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「弥生会計 ネットワーク」のクラウド利用で、親会社・会計士とのデータ共有を実現!

株式会社アイズ

日本各地で主に製造業メーカーをサポートする事業を展開する株式会社アイズは、2024年に親会社の連結対象となったことを機に「弥生会計 プロフェッショナル 2ユーザー」から「弥生会計 ネットワーク 5ライセンス」にアップグレードした。会計データを、親会社や会計事務所とスムーズに共有できるようになり、月次の会計業務の効率が上がった、と管理部の須山さんは話す。

課題

  • 親会社のスピード感に合わせて、会計業務を行いたい

選定理由

  • 既存の業務フローを活かして、親会社と会計データを共有できる

効果

  • 親会社や会計事務所とリアルタイムにデータ共有できるため、業務効率が上がった

  • 担当者がリモートワークで対応できるようになり、働き方の改善につながった

「使い勝手の良い会計ソフト」と認識し、20年以上前から「弥生会計」を使用

株式会社アイズ 代表取締役社長 荒井 省吾さん

主に製造業やIT業を対象にコンサルティングから開発、製造、保守、販売までの幅広い業務を受託する株式会社アイズ。日本各地に拠点を置いてアウトソーシングを始めとする4つの事業を展開することで、クライアント企業の生産性向上や人財が培ってきた技術の継承に寄与している。「日本の製造業を元気にしたい」という思いから、代表の荒井さんが2003年に創業した同社。現在は350名ほどの従業員が在籍している。

「『弥生会計』を導入したきっかけは、会社設立当初に顧問契約を結んでいた税理士法人の勧めです」と荒井さんは話す。当時、弥生会計を導入する会社が多くなってきていたころで、今後も継続して製品を利用し続けられるであろうと考えて導入し、20年以上活用してきた。

直近10年は2台同時利用ができる「弥生会計 プロフェッショナル 2ユーザー」を利用。須山さんは2年前から管理部に所属し、1年前より「弥生会計」を使い始めた。もう1名の経理担当者の退職に伴い、約3か月前から仕訳入力をメインで担当するほか、弥生の給与ソフトで給与計算業務も兼務している。

「週1回、1~2週間分の会計取引を『弥生会計 ネットワーク』の各種帳簿・元帳に入力します。入力した内容は、他の管理部スタッフや会計士さんの訪問時にダブルチェックしてもらっています」

須山さんが会計業務を集中的に行うのは月末20日から翌月10日ごろ。月初に上がってくる会社の全売上については、2~3営業日以内で仕訳入力し終えるペースで進める。同社が顧問契約を結んでいる会計士は毎月10日ごろに来訪するため、それまでに入力を終えて、当日は証憑と照らし合わせながら、入力した内容と差異がないかを確認してもらっている。

親会社が求める会計のスピード感に応えるために、「弥生会計 ネットワーク」をクラウド利用

株式会社アイズは、2024年1月に上場企業である日総工産株式会社の子会社となった。グループインに伴い、会計業務のスピード感を親会社に合わせる必要が出てきた。

「親会社が求めるスピード感に合わせるため、3つの選択肢を検討しました。1つ目は、親会社の会計システムを採用する。2つ目は、社内における会計業務のスピードを速める。3つ目は、クラウド化して親会社とリアルタイムに数字を共有していく。この3つの中で一番スピーディーに対応できるのが『クラウド化』でした」(須山さん)

株式会社アイズ 管理部 須山 怜音さん

クラウド化の検討に向けて、まず同社は弥生のコールセンターに問い合わせた。その後、弥生の営業から、会計や給与などの基幹業務パッケージシステムの導入支援を行う株式会社スリーエスコンサルティング(以下、スリーエス)を紹介された。スリーエスの山下さんと川田さんは、同社に2通りの提案をしたと話す。

「まず、会計データを複数人がリアルタイムで確認できる『弥生会計 ネットワーク』への切り替えをお勧めしました。さらにこの製品を、自社内にサーバーを設置して運用するオンプレミスで使う方法と、自社サーバーを持たずにクラウドホスティングサービスで使う方法の2通りをご提案しました」(山下さん)

「社内で検討された結果、今回は会計事務所を含めて安全にデータ共有を行えて、サーバーの設置・管理が不要なクラウドホスティングサービスを採用していただきました」(川田さん)

