フローチャートで迷わず解決!
自社に合った「残業計算パターン」解説

残業代の計算設定は、勤務形態や就業規則によって異なり、複雑になりがちです。
本ページでは、簡単なフローチャートに沿って、お客さまの就業規則に合った残業計算の設定パターンを解説します。

みなし残業代を設定する場合は、下記項目をご参照ください。

みなし残業代(固定残業代)の設定方法

最適な残業設定方法をフローチャートで診断

一般的な「普通残業手当」の計算式を例に、『弥生給与 Next』での設定方法をご案内します。

「深夜残業手当」など、割増率の異なる残業手当につきましては、下記イメージの「普通残業手当」を該当の手当に置き換えてご確認ください。
割増率の調整につきましては、割増率の調整方法をご参照ください。    

下記イメージの【A】残業計算に使用する1時間あたりの賃金単価や【B】所定労働日数・時間を
どのように求めるかによって、設定方法が4つに分かれます。

フローチャートで最適な残業設定方法を確認しましょう。

普通残業手当の算出に用いる計算式と、1時間あたりの賃金単価を求めるための計算イメージ図

フローチャート

賃金単価と所定労働日数の求め方から、自社に最適な残業計算パターンを4つの中から診断するフローチャート

固定単価を使用する方法

  1. 1明細項目管理で計算式を設定する

    1.[設定]ー[明細設定]をクリックします。
    2.[明細項目管理]をクリックします。
    3.[支給]枠を開きます。
    4.「普通残業手当」右横の[歯車]ボタンをクリックします。
    5.下記内容で設定し、[保存]ボタンをクリックします。

    弥生給与 Nextの明細項目の設定で、固定単価を使用した普通残業手当の計算式を設定する画面

    ・項目の属性:計算式
    ・計算式に使用する単価:固定単価
    ・計算式:普通残業手当×時給単価×1.250

    • ※

      その他の項目も必要に応じて確認・修正します。

  2. 2従業員メニューで単価金額を設定する

    従業員メニューから、それぞれの単価金額を設定します。

    1.[従業員]をクリックします。
    2.設定を行う従業員名をクリックします。
    3.[固定単価]をクリックします。
    4.「時給単価」右横の[歯車]ボタンをクリックします。
    5.「単価」に金額を入力して[保存]ボタンをクリックします。

計算単価(12か月の平均)を使用する方法

  1. 1計算単価項目を作成する

    1.[設定]ー[明細設定]をクリックします。
    2.[固定単価・計算単価管理]をクリックします。
    3.[計算単価]タブをクリックします。
    4.[計算単価項目を追加]をクリックします。
    5.下記内容で設定し、[保存]ボタンをクリックします。

    計算単価項目の設定において、所定労働日数や時間数を12か月の平均で算出する設定画面

    ・計算単価名:「残業単価」など任意でご設定ください
    ・単位:1時間当たり
    ・所定労働日数・時間:12か月の平均
    ・計算に使用する支給項目:「基本給(月給)」など、計算に含める手当すべてにチェックを入れます

    • ※

      その他の項目も必要に応じて確認・修正します。

  2. 2明細項目管理で計算式を設定する

    1.[設定]ー[明細設定]をクリックします。
    2.[明細項目管理]をクリックします。
    3.[支給]枠を開きます。
    4.「普通残業手当」右横の[歯車]ボタンをクリックします。
    5.下記内容で設定し、[保存]ボタンをクリックします。

    弥生給与 Nextの明細項目の設定で、計算単価を使用した普通残業手当の計算式を設定する画面

    ・項目の属性:計算式
    ・計算式に使用する単価:計算単価
    ・計算式:普通残業時間×上記①で設定した「残業単価」×1.250

    • ※

      その他の項目も必要に応じて確認・修正します。

  3. 3所定労働日数・時間を設定する

    12か月の平均として使用する「所定労働日数・時間」を設定します。

    1.[設定]ー[給与規定]をクリックします。
    2.「所定労働日数・時間」を設定して、[保存]ボタンをクリックします。

    設定メニューの給与規定にて、正社員などの従業員種別ごとに所定労働日数や時間を入力する画面

    補足1

    「給与カレンダー」を設定することで、「所定労働日数・時間」を自動計算することができます。
    詳細につきましては、下記サポート情報をご確認ください。

    補足2

    従業員種別で設定した支給形態によって、計算に使用される項目が異なります。

    • 月給制/日給月給制の場合:「1か月平均所定労働時間」が残業計算に使用されます。

    • 日給制の場合:「1日平均所定労働時間」が残業計算に使用されます。

    • 時間給制の場合:従業員>固定単価メニューで設定した「時給単価」の金額が、残業計算に使用されます。

    • ※

      従業員種別に設定されている支給形態は、設定>従業員種別メニューより確認が可能です。

計算単価(当月の実数>給与カレンダー)を使用する方法

  1. 1計算単価項目を作成する

    1.[設定]ー[明細設定]をクリックします。
    2.[固定単価・計算単価管理]をクリックします。
    3.[計算単価]タブをクリックします。
    4.[計算単価項目を追加]をクリックします。
    5.下記内容で設定し、[保存]ボタンをクリックします。

    計算単価項目の設定で、所定労働日数を当月の実数とし、給与カレンダーの値を使用する設定画面

    ・計算単価名:「残業単価 」など任意でご設定ください
    ・単位:1時間当たり
    ・所定労働日数・時間:当月の実数
    ・実数として使用する値:給与カレンダー
    ・計算に使用する支給項目:「基本給(月給)」など、計算に含める手当すべてにチェックを入れます

