インポート用テンプレート付き|『弥生会計 Next』インポートの事前準備を徹底解説
「一括で手間なく済ませたい」とのお声が多い、他ツールからのデータ移行。
本記事ではそのお声に応えるため、移行できるデータの内容や必要な事前準備、実際の移行の流れを徹底解説します。
弥生製品から移行されるお客さまへ
以下のページで移行の準備や実際の手順を解説していますので、ぜひ確認してください。
本記事は、データのインポートに特化した内容として参照してください。
インポートできるデータの種類
2026年7月現在、『弥生会計 Next』では以下3つのデータをインポートできます。
仕訳
期首残高
固定資産
デスクトップソフト『弥生会計』や『弥生会計 オンライン』のデータはもちろん、他社ソフトのデータも
インポート形式のファイルを準備することで、『弥生会計 Next』へ年度ごとにデータを移行できます。
また、上記データをインポートする際に、[勘定科目][補助科目][部門][取引先]も作成できるため、事前設定の手間もかかりません。
インポートの事前準備と手順
インポートファイルの準備
『弥生会計 Next』にインポートするためには、以下FAQの記述形式に対応したファイルの準備が必要です。
現在ご利用中のツールから、インポート形式に対応したファイルを出力できる場合は、そのままインポートへ進みます。
出力できない場合は、記述形式に対応したインポート用ファイルを作成します。
必要に応じて、以下のテンプレートを利用してください。
弥生製品から移行されるお客様へ
現在ご利用の製品からエクスポートすることで、インポート形式に対応したファイルを出力できます。
デスクトップソフト『弥生会計』をご利用の場合
■仕訳
[帳簿・伝票] - [仕訳日記帳]を開き、[ファイル] - [エクスポート]から出力します。
[書式]は「弥生インポート形式」を選択してください。
1回のインポートで取り込める行数は5,000行までのため、明細の行数が5,000行を超えるファイルは、
「4ヵ月ごと」など分割でエクスポートしてください。
- ※
[仕訳日記帳]で条件を入れずに[検索]すると、右下に[絞込件数]として明細行数を確認できます。(参照:「仕訳の検索」)
『弥生会計 Next』で入力できる複合仕訳は100行までのため、100行以上の伝票がある場合、
伝票を分割してからエクスポートしてください。
- ※
万が一の場合に元のデータを復元できるよう、作業前にバックアップを取っておくことをおすすめします。(参照:「バックアップファイルの作成」)
■期首残高
[設定] - [科目残高入力]を開き、[ファイル] - [エクスポート]から出力します。
■固定資産
[拡張機能] - [固定資産管理] - [固定資産一覧]を開き、[ファイル] - [エクスポート]から出力します。
固定資産データはインポート形式での出力に対応していないため、インポートデータの記述形式を参照して編集します。
- ※
エクスポートで作成できるのはtxt形式のファイルです。列や行を分かりやすくするため、Excelで開いて編集することをおすすめします。
Excelで開く方法は【データ移行用】テキストファイルをExcelで開く方法を参照してください。
『弥生会計 オンライン』をご利用の場合
[高度な機能] - [弥生データのエクスポート]から年度ごとにデータを出力します。
[期首残高]と[取引データ]をダウンロードします。
出力形式は「『弥生会計 オンライン』、『やよいの青色申告 オンライン』でデータをインポートする場合」を選択してください。
なお、『弥生会計 オンライン』からは固定資産台帳をエクスポートできないため、『弥生会計 Next』へ1件ずつ登録してください。
準備したデータのインポート
『弥生会計 Next』で[設定] - [インポート]から、準備したファイルをアップロードしてインポートします。
インポートデータに未登録の項目(勘定科目・補助科目・部門・取引先・税区分)が含まれる場合は、処理方法の確認画面が表示されます。
表示された項目を追加する場合:「追加」を選択(勘定科目の場合は追加先のカテゴリーも選択)
表示された項目を既存の項目に変換する場合:「置換」および置換先の項目を選択
インポート手順の詳細は、以下のFAQで確認してください。
インポートの流れは以上です。残高試算表での確認や、『弥生会計 Next』での処理をすすめてください。
よくある質問
過年度のデータも移行できますか?
