1. 弥生株式会社
  2. クラウド会計ソフト
  3. 経理お役立ち情報
  4. 決算
  5. 棚卸の目的は?対象となるものや棚卸のやり方、評価方法などを解説

棚卸の目的は?対象となるものや棚卸のやり方、評価方法などを解説

棚卸の目的は?対象となるものや棚卸のやり方、評価方法などを解説

棚卸とは、企業や店舗が保有する商品・製品・原材料などの棚卸資産の状況を調べて評価し、会計上の金額を確定させる一連の作業のことです。商品販売などで在庫を持つ業種はもちろん、製造業などにおいても、棚卸は重要な作業になります。
棚卸は利益の計算にも大きくかかわるため、少なくとも決算時期には必ず行わなければなりません。棚卸を行うためには、実施する目的や進め方、棚卸資産(在庫)の評価方法などを正しく知っておく必要があります。

本記事では、棚卸の対象となるものや、棚卸のやり方、評価方法などを解説します。

帳簿・決算書作成を自動化!
帳簿・決算書の作成、請求書発行や経費精算もこれひとつで効率化。使いやすさを追求したクラウド会計サービス。
今なら「弥生会計 Next」スタート応援キャンペーン実施中!
弥生会計 Next

会計・経費・請求、誰でもカンタンまとめて効率化!法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」

棚卸とは?

棚卸とは、企業が保有する商品・製品・原材料などの棚卸資産の状況を調べ、評価し、会計上の金額(棚卸資産)を確定させる作業です。具体的には、店頭や倉庫などにある商品や製品、部品などの「在庫」を実際に確認し、帳簿上の数量とズレがないかを照合。品質もチェックしたうえで、資産評価を行って会計上の金額を確定し、会計システムに入力します。

棚卸は、企業が利益を正確に計算するための重要な作業です。
仕入れた商品や製品のうち、どれくらい売れて、どのくらい残っているかがわからなければ、当期の利益を確定させることはできません。また、帳簿上は在庫があっても、実際は紛失や破損などが生じている可能性もあります。そのため、少なくとも年1回の決算時に棚卸を行い、在庫の実態を確認する必要があります。

なお、棚卸では企業が保有するすべての在庫をチェックしなければならず、多くの時間と労力を要するため、計画的に行うことが大切です。業種や取り扱う商品・製品などによっては、在庫の管理と整理を兼ねて、月1回など定期的に実際の商品・製品の在庫を数える「実地棚卸」を行うケースもあります

棚卸の対象になるもの

棚卸の対象になるものは、企業が事業活動のために保有している在庫(棚卸資産)です。商品や製品、原材料だけではありません。以下のとおり、いわゆる「在庫」と呼ばれるものは、原則として棚卸の対象になります。

棚卸の対象となるもの

対象 内容
商品 販売目的で仕入れた品
製品 販売目的で製造した品
原材料 製品の製造に使用する材料
貯蔵品・消耗品 購入して未使用の消耗品 (例)事務用品、包装素材、印紙など
半製品 加工を終えて貯蔵中のもののうち販売可能なもの
仕掛品 加工中の未完成品
委託販売の外部在庫 販売店や外部倉庫に預けているが、所有権は自社にあるもの
未着品 購入した商品がまだ手元に届いていないもの

ただし、事務用消耗品や作業用消耗品、包装材料、広告宣伝用印刷物、見本品その他については経常的に消費し、毎年概ね一定量を取得するものであれば、購入時に費用処理しても問題ないという税務上の取り扱いもあります。そのため、営業実態に応じた棚卸を行いましょう。

無料お役立ち資料【一人でも乗り越えられる 会計業務のはじめかた】をダウンロードする

会計・経費・請求、誰でもカンタンまとめて効率化!法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」

棚卸の目的

棚卸は、単に在庫の状態が帳簿と合っているかを確認するものではありません。棚卸には大きく3つの目的があります。

棚卸の目的
  • 利益の計算を正確に行うため
  • 在庫の管理を適切に行うため
  • 販売機会を逃すリスクを回避するため

利益の計算を正確に行うため

棚卸を行う1番の目的は、当期の利益の正確な計算を行うためです。
当期の売上総利益は、売上高から売上原価を差し引いて求められます。売上原価は、期首棚卸高(期首時点の在庫)に当期の仕入高を足し、そこから期末棚卸高(期末の在庫)を引いて算出が可能です。つまり、正確な在庫を把握できなければ売上原価を計算することができず、売上総利益も算出できないことになります。棚卸を行うことで、企業の利益を正しく計算できるようになり、経営状態の的確な把握につながります。