    • ※

      その他の項目も必要に応じて確認・修正します。

  2. 2明細項目管理で計算式を設定する

    1.[設定]ー[明細設定]をクリックします。
    2.[明細項目管理]をクリックします。
    3.[支給]枠を開きます。
    4.「普通残業手当」右横の[歯車]ボタンをクリックします。
    5.下記内容で設定し、[保存]ボタンをクリックします。

    弥生給与 Nextの明細項目の設定で、計算単価を使用した普通残業手当の計算式を設定する画面

    ・項目の属性:計算式
    ・計算式に使用する単価:計算単価
    ・計算式:普通残業時間×上記①で設定した「残業単価」×1.250

    • ※

      その他の項目も必要に応じて確認・修正します。

  3. 3給与カレンダーを設定する

    下記サポート情報にて手順をご確認ください。

計算単価(当月の実数>任意の勤怠項目)を使用する方法

  1. 1計算単価項目を作成する

    1.[設定]ー[明細設定]をクリックします。
    2.[固定単価・計算単価管理]をクリックします。
    3.[計算単価]タブをクリックします。
    4.[計算単価項目を追加]をクリックします。
    5.下記内容で設定し、[保存]ボタンをクリックします。

    計算単価項目の設定で、所定労働日数を当月の実数とし、任意の勤怠項目の値を使用する設定画面

    ・計算単価名:「残業単価 」など任意でご設定ください
    ・単位:1時間当たり
    ・所定労働日数・時間:当月の実数
    ・実数として使用する値:任意の勤怠項目
    ・実数として使用する勤怠項目:計算で使用する勤怠項目を選択
    ・計算に使用する支給項目:「基本給(月給)」など、計算に含める手当すべてにチェックを入れます

    • ※

      その他の項目も必要に応じて確認・修正します。

    使用したい勤怠項目がない場合はどうすればよいですか?

    勤怠項目を新規作成します。

    1.[設定]ー[明細設定]をクリックします。
    2.[明細項目管理]をクリックします。
    3.[勤怠]枠を開きます。
    4.[明細項目を追加]をクリックします。
    5.必要項目を設定し、[保存]ボタンをクリックします。

  2. 2明細項目管理で計算式を設定する

    1.[設定]ー[明細設定]をクリックします。
    2.[明細項目管理]をクリックします。
    3.[支給]枠を開きます。
    4.「普通残業手当」右横の[歯車]ボタンをクリックします。
    5.下記内容で設定し、[保存]ボタンをクリックします。

    弥生給与 Nextの明細項目の設定で、計算単価を使用した普通残業手当の計算式を設定する画面

    ・項目の属性:計算式
    ・計算式に使用する単価:計算単価
    ・計算式:普通残業時間×上記①で設定した「残業単価」×1.250

    • ※

      その他の項目も必要に応じて確認・修正します。

割増率の調整方法

割増率は、[明細項目の設定]画面で調整することができます。

1.[設定]ー[明細設定]をクリックします。
2.[明細項目管理]をクリックします。
3.[支給]枠を開きます。
4.該当項目の右横にある[歯車]ボタンをクリックします。
5.「倍率」を調整し、[保存]ボタンをクリックします。

明細項目の設定画面で、深夜残業手当などの計算式に適用する割増率の倍率を調整する画面

みなし残業代(固定残業代)の設定方法

(例)
毎月20時間のみなし残業代を設定したい。

操作手順

  1. 1固定単価項目を作成する

    1.[設定]ー[明細設定]をクリックします。
    2.[固定単価・計算単価管理]をクリックします。
    3.[固定単価項目を追加]をクリックします。
    4.「(例)みなし残業」と入力し、[保存]ボタンをクリックします。

  2. 2明細項目管理で支給項目を作成する

    1.[設定]ー[明細設定]をクリックします。
    2.[明細項目管理]をクリックします。
    3.[支給]枠を開きます。
    4.[明細項目を追加]をクリックします。
    5.下記内容を設定し、[保存]ボタンをクリックします。

    弥生給与 Nextの明細項目の設定で、みなし残業代の支給項目を固定単価で新規作成する画面

    ・明細項目名:(例)みなし残業代
    ・項目の属性:固定単価
    ・固定単価項目:上記①で作成した「みなし残業」
    ・集計方法:加算
    ・使用する支給形態:みなし残業代を支給する支給形態にチェックを入れます
    ・計算や集計での取り扱い:該当のものすべてにチェックを入れます

  3. 3明細書レイアウトで支給項目を追加する

    下記操作を行うことで、給与明細に「みなし残業代」が印字されます。

    1.[設定]ー[明細設定]をクリックします。
    2.[明細書レイアウト管理]をクリックします。
    3.[支給]列の「未選択」をクリックします。
    4.リストから「(例)みなし残業代」を選択します。
    5.[=]をドラッグして項目の並びを調整します。
    6.[保存]ボタンをクリックします。

  4. 4従業員メニューで金額を設定する

    従業員メニューから、それぞれの単価金額を設定します。

    1.[従業員]をクリックします。
    2.設定を行う従業員名をクリックします。
    3.[固定単価]をクリックします。
    4.「(例)みなし残業」右横の[歯車]ボタンをクリックします。
    5.「単価」に金額を入力して[保存]ボタンをクリックします。

みなし残業時間を超過した分の残業代を計算する場合

超過時間を管理するための勤怠項目と支給項目(例:超過残業時間/超過残業手当)を作成し、
上記普通残業手当の例を参考にして、超過分の残業設定を実施してください。

『弥生勤怠 Next』併用の勧め

『弥生給与 Next』単体では、超過時間を自動判定して計算する機能はございません。
『弥生勤怠 Next』を併用し、各種設定を行うことで、超過分の残業手当を自動計算することができます。
『弥生勤怠 Next』のご利用ガイドと必要な設定につきましては、以下をご参照ください。