仕訳ルール活用術~ 『弥生証憑 Next』編~

このようなお悩みはありませんか?

『弥生証憑 Next』から『弥生会計 Next』へ連携し、[明細ボックス]から仕訳登録しているけれど、いつも修正していて手間…

このお悩みは、仕訳ルールを活用することで解決できるかもしれません。本記事では、 『弥生証憑 Next』に絞って、仕訳ルール活用術を紹介します。

参考:仕訳ルールに関する「よくある質問(FAQ)」と関連記事

仕訳ルールとは

[明細ボックス]で取り込んだ明細に、任意の勘定科目や摘要などを自動反映するためのルール設定です。

初期値では、下記によって仕訳が判別されています。

  • アップロードした証憑が受領・発行どちらなのか

  • 証憑の種別

  • ※

    仕訳ルールの初期値の詳細は、以下リンクより確認できます。

仕訳ルールを追加すると、希望通りの仕訳内容で登録できるため、仕訳の修正にかかる手間を大幅に削減できます。

おすすめの仕訳ルール設定を4パターン紹介します。

1. コンビニやカフェの領収書は現金での支払いとして計上したい

受領した領収書をアップロードすると、初期値では[未払金]での処理となります。
現金で直接支払った仕訳にしたい場合の設定方法です。

 借方貸方
初期値AIで推論未払金
修正後の仕訳AIで推論現金

設定方法

(1) [明細ボックス]を開き、[仕訳ルール]を選択します。

(2) [仕訳ルール]で[明細ボックス]が[弥生証憑Next]になっていることを確認します。

(3) [授受区分]が[受領]、[証憑種別]が[領収書]の仕訳ルールを選択し、[複製]をクリックします。

明細ボックスの仕訳ルール一覧画面。既存ルールの確認や、新規作成、複製などの操作が行えます

(4) 貸方勘定科目を[未払金]から[現金]に変更して、[作成]をクリックします。

仕訳ルールの新規作成画面。取り込んだ明細に対して、自動適用される勘定科目などの仕訳内容を設定します

2.買掛金を使わず、現金での仕入として計上したい

受領した請求書を仕訳登録すると、買掛金となります。
買掛金は使わずに現金で計上したい場合の設定方法です。

 借方貸方
初期値仕入高買掛金
修正後の仕訳仕入高現金

設定方法

(1) [明細ボックス]を開き、[仕訳ルール]を選択します。

(2) [仕訳ルール]で[明細ボックス]が[弥生証憑Next]になっていることを確認します。

(3) [授受区分]が[受領]、[証憑種別]が[請求書]の仕訳ルールを選択し、[複製]をクリックします。

明細ボックスの仕訳ルール一覧画面。既存ルールの確認や、新規作成、複製などの操作が行えます

(4) [貸方勘定科目]を[買掛金]から[現金]に変更して、[作成]をクリックします。

仕訳ルールの新規作成画面。取り込んだ明細に対して、自動適用される勘定科目などの仕訳内容を設定します

3.現金で振り込んだため、支払手数料を含めた複合仕訳にしたい

受領した請求書に対して現金で振り込み、その際の支払手数料も計上したい場合の設定方法です。

 借方貸方
初期値仕入高買掛金
修正後の仕訳仕入高現金
 支払手数料 

設定方法

(1)明細ボックスを開き、[仕訳ルール]を選択します。

(2)仕訳ルールで明細ボックスが[弥生証憑 Next]になっていることを確認します。

(3)[授受区分]が[受領]、[証憑種別]が[請求書]の仕訳ルールを選択し、[複製]をクリックします。

明細ボックスの仕訳ルール一覧画面。既存ルールの確認や、新規作成、複製などの操作が行えます

(4) 左側の[+]をクリックして行を追加し、借方に[支払手数料]と金額を入力します。
貸方は[現金]に変更し、貸方金額を[自動計算]にします。
※以下の図の例ではこの設定により、現金は「明細の金額+550」で計算されます。

複合仕訳ルールの設定画面。行を追加し、一つの明細に対して複数の勘定科目と金額を分割して登録できます

以下は、複合仕訳の時に使用します。

・自動計算:借方金額と貸方金額が同一になるように自動計算される
・金額指定:その勘定科目に対して、任意の金額を入力する

支払手数料が都度異なる場合

[常に明細の詳細を確認する]が便利です。
明細ボックスで[編集](鉛筆マーク)を押さないと登録できない設定になるため、忘れずに金額の確認をすることができます。
※その場合は、支払手数料を[金額指定]で0として仕訳ルールを作成します。

4.特定の取引先について、仕訳を固定化したい

基本的には掛取引ですが、特定の取引先のみ現金で支払っているという場合の設定方法です。

 借方貸方
初期値仕入高買掛金
修正後の仕訳仕入高現金

設定方法

(1)明細ボックスを開き、[仕訳ルール]を選択します。

(2)仕訳ルールで明細ボックスが[弥生証憑Next]になっていることを確認します。

(3)[授受区分]が[受領]、[証憑種別]が[請求書]の仕訳ルールを選択し、[複製]をクリックします。

明細ボックスの仕訳ルール一覧画面。既存ルールの確認や、新規作成、複製などの操作が行えます

(4) [摘要]で[完全一致]を選択し、取引先名を入力します。[貸方勘定科目]も[現金]へ変更し、[作成]をクリックします。

仕訳ルールの新規作成画面。摘要欄の特定の文字列と完全一致するなどの条件を指定してルールを作成します

『弥生証憑 Next』の明細ボックスの[摘要]について

証憑を確認する際、[取引先]として確認・編集したものが[摘要]に連携されます。
そのため、仕訳ルールで[摘要]に取引先名を入力すると、特定の取引先に絞ったルールを作成できます。