮小・代用・再配置・逆転・結合の9つのチェック項目で、既存のアイデアを異なるアイデアにできないかを検討するため、斬新な発想が思い浮かぶ可能性があります。
例えば、以下のような考え方で、もともとのアイデアとは異なるアイデアを検討します。既存のアイデアを改善したい場合に活用しましょう。
オズボーンのチェックリストによる考え方の例
項目 | 例 |
---|---|
転用 | 他の使い方を検討 |
応用 | 使い方が似ている他のアイデアを検討 |
変更 | 大きさ、重さといったアイデアの要素の一部を変えることを検討 |
拡大 | アイデアに追加できる要素を検討 |
縮小 | アイデアから省略できる要素を検討 |
代用 | アイデアの要素の中で他の要素で代用できる部分があるかを検討 |
再配置 | アイデアの中の要素を別の要素に入れ替えられないかを検討 |
逆転 | アイデアの中で、順序や上下関係など逆転できる要素がないかを検討 |
結合 | アイデアの中で、組み合わせられる要素を検討 |
オズボーンのチェックリストを応用して新たなアイデアを発想するSCAMPER法
SCAMPER法とは、オズボーンのチェックリストを応用して考案された、既存のアイデアから新しいアイデアを発想する方法です。チェック項目を、代用・組み合わせ・適応・修正・他の使い道の検討・削減・逆転/再編成の7つに修正し、発想を広げやすいように考え方が改良されています。
例えば、以下のような考え方で、既存のアイデアから拡張したアイデアを検討します。オズボーンのチェックリストと同様、何らかのアイデアがあって、より良いアイデアに修正したい場合に活用しましょう。
SCAMPER法による考え方の例
項目 | 例 |
---|---|
代用 | アイデアの中で代用できる要素を検討 |
組み合わせ | アイデアと他の要素を組み合わせられないかを検討 |
適応 | 他の事業のアイデアを既存のアイデアに適応できないかを検討 |
修正 | 既存のアイデアで大きさ、重さなど変更できる要素を検討 |
他の使い道の検討 | 既存のアイデアとは異なる目的や対象者を検討 |
削減 | アイデアの中で削減できる要素を検討 |
逆転/再編成 | アイデアの中で順序や因果関係を逆転できる要素を検討 |
起業・開業アイデアの着想を得るためにとれる行動がある
1人で頭の中だけで考えていて起業・開業のアイデアが浮かばない場合も、一定の行動をとることで起業・開業のアイデアの着想につながるケースがあります。行動によって刺激を受けたり、アドバイスを受けたりすることで、アイデアのヒントが得られるかもしれません。起業・開業のアイデアが思い付かない場合は、以下の行動を試してみましょう。
起業・開業アイデアの着想を得るためにとれる行動
- 情報を集める
- 起業セミナーやコミュニティに参加する
- 公的機関に相談する
- 専門家に相談する
情報を集める
起業・開業のアイデアを得るために役立つ方法の1つが、情報収集です。起業・開業したい業種の調査や起業・開業事例の情報収集を行うことで、業界の動向やアイデアの方向性が見えることもあるため、情報収集がアイデアの立案につながる可能性があります。また、既にアイデアを思い付いた場合も、そのアイデアが本当に事業として成立するかを見極めるには、情報収集が欠かせません。
例えば、起業・開業を予定しているエリアの現地調査や、雑誌・書籍・Web検索での起業・開業事例の調査、実際に起業・開業した方へのヒアリングなどで、気になる情報を調べてみましょう。
起業セミナーやコミュニティに参加する
起業・開業のアイデアを得るために役立つ方法の1つが、起業・開業に関するセミナーやコミュニティに参加することです。起業セミナーなどに参加すると、起業・開業に関するさまざまな知識やノウハウを学んだり、起業・開業に活かせる人脈を得られたりするため、参加者同士の交流の中で、アイデアの発想やブラッシュアップのきっかけが得られるかもしれません。起業セミナーやコミュニティのテーマは、例えば起業・開業の基礎知識の習得や、マーケティングや資金調達方法の勉強、情報交換・コミュニケーション目的などさまざまです。
ただし、起業セミナーやコミュニティを装って、高額な紹介料や受講料などを詐取しようとするケースもあることから、参加を決める前に、内容や講師の信頼性を見極めなければなりません。迷ったら、地方自治体や日本政策金融公庫など、信頼できる主催者が開催しているセミナーに参加してみましょう。
※起業セミナーについては以下の記事を併せてご覧ください
公的機関に相談する
起業・開業のアイデアを得るために役立つ方法の1つが、公的機関に相談することです。商工会議所などの公的機関に相談すると、地域で開催される起業家交流会といったイベントの情報を入手できることがあるため、起業・開業アイデアのきっかけが得られる可能性があります。
ただし、公的機関では、例えば補助金や助成金、事業計画書作成などの相談はできても、起業・開業のアイデアに関するアドバイスは受けにくいため、あくまでアイデアのきっかけとなる情報収集先の1つと考えてください。商工会議所に相談したい場合は、日本商工会議所「全国の商工会議所一覧」などから、お近くの商工会議所を探してみましょう。
専門家に相談する
