2021/11/29更新 中小企業が選ぶべき会計ソフトとは?

中小企業にとって、経理業務の効率化に欠かせないのが会計ソフトです。とはいえ、新たに会計ソフトの導入を検討する場合、どのようなポイントで選べばいいのか迷うことも多いかもしれません。会計ソフトにはさまざまな機能があり、自社の環境や条件に合ったものを選ぶことが大切です。
ここでは、中小企業が会計ソフトを選ぶときにチェックすべきポイントについて解説します。

会計ソフトとはどのようなもの?

会計ソフトとは、会社のお金の動きを効率良く管理するためのソフトです。事業を行うと、売上や経費などの収支が発生します。そうした多種多様なお金の動きをすべて記録し、そのデータを集計して決算書の作成までできるのが会計ソフトです。
会計を手書きで行う場合は、手間がかかる上に、集計や転記ミスも起きやすくなります。また、Excelで行う場合は、マクロや関数を使いこなせないと集計・転記が自動化されません。そうした手間が省ける会計ソフトは、企業の経理業務において必須といえるのではないでしょうか。

会計ソフトでできること

会計ソフトを導入すると、仕訳の入力、集計、決算書の作成といった会計業務の流れを自動化することができます。
会計ソフトに取引データを入力すると、蓄積されたデータと合わせて自動的に集計され、さまざまな帳簿や決算書類をスムーズに作成できます。入力した内容は関連するすべての帳簿に反映され、転記の手間やミスも削減できます。さらに、会計ソフトの中には、銀行口座やクレジットカードなどと連携し、取引データを自動で取り込めるものがあります。取り込んだ取引データはAIによって自動的に仕訳されるため、入力の手間や時間を大幅に削減することができます。
中小企業の場合は、会計業務にあまり多くの人手を割けないことがほとんどです。ヒューマンエラーと業務負担を少なくする会計ソフトは、中小企業の力強い味方といえるでしょう。

会計ソフトの種類

会計ソフトには、インターネットを経由して利用する「クラウドアプリ」と、パソコンにソフトをインストールして使う「デスクトップアプリ」があります。
クラウドアプリはインストールの必要がなく、インターネット上でサービスにアクセスするだけで使えます。インターネット環境があれば場所を問わず利用でき、ブラウザを使うのでWindowsでもMacでも使用可能です。また、バージョンアップは自動で行われ、ソフトのメンテナンスに手間がかかりません。
一方、デスクトップアプリは、インターネットに接続しなくてもオフライン環境で作業ができます。インターネット環境や通信速度に依存しないため、一般的にはクラウドアプリに比べて処理スピードが安定しているといっていいでしょう。

中小企業が会計ソフトを選ぶ際の7つのポイント

一口に会計ソフトといっても、その種類や機能はさまざまです。中小企業が会計ソフトを選ぶ際には、次のようなポイントを意識するといいでしょう。

中小企業が会計ソフトを選ぶ際の7つのポイント 1.導入の目的 2.会社の規模 3.会計ソフトの費用 4.必要な機能 5.会社に携わる社員のスキル 6.サポートは充実しているか 7.経理処理を行う場所

1 導入の目的

中小企業が会計ソフトを導入する目的のほとんどは、会計・経理業務の効率化です。ただ、会計ソフトでできることは取引入力や仕訳作業だけではありません。「リアルタイムの財務状況を分析・把握したい」「資金繰り資料を簡単に管理したい」「社員のスキルにバラツキがあるため誰でも簡単に作業できるようにしたい」など、自社にとっての導入目的を明確にし、そのニーズに対応できる会計ソフトを選びましょう。

2 会社の規模

開業・起業したての会社、また従業員がいない「ひとり社長」や従業員が数名という小規模法人の場合、インストール不要で手軽に使い始めることができるクラウド会計ソフトを選ぶケースが多いようです。「記帳や決算書作成などの基本的な操作ができれば十分」という人も、機能がシンプルなクラウドアプリが適しているでしょう。
一方で、デスクトップ会計ソフトは、従業員が5名程度の小規模法人や初めて会計ソフトを導入する会社でも使いやすいのですが、中には細かい経営分析や部門管理といった高度な機能を利用できるものもあります。従業員数や営業拠点などが増えていった場合は、より機能が充実した会計ソフトが必要になるかもしれません。会計ソフトを選ぶ際には、導入時点での会社規模に加え、ある程度将来的な予測も踏まえて検討しましょう。

3 会計ソフトの費用

クラウド会計ソフトの場合、料金は月額または年額というケースが多く、継続的に一定の支払いが発生します。バージョンアップの費用も月または年ごとの料金に含まれているので、追加の更新費用はかかりません。
デスクトップ会計ソフトは、導入時にソフト購入のための費用がかかります。また、最新の法令や税制の改正に対応するなど、問題なく運用するためにはソフトを買い直す必要がある場合があります。
デスクトップ会計ソフトの中には有料のサポートプランに加入することで、バージョンアップや更新に対応してくれる会計ソフトもあります。そのようなプランを選べば、デスクトップアプリでもクラウドアプリと同じように、常に最新の状態で使えます。

