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アプリケーション開発の経理ポイント

2023/04/18更新

アプリケーション開発の特徴と収益構造

毎月どれくらい経費にかけていいの?適切な利益率は?
「業界ごとの売上に対する理想比率」を先輩起業家のアンケートと中小企業白書を元に紹介しています。
各業界のポイントも合わせて健全経営の参考にしてみましょう。

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自社サービスがヒットするまでの手持ち資金が必要

平均従業員数が8人程度とまさに「ザ・中小企業」といった事業規模となり、運転資金約280万円もほとんどが人件費となります。開発費はほぼ一定のため、自社メディアやスマホアプリがヒットすれば、利益率はグンと跳ね上がります。ただし、自社開発の場合はヒットするかどうかは不透明で、軌道に乗るまでは売上が上がりません。十分な手持ち資金が必要です。費用は人件費が大半となりますが、新技術の習得など、時代に乗り遅れないために常に先行投資が必要となります。

アプリケーション開発業における売上に対する理想比率:原価2%、人件費60%、家賃・リース料10%、水道光熱費4%、広告販促費10%、その他経費4%、利益10%
黒字化企業の経営状態
平均従業員数 8.20人
平均年間売上高 8876.09万円
平均営業利益 864.77万円(年)
平均運転資金 282.13万円(月)
平均手持ち資金 2409.13万円

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この業界で起業を目指すなら…

もともと大手IT企業に勤めていた人が独自アイデアをカタチにするために起業するケースであれば、ベンチャーキャピタル等からの出資は比較的受けやすいでしょう。もう1つ、受託開発で安定した収益を確保しながら、並行してオリジナルのコンテンツやアプリを開発するやり方もあります。
いずれにしても完全なブルーオーシャンというのは見つけにくい分野なので、成功の見込みがある場合はスピード勝負となります。マンパワーと資本を投下して素早くシェアを確保しましょう。

上記は、「開業レポート(ドリームゲートと弥生株式会社で行ったアンケート調査結果を要約)新規タブで開く」を参考に、記載しております。

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