株式会社スリーエスコンサルティング インストラクターグループ 川田 直美さん(左)と、山下 ほのかさん(右)

「親会社からは『会計データをリアルタイムに見たい』という要望が寄せられていました。複数の選択肢を検討しましたが、親会社、会計事務所を含めた3名以上のユーザーで『弥生会計 ネットワーク』を利用するには、クラウドホスティングサービスで使うのが最適だとわかり、今回の決定にいたりました」(須山さん)

親会社、会計士と離れた場所にいながら、会計データを同時に参照。確認・共有の手間や時間が大幅改善

会計ソフトの使用歴はまだ浅いと話す須山さん。「弥生会計 ネットワーク」導入初期は操作方法について電話やメールで問い合わせをすることもあったという。

「『弥生会計』のどこを触ればやりたいことができるのかがわからなかったとき、例えば残高試算表のExcelファイルをエクスポートする方法について問い合わせました。また親会社と会計事務所側で『弥生会計』を閲覧する際、動作の遅延が発生したことがあったのですが、クラウドホスティングサービスの提供会社に問い合わせたところ、PCの設定変更をすることにより無事解決できました」(須山さん)

「弥生会計 ネットワーク 5ライセンス」の導入後は、管理部に2ライセンス、親会社に1ライセンス、会計士に1ライセンスを付与して利用している。「会計データを遠隔でも同時に閲覧できるため、会計士が当社へ訪問する回数が減って業務効率が上がったことが一番の成果です」と、管理部の加賀谷さんは話す。

株式会社アイズ 管理部 加賀谷 出さん(左)と、代表取締役社長 荒井さん(中)と、管理部 須山さん(右)

「導入前は、親会社の担当者、会計士さんが当社に集まり、毎月8日~10日ごろまで会計データの確認を行っていたのですが、現在は離れた場所にいながら同じ画面を見つつ電話やメールで確認ができるようになり、業務がスマートになりました。親会社の会計上のルールについても、画面を見ながらすり合わせができてスムーズです。データ修正が必要な場合はメールのやり取りで完結しますし、管理部内でどちらかが外出時に問い合わせがきても、もう1名が対応できる体制がとれています」(加賀谷さん)

「会計事務所とのデータ共有も便利になりました。以前は会計士さんにメールなどで会計データを渡して確認してもらっていたので、確認が完了するまで修正できない状態でした。現在はライセンスを持つユーザーは同時に確認・修正ができるようになったため、非常に効率的です」(須山さん)

加えて通勤に片道2時間かかる経理担当者が、リモートワークで会計業務に対応できるようになり、働き方改善も進みましたと荒井さんは微笑んだ。

会社の規模拡大には、業務効率化が不可欠。ユーザー数を増やせる「弥生会計 ネットワーク」を今後も活用したい

管理部の加賀谷さんは、会社の展望についてこのように語る。

「今後も会社の規模を拡大しながら、業務効率を上げていきたいと考えています。また2024年から日総グループの一員となったことで、各社との連携がますます増えていくことが予想されます。『弥生会計 ネットワーク』のようにユーザー数を増やせる会計ソフトを活用すると会社間の連携に対して柔軟に対応しやすいため、今後も重宝すると思います」(加賀谷さん)

代表の荒井さんは、ビジネスにおいてWin-Winの関係性作りを今後も大切にしたいと語った。

「当社はビジネスパートナーに対して『過去一番の事例になるような取引をしましょう』と、よく話すんです。お客さまと対話を重ねながら良い事例を作り、最終的には弊社の事例がもっと展開できる体制を構築し、さらに会社を成長させていきます」(荒井さん)

今回ご紹介した製品

弥生会計 ネットワーク
弥生会計 ネットワーク
事業所名
所在地

東京都中央区

設立年

2003年

事業内容

アウトソーシング事業、ビジネスソリューション事業、エンジニアリング事業、ファクトリーオートメーション事業

事業所名
所在地

本社 千葉県千葉市美浜区 東京オフィス 東京都中央区 福岡オフィス 福岡県福岡市中央区

事業内容

業務システム導入サポート、給与計算・経理アウトソーシング、人材紹介・人材派遣・採用アウトソーシング、M&Aコンサルティング など

「弥生会計」の導入事例

弥生株式会社カスタマーセンター

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