在庫の管理を適切に行うため

棚卸には、在庫を適切に管理するという目的もあります。
棚卸を行うと、商品や製品の紛失・盗難、記帳ミスなどによって、帳簿上の在庫と実際の在庫に食い違いが生じることがあります。また、在庫の有高は帳簿と同じでも、汚損や経年劣化などによって商品や製品の価値が低下する可能性もあるでしょう。棚卸は、このような帳簿に記載されている在庫と実際の在庫にズレがないかを確認し、差異があれば修正を行う作業です。帳簿と実態の差が大きすぎる場合は、在庫の管理方法を見直す必要があります。

さらに、棚卸は不正の発見や防止にも役立つため、棚卸で定期的に在庫を確認することで、帳簿のごまかしによる利益の水増しや、商品・製品の横領といった不正の抑止効果が期待できます。

販売機会を逃すリスクを回避するため

適切な在庫の確保により、販売機会を逃すリスクを回避することも、棚卸の目的の1つです。
在庫が少なすぎると、商品や製品の需要があるときに、適切な量を供給することができず、販売機会を逃す可能性があります。反対に、在庫が多すぎると保管にかかる費用や手間がかさむ他、品質の低下が起こることも考えられます。棚卸を行って在庫の実数を正しく把握することで、販売機会を逃すリスクを回避できるでしょう。

無料お役立ち資料【一人でも乗り越えられる 会計業務のはじめかた】をダウンロードする

会計・経費・請求、誰でもカンタンまとめて効率化!法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」

棚卸の方法

棚卸の方法には、「リスト方式」と「タグ方式」の2種類があり、どちらを選ぶかは企業の任意です。それぞれの棚卸の方法について詳しく見ていきましょう。

リスト方式:帳簿上の在庫数と現物の在庫数を突き合わせる

リスト方式とは、あらかじめ帳簿上の在庫数をチェックしておき、現物の在庫数と突き合わせていく方式です。比較的手間がかからず、タグ方式に比べて短時間で棚卸を終わらせることができますが、正確かつリアルタイムのリストが作成されていることが前提です。また、現物の在庫にカウントした目印を付けないため、数え間違いや重複のリスクがあります。

タグ方式:商品や製品にタグを付けてカウントする

タグ方式は、品目と数量を記載した棚札と呼ばれる伝票を、実際の商品や製品に貼り付けていくことで、在庫数をカウントする方式です。タグ方式では、現物の在庫数をすべて数えた後に、帳簿上の在庫数と突き合わせを行います。なお、確実性が高い一方で、棚札付けや棚札の回収のために作業時間がかかるという難点があります。

無料お役立ち資料【一人でも乗り越えられる 会計業務のはじめかた】をダウンロードする

会計・経費・請求、誰でもカンタンまとめて効率化!法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」

棚卸はいつ行う?

棚卸を実施するタイミングは、会社の規模や業種、在庫管理の目的によって異なります。どんな企業でも、少なくとも年1回は行う必要がありますが、会社によっては、毎週や毎月行う場合もあります。
棚卸の実施が多いタイミングは以下のとおりです。

棚卸はいつ行う?
  • 決算期末(年1回・すべての企業で必須)
  • 毎月末(月1回)
  • 毎日、毎週

決算期末(年1回・すべての企業で必須)

企業は、年に一度決算を行い、決算書類の作成と税金の計算・納付をしなければいけません。
決算とは、一事業年度における収益と費用を計算して、決算日における資産、負債、純資産の状況を確定させる手続きです。資産を確定させるためには棚卸が必須なので、すべての企業は決算に合わせて棚卸を行うことになります

例えば、3月が決算月の企業であれば、3月に棚卸作業を行い、3月31日の営業終了後にその時点での期末在庫額を確定させます。

毎月末(月1回)

毎月末に棚卸をすることには、毎月の利益を把握でき、在庫のズレを早期発見できるメリットがあります。棚卸の頻度が年1回では、在庫の紛失時期や数が合わなかった場合に後から原因を追跡するのは困難ですが、月内の出来事なら原因を突き止めやすくなります。

毎月の棚卸は義務ではないので、行うかどうかは、会社の規模や業種などによって異なります。例えば製造業(工場など)は、月末に仕掛品や原材料の数をカウントしないと製造原価が計算できないため、月次での棚卸を行うのが一般的です。この他、回転率の高い商品がある、季節商品の取り扱いが多いなどで頻繁に在庫が入れ替わる場合などは、利益を把握しやすくするためにも、毎月棚卸を行うのがおすすめです。

毎日、毎週

スーパーや大規模物流倉庫など、在庫が膨大で月末に棚卸にまとめることが難しい企業では、毎日または毎週の棚卸を行うのが一般的です。毎日エリアを区切って少しずつ棚卸を行う「循環棚卸」と呼ばれる方式で実施します。こうすることで、営業を止めることなく、常に最新で正確な在庫データに近い状態を保てます。

