業務ソフト「弥生シリーズ」を提供する弥生株式会社(本社:東京都千代田区、代表者:岡本 浩一郎、以下 弥生)は、弥生製品を使用した経理・総務と給与計算の実務処理を基準とした日常業務の実務処理スキルを評価する「弥生検定」を2011年9月20日(火)より開始します。「弥生検定」は、実際の業務の理解度と、それらの業務を弥生製品を使って処理する能力を問う試験です。試験内容はそのレベルに応じて、1~3級と3段階に分かれており(下記表参照)、すべての級において、弥生製品を実際に使用し、その習熟度が問われる内容になっています。この資格を取得することで、企業の経理・総務担当者に求められる基本的な知識と弥生製品の操作能力を証明することができます。
「弥生検定」は、「弥生検定 パソコン経理事務」と「弥生検定 パソコン給与事務」(今後実施予定)の2種類があり、本日より「弥生検定 パソコン経理事務 3級」の募集を始め、2級、1級、「弥生検定 パソコン給与事務」も順次募集を開始していきます。「弥生検定」は初年度3,000人の受験者を見込み、今後、年間1万人の受験者と全国100ヶ所の試験会場での実施を目指します。
弥生製品は、中小企業、個人事業主の業務を支える存在として広く認知されており、現在では日本全国90万社ものユーザーにご利用いただいています。実際、経理や総務の求人募集で、その応募条件に弥生会計の使用経験を問うものが多く、こうしたニーズを踏まえ、職業訓練などの多くは弥生製品を使用しています。しかし、弥生製品を使用した総務・経理の実務処理のスキルついては、明確な指標がなく、雇用の際に職場における実務経験の証明が難しい状況にあります。
そこで、弥生製品を使用した事務能力を総合的かつ客観的に判断するための指標を提供し、求職者の雇用や業務担当者のキャリアアップに貢献するとともに、弥生製品を通じ業務に精通した「弥生人材」の育成をすることと、中小企業や個人事業主が求める「弥生製品」を実務にそって使用できる即戦力を提供することを目的に「弥生検定」の開始を決めました。
弥生は、弥生製品登録90万ユーザーを背景に、弥生製品を利用した実務処理スキルの高い「弥生人材」を育成していくことで、人材ビジネスや新規サービスへと繋げていくとともに、弥生製品利用者層のさらなる拡大を目指してまいります。