起業・開業のアイデアを得るために役立つ方法の1つが、専門家に相談することです。さまざまな起業家を支援してきた専門家であれば、起業・開業事例を熟知しているため、アイデアにつながる考え方のヒントを提供してもらえる可能性もあります。
例えば、実際の起業・開業事例の背景を聞き、自身の状況に当てはめることで、アイデアを思い付くかもしれません。また、現実的な事業化に向けたアドバイスを得られる可能性もあります。
専門家の探し方がわからない場合は、弥生の「税理士紹介ナビ」を活用してみてはいかがでしょうか。「税理士紹介ナビ」は、起業・開業などに関する困り事をお持ちの方に、弥生が厳選した経験豊富で実績のある専門家をご紹介するサービスです。業界最大規模のパートナー会計事務所から、会社所在地や業種に合わせて最適な税理士をご紹介します。紹介料は、一切かかりません。
起業・開業のためにはM&Aという方法もある
起業・開業するには、自分でゼロから事業を立ち上げるほかに、既存の会社を買収するM&Aという方法もあります。後継者不足に悩む中小企業の存在や、手軽に利用しやすいM&Aマッチングサイトの登場により、個人でのM&Aも可能になっています。
M&Aを利用すると、例えば、自分でゼロから起業・開業するよりも手間やコストを抑えられるといったメリットがあります。既に稼働している事業モデルを引き継げるため、商品やサービス・ターゲット・販売チャネル・集客方法・資金繰りなどをゼロから考える必要がありません。また、事業における課題やリスクも事前に想定できるため、失敗を避けるための対策も立てやすくなります。起業・開業はしたいものの事業のアイデアが浮かばない場合は、M&Aという選択肢を検討してみましょう。
起業・開業には2つの方法があり、それぞれで流れが異なる
自分で事業を始めるには、「個人事業主として開業する」「会社(法人)を設立する」といった2つの方法があり、それぞれ異なる流れで起業・開業します。自分に合った方法を検討したら、どのような流れで進めるのかを事前に確認しておくと、起業・開業をスムースに進めることが可能です。それぞれ、以下の流れで起業・開業の手続きを進めるのが一般的です。
個人事業主として開業する際の流れ
-
STEP1. 開業の目的や理由を考える
-
STEP2. 事業計画を立てる
-
STEP3. 開業形態を決めて、開業の手続きを行う
-
STEP4. 資金を集める
-
STEP5. 事業開始の準備を行う
※個人事業主の開業については以下の記事を併せてご覧ください
会社を設立して起業する際の流れ
-
STEP1. 起業の目的や理由を考える
-
STEP2. 事業計画を立てる
-
STEP3. 会社形態を決めて、設立手続きを行う
-
STEP4. 資金計画を立てて、資金を集める
-
STEP5. 事業開始の準備を行う
※会社設立による起業の方法については以下の記事を併せてご覧ください
M&Aで起業・開業する際の流れ
起業・開業をしたい場合、M&Aを利用して会社を買収する方法も考えられます。M&Aで起業、開業する際は、以下の流れに沿って進めましょう。
会社をM&Aで買収して起業する流れ
-
STEP1. 起業の目的や理由を考える
-
STEP2. 会社を買収するための予算を検討する
-
STEP3. 買収先を探し、買収先候補と面談する
-
STEP4. 買収先候補と基本合意契約を結ぶ
-
STEP5. 買収先候補のデューデリジェンス(企業監査)を行う
-
STEP6. 買収する企業と最終契約を結ぶ
※M&Aによる起業については以下の記事を併せてご覧ください
M&Aの実行にあたっては、交渉力に加えて財務・税務・会計・法務・労務などの専門的な知識が必要となるため、専門家の力を借りるのも1つの方法です。そのような場合は、弥生株式会社の「税理士紹介ナビ」がおすすめです。
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起業に必要な手続きを手軽に行う方法
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さまざまな方法を活用して起業・開業のアイデアを見つけよう
起業・開業にあたってはアイデアを検討しなければなりませんが、まったく新しいアイデアである必要はありません。既存のアイデアを応用したり、違う角度から検討したりすることで、ビジネスのヒントが見つかることもあります。また、身近な商品・サービスや自分史を見直してみると起業・開業のアイデアを思い付くきっかけが得られることもあるため、アイデアが浮かばない場合は、さまざまな方法を活用してみましょう。
アイデアが思い浮かび、起業・開業する目処が立ったら、起業・開業に伴う煩雑な手続きは「弥生のかんたん会社設立」や「弥生の設立お任せサービス」で効率化するのもおすすめです。
この記事の監修者渡辺亨(中小企業診断士)
株式会社リノヴェクス代表取締役。経営者を助けるプロコーチ/コンサルタント/中小企業診断士/M&Aプロアドバイザー/ドリームゲートアドバイザー
コーチングを主軸とした人材育成サービスを行う、株式会社リノヴェクスを運営する傍ら、プロコーチ・トレーナー・人材育成コンサルタントとしても活動している。一般財団法人日本コーチング教育振興協会(ACEAジャパン)代表理事も務め、経営層や事業主に向けたエグゼクティブコーチングを行っている。