4 必要な機能

中小企業において、経理担当者が会計ソフトで行う業務の多くは、日々の取引の入力などの帳簿付けです。導入時に覚えることが多くて担当者の日々の業務が滞ることがないよう、誰でも簡単に入力ができる会計ソフトを選びましょう。
会計ソフトの中には、銀行口座やクレジットカードの取引データや、紙の領収書やレシートのデータを取り込み、自動で仕訳ができたりするものもあります。そのような会計ソフトを選べば、記帳の手間と時間を大幅に削減できる上、入力ミスの心配もなくなるわけです。
また、中小企業では、経営者や経営に近い立場の人が経理業務を担当することもよくあります。そのような場合は、収支をグラフや表ですぐに出力できるなど、リアルタイムな財務状況を分析・把握できる会計ソフトがおすすめです。

5 会計に携わる社員のスキル

中小企業では、必ずしも会計のエキスパートが経理を担当するとは限りません。会計ソフトを選ぶときは、そのソフトを扱う従業員の会計スキルがどの程度なのかも大切なポイントになります。
経理初心者なら、自動仕訳機能があるものなど、簿記の知識がなくても操作ができる会計ソフトがおすすめです。一方、専門的な知識や経験のある従業員なら、帳票や伝票で入力をする方がやりやすいかもしれません。将来的に経理担当者が変わる可能性も考え、初心者から経験者まで、スキルや好みに合わせて入力方法が選べる会計ソフトを導入しておくと安心です。

6 サポートは充実しているか

会計ソフトを検討する際には、サポート体制の充実も大きなポイントになります。特に、初めて会計ソフトを導入する場合、いくら操作が簡単でも、慣れるまでは疑問や戸惑いがあるかもしれません。そのようなときも、手厚いサポートがあれば安心して利用できるでしょう。反対に、サポート体制が整っておらず、こちらの質問への対応がうまくいかなかったりすると、せっかくの機能をうまく使いこなすのにも時間がかかります。
サポートの内容は、会計ソフトや料金プランによっても異なるものです。プランによって電話やメール、チャットなど、対応方法が分かれている場合もあれば、操作以外の経理業務の相談に対してもアドバイスが受けられるメーカーもあります。まずは、どこまでのサポートが必要かを検討するのが、自社に適した会計ソフトを選ぶ上で重要です。

7 経理処理を行う場所

会計ソフトを使う担当者が、どこで作業をするかも考える必要があります。例えば、社内での作業がメインとなる場合は、取引数が多くてもスピーディーに処理しやすいデスクトップアプリが使いやすいでしょう。デスクトップアプリを社用のノートパソコンにインストールすれば、インターネットに接続しなくても、どこでも作業が可能です。一方、自宅など会社以外のパソコンでも作業したい場合は、インターネット環境があればどのパソコンからでもアクセスでき、さらにスマートフォンでの入力も可能なクラウドアプリが適しているといえます。
さらに、デスクトップアプリの中には、クラウド活用のサービスにより、会社と自宅の両方で作業ができる会計ソフトもあります。どの会計ソフトが担当者の作業環境に最適かを検討しましょう。

中小企業におすすめの弥生の会計ソフト

弥生の会計ソフトには、クラウドアプリの「弥生会計 オンライン」と、デスクトップアプリの「弥生会計 22」があります。

どちらのタイプにも共通する機能が、「スマート取引取込」です。これは、銀行口座やクレジットカードの取引データ、スキャンした領収書やレシートのデータ、オンライン請求書データ、POSレジシステムで入力したお店の売上データなどを、クラウド経由で自動的に取り込める機能。取り込んだデータは自動で仕訳されるので、入力と仕訳の手間が省けます。仕訳を直接手入力する場合も、初心者向け、経験者向けにそれぞれ使いやすい入力画面が用意されています。

また、業界最大規模のカスタマーセンターによる充実したサポートサービスと、税理士・会計事務所との豊富なネットワークも特長です。全国の多数の税理士・会計事務所とパートナーシップを結んでおり、プロが推奨する業務ソフトであるといえます。
つまり、弥生の会計ソフトなら、担当者の経理スキルにかかわらず使い勝手が良く、手厚いサポートも受けられるのです。

初めてでもすぐに使える!クラウドアプリの「弥生会計 オンライン」

「弥生会計 オンライン」は、開業・起業したばかりの中小企業や、会計ソフトを初めて導入するという担当者でも簡単に使えるクラウド会計ソフトです。インターネット環境があればいつでもどこでも作業ができて、WindowsでもMacでも利用可能。スマートフォンからでも取引入力ができます。

弥生会計オンライン 初心者でも使いやすい インターネット環境があればいつでも作業可能 サポートサービスも業界最大規模

中小企業の会計業務をしっかりカバー!デスクトップアプリの「弥生会計 22」

「弥生会計 22」は、2020年まで22年連続売上実績No.1の信頼あるデスクトップ会計ソフトです。デスクトップアプリでありながらも、クラウド上にデータを保存したり、顧問の税理士や会計事務所と共有したりすることもできます。同時使用でなければ、自宅と勤務先など2台のパソコンで使えますので、在宅勤務やテレワークでの使用もスムーズです。

実績No.1の信頼 クラウド上でデータ保存可能

自社の状況に合わせて、使いやすい会計ソフトを選ぼう

中小企業で使用する会計ソフトは、導入目的を明確にした上で、会社の規模や担当者の経理レベルなどを考慮して選ぶといいでしょう。
弥生のクラウド会計ソフト「弥生会計 オンライン」は1年間無料で使用でき、デスクトップ会計ソフト「弥生会計 22」も30日間無料の体験版があります。会計ソフト選びに迷っているという人は、まずは無料版で機能や操作性を試してみてはいかがでしょうか。

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