インポートしたい会計期間から『弥生会計 Next』の利用を開始することで、過年度のデータも移行できます。
作成できる会計期間に制限はありませんが、旧税率の5%や3%の入力はできません。
対応している消費税率は「10%」「軽減8%」「8%」のみです。
詳細の手順は、以下のFAQで確認してください。
期首残高や固定資産は、すべての年度で移行作業が必要ですか?
古い年度から完成させて次年度作成をする場合は、期末残高や資産情報が自動的に次年度に反映されるため、初年度のみ移行します。
あとから過年度のデータを移行する場合や、固定資産に増減があった場合は、該当年度でも移行作業が必要です。
例)現在は4期、1期~3期のデータも移行したい
仕訳
各年度で移行作業を行います。
期首残高
【順に移行する場合】
1期を移行し次年度作成→2期を移行し次年度作成→3期を移行し次年度作成とする場合は、初年度のみ移行します。
次年度作成時に、期末残高が翌期の期首残高として自動で反映されます。【過年度分のデータを後から移行する場合】
残高の反映ができるのはデータ上の前期から今期のみです。3期の残高は4期に反映しますが、2期や3期には前期残高が反映しないため、それぞれ移行が必要です。
- ※
年度を切り替える操作をすると、3期末の残高が4期の期首残高に自動で反映します。
期首残高として反映させたくない場合は、[期首残高の更新設定]を「更新しない」設定にします。(参照:「本年度の期首残高を登録後に、過年度分のデータを入力したい場合」)
- ※
固定資産
【順に移行する場合】
1期を移行し次年度作成→2期を移行し次年度作成→3期を移行し次年度作成とする場合は、初年度のみ移行します。次年度作成のタイミングで、資産の情報が翌期に自動で反映します。
2期~4期で資産の増減(購入や売却など)があった場合は、その年度も移行するか、『弥生会計 Next』で増減の処理を行ってください。
【過年度分のデータを後から移行する場合】
登録内容の反映ができるのはデータ上の前期から今期のみです。3期に登録した資産は4期に反映しますが、2期や3期ではデータが反映しないため、それぞれ移行が必要です。
部門を階層に分けて登録できますか?
[設定] - [部門]から、親部門を選択することで階層をつけた設定ができます。
インポートの際は第一階層に作成、もしくは親部門を選択することで子部門として追加ができます。
親部門を登録する前にインポートする場合、すべて第一階層での作成となるため、後から親部門の選択を行ってください。
なお、部門の階層はあとから変更しても、入力済みの仕訳や残高試算表には変更後の内容が自動で反映しますのでご安心ください。
インポートで仕訳は重複しませんか?
インポートは仕訳を新規登録する操作のため、同じ内容の仕訳があったとしても上書きされず重複の原因となります。
すでに『弥生会計 Next』に登録済みの仕訳がインポートデータに含まれてないかを確認のうえ、作業を進めてください。
なお、同日同額の取引が2件以上登録されていないかを[仕訳日記帳]の[重複チェック]で検索し、不要な仕訳を削除できます。
取引先を一括で登録できますか?
[取引先名]は『弥生請求 Next』から一括登録が可能です。
[適格請求書発行事業者番号][請求書区分][サーチキー]はインポートできないため、必要に応じて『弥生会計 Next』から登録してください。
証憑データは移行できますか?
『弥生証憑 Next』を利用することで、領収書などの証憑を電子データとして保存できます。
[仕訳日記帳]から仕訳に紐づけてアップロードする方法と、『弥生証憑 Next』に直接アップロードする方法を利用できます。
対応ファイルや手順など詳細は、以下FAQを確認してください。