2015年12月11日
業務ソフトウェア「弥生シリーズ」を提供する弥生株式会社(本社: 東京都千代田区、代表者: 岡本 浩一郎、以下 弥生)は、外部アプリケーション/サービスと、弥生会計ラインアップ(クラウドアプリケーション:弥生会計 オンライン、やよいの青色申告 オンライン、やよいの白色申告 オンライン、デスクップアプリケーション:弥生会計 16、やよいの青色申告 16)を連携し、各種取引データを自動取込・自動仕訳するクラウドサービス、「YAYOI SMART CONNECT」注1を、本日機能強化しました。
タブレット端末市場の急速な拡大や社会全体のペーパーレス化の浸透、クラウド技術の進歩により、様々な企業や地方自治体でITやクラウドを通じた業務効率化への要望が高まっています。そういった中で「事業コンシェルジュ」をビジョンに掲げる弥生は、「YAYOI SMART CONNECT」の明細データ取得連携の強化や、複数の取引をひとつの取引にまとめて仕訳データにする「まとめ仕訳」機能の搭載など機能強化を図りました。弥生は、今後もスモールビジネスのより"スマート"な会計業務スタイルを提案していきます。
「YAYOI SMART CONNECT」に、銀行明細やクレジットカード、交通系カードなどの取引データを、他社サービスを介さずに直接自動取込・自動仕訳する機能を追加しました。
1,125行の金融機関に対応し、法人口座47行にも対応します。また、取込先ID/パスワードは、サーバー上ではなくクライアント側で保持し、クライアントアプリを通して取引データを取得します。
事前に設定することでクライアントアプリが取引データを自動的に取り込み続けるので、金融機関側のデータ保持期間を気にする必要がありません。
例えば、交通機関を使用した外出の多いユーザーの場合、交通系カードからデータの取り込みをすると、乗り降りの度に膨大な仕訳データが作成され、他の仕訳データを確認するのが難しくなる場合があります。この「まとめ仕訳」により、「YAYOI SMART CONNECT」が旅費交通費など同じ科目の取引を、月ごとにまとめたひとつの仕訳として作成します。もちろんまとめられた仕訳データから、元の取引データをたどることも可能です。
注1:デスクトップ製品をご利用のお客さまが「YAYOI SMART CONNECT」をご使用になる場合、あんしん保守サポートにご加入いただく必要があります
銀行明細やクレジットカード、電子マネーなどの取引データを、連携サービスから取り込み、仕訳データに自動で変換し、対応する弥生のソフトに転送します。