白色申告から青色申告へ——「青色のメリットはやっぱり大きかった」

Miho Tomita Photography

  • やよいの青色申告 オンライン

冨田実布さんは宝塚歌劇の舞台に魅了され、演劇写真の世界を志した。大学在学中からフォトグラファーとしての活動を始め、フリーランスとなった今に至るまで、さまざまなメディアで活躍。幅広い分野のクライアントから厚い信頼を集めている。

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効果
  • 白色申告も青色申告も、それほどデータ入力の手間は変わらなかった
  • 知識がなくても複式簿記の帳簿が作成できた
  • 65万円が控除されたことで課税所得が引き下がり、それにともない所得税だけでなく住民税も減額

大学在学中からフォトグラファーに、そしてフリーランスへ

大学在学中に旅行雑誌の編集部から撮影のお仕事をもらうようになり、大学を卒業してからもフリーランスのフォトグラファーとしてご活躍される冨田実布さん。

「正直これまで営業という営業はしたことがなくて、どれもご縁がつながっていただけたお仕事です。たまたまバリ旅行に行ったときに、現地で合流した友だちの友だちが広告代理店の方で、そのつながりでお仕事をいただけたこともあるほどでした(笑)」。

現在は旅行雑誌・演劇雑誌のほかにも、ジュエリーの商品撮影やモデル撮影、アーティストのスチール撮影、音楽ライブの撮影など、多方面で活動されている。

そんな冨田さんは今「単にお金を稼ぐだけの仕事だけじゃなく、本当に自分が撮影したい対象が何なのかを探り始めている」という。

「仕事の目的もそうですが、最近は人生の目的について意識するようになってきましたね。もちろん、すべての仕事が大事ですが、もともと舞台観劇——なかでも宝塚歌劇が大好きで、これまでそうした方面のお仕事でも評価を得られているという実感があります。『ステージフォトならやっぱり冨田さんだね!』と依頼者から言っていただけるように、その方面のスキルを伸ばしつつ、自分の作品性や作家性も伸ばしていきたいです」

知識がなくても複式簿記帳簿が作成できた!

「実際は、撮った後の時間のほうがかなり長くなることも……」と言うとおり、デジタル撮影が全盛の今、現場での撮影はもとより、データの整理や写真の現像・補正など、事務所で行う業務も多くなっている。

「たとえば旅行誌ならライターを兼務することもあるので、事前の下調べもあれば、取材後にやらなければならない原稿の執筆作業などが重なったりします」

当然、会計業務に割ける時間も少なくなっていく。

そんな冨田さんが会計ソフトとして選択したのが「やよいの青色申告 オンライン」だった。

さかのぼれば、冨田さんが初めて確定申告をしたのは2015年分から。そのときは白色申告からスタートしている。

「特に意識することなく、たまたまネット検索をして引っかかったものを、それほどこだわりもなく選択した」と、やよいの白色申告 オンラインを導入した。初めての会計ソフトということもあり「たまたま会計とかに強かった母親に聞きながら、なんとかこなしていた」という。

しかし昨年から、青色申告へ切り替えた。それに伴い、あるメーカーのクラウド会計ソフトへと一度は移行している。

「そのときもたまたまネット検索で見つけたバナーからそのメーカーを選択したのだと思います(笑)。でも結局、勘定科目の仕訳もしにくくて、いちいちネット検索しなければわからなかった。簿記の知識のない自分にとって“とにかく使いづらい”という印象だったので、知り合いのイラストレーターに相談したところ、その方の薦めもあり、その期中にやよいの青色申告 オンラインへと切り替えたんです」

実際に、やよいの青色申告 オンラインを1年間使ってみたが、他社製品のときの使いづらさは感じなかったという。簿記の知識がない人でも、日付・金額などを入力するだけで複式簿記帳簿がほとんど自動的に作成できる「かんたん取引入力」が使いやすかったためだ。

「白色申告のときに弥生さんのソフトを使っていたこともありますが、勘定科目はソフト上で仕訳しやすく、いちいちネットで検索する必要性もない。手計算もいらず、ストレスを感じません。確定申告書作成の段階でも手順に沿って入力するだけだったので、一切迷うことがありませんでした」

65万円控除で所得税だけでなく住民税も減額!予想以上にその徴収額が低かったことに驚きました

結果的に、白色申告から青色申告へスムーズに移行ができた冨田さん。複式簿記帳簿に対する抵抗感から、青色へ切り替えたがらない人も多く存在するが……。

「実は最初から白色申告にするつもりはまったくなくて、まわりからは青色申告のほうがいいと口を酸っぱくして言われていました」

2014年から白色申告者にも単式帳簿記帳義務が課せられたことで、いずれにせよ帳簿の記載・記録はしなければならない。弥生の会計ソフトを使えば白色申告も青色申告も、それほどデータ入力の手間は変わらなかったという。あとは青色申告者として複式簿記を出力できる環境になれば65万円控除のほかさまざまながメリットを得られるのだから、青色申告へ切り替えない手はない、というわけだ。

「なにより控除額がまったく違いますからね。本当は2015年分のときも青色にしようと思っていたのですが、実はそのための申請をし忘れてしまっていたんです(笑)。そこで泣く泣く白色にしたというのが現実なんです」

  • (※編者注)「所得税の青色申告承認申請手続」のこと。青色申告をする年の3月15日までに申請書を提出しなければいけない

実際に青色にしたことのメリットは大きかった。確定申告の際に所得から65万円が控除されたことで課税所得が引き下がり、それにともない所得税だけでなく住民税も減額される。

「先日、今年度の住民税の手続きを済ませたばかりですが、予想以上にその徴収額が低かったことに驚きました

青色申告での納税は2年目へ。最近はスマート取引取込など一部の連携サービスも導入し始めるなど、新しい機能の導入にも意欲的な冨田さん。最後に「私のように会計業務にできるだけ時間を割きたくない個人事業主にとって、もっと直感的に会計業務ができるようになればうれしい」と、これからの弥生製品に大きな期待を寄せてくれた。

  • 本記事の内容は、取材当時のものです。
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