無料お役立ち資料【一人でも乗り越えられる 会計業務のはじめかた】をダウンロードする

会計・経費・請求、誰でもカンタンまとめて効率化!法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」

棚卸の手順

棚卸には、帳簿上の在庫を計算する「帳簿棚卸」と、実際の商品や製品の在庫を数える「実地棚卸」があり、基本的にどちらも行う必要があります。帳簿棚卸と実地棚卸は、同時に進めたり、帳簿棚卸を先に行ったりしても問題ありません。最終的には両方の結果を突き合わせ、差異の確認や修正を行います。
ここからは、棚卸を行う具体的な手順について見ていきましょう。

棚卸の手順
  1. 1.
    進め方やスケジュールなどを計画する
  2. 2.
    棚卸の方法を決定する
  3. 3.
    在庫の現物を確認する
  4. 4.
    不良在庫を処理する
  5. 5.
    結果を報告する

1. 進め方やスケジュールなどを計画する

棚卸にあたってまず行うべきことは、事前準備です。棚卸の当日はかなりの作業量になることが予想されるため、しっかり計画を立てておくことが大切になります。

棚卸の進め方には、業務を一時的に停止して一斉に行う「一斉棚卸」と、業務を止めずに棚卸する商品・製品やエリアを分けて行う「循環棚卸」があります。どちらの進行方法で行うかを決めると同時に、「棚卸しやすいように倉庫や店舗を整理する」「作業のタイムスケジュールを決定する」「大まかな作業分担を決める」といった事前準備も進めましょう。効率良く棚卸ができるように、倉庫や店舗の見取り図・作業マニュアルを作成しておくこともおすすめです。

なお、保管場所や配送などの都合で社外に保管している「預け在庫」がある場合は、忘れずに計上できるように準備しておきます。他社の商品や製品を預かっている場合は、相手先に返品するか、預かり品であることがわかるように区別しておく必要があります。

2. 棚卸の方法を決定する

前述したリスト方式とタグ方式のうち、どちらの方法で棚卸をするのかを決めます。現場の状況や商品・製品の性質などを考慮して、どちらを採用するか決めましょう。棚卸の方法が決まったら、実際の棚卸作業にあたる担当者にもしっかり通達しておきます。

3. 在庫の現物を確認する

決定した棚卸の方法に従って実際に在庫を確認していきます。在庫の品目や数、状態、保管場所などの情報をチェックし、棚卸表にまとめていきましょう。

なお、実地棚卸は2人1組での作業が基本です。1人が在庫をカウントし、もう1人が帳票(棚卸表)への記入とチェックを担当すると、スムーズに棚卸を進めることができます。事前準備の際に、2人1組のペアを決めておくことをおすすめします。

4. 不良在庫を処理する

棚卸を行う際は、不良品や滞留品の確認も忘れずに行います。滞留品とは、将来的に売れる見込みのない商品や製品のことです。棚卸によって不良品や滞留品が見つかったときは、正常な在庫といっしょにならないように分けておきましょう。その後、責任者の指示を仰いだうえで、廃棄や返品などの対応を行います。

5. 結果を報告する

在庫の確認が終わったら集計を行い、帳簿棚卸と実地棚卸の結果を突き合わせて差異をチェックします。差異が生じている場合は、どちらかにミスがあるため再確認が必要です。

数量・単位の記録ミス、伝票や納品書の遅延・未着、商品の破損・紛失などを調べましょう。それでも在庫が合わない場合は、現物の在庫を示している実地棚卸の数値に基づいて、帳簿の修正を行います。最終的なチェックが完了したら在庫数量を確定させ、担当部門へ結果を報告します。

無料お役立ち資料【一人でも乗り越えられる 会計業務のはじめかた】をダウンロードする

会計・経費・請求、誰でもカンタンまとめて効率化!法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」

棚卸資産の評価方法

棚卸で確定した在庫は「棚卸資産」として計上されるため、評価額の算定を行う必要があります。在庫(棚卸資産)の評価額を求める方法は、「原価法」と「低価法」の大きく2種類に分けられます。どちらを採用するかは任意ですが、選択した評価方法については事前に税務署へ届出が必要です。なお、届出をしなかった場合は原価法が適用されます。

評価方法によって算出される金額が変わってくるため、自社に合った方法を選びましょう。それぞれの評価方法の違いは以下のとおりです。

原価法:商品や製品を取得した金額で評価を行う

原価法は、商品や製品を取得した金額で評価を行う方法です。ただし、同じ商品や製品の仕入を行っても、実際の仕入額が異なる場合があるため、原価法はさらに以下の6つの評価方法に分かれています。

個別法

個別法は、仕入を行った商品や製品の原価を個別に管理・評価する方法です。原価を個別に管理することで、正確な在庫評価額を算出できます。
また、個別法は単価が高く流通の数が少ない商品、例えば貴金属や宝石のような仕入と在庫の対応関係がわかりやすいものに適している方法です。一つひとつの商品や製品について評価が必要になるため、商品・製品の数が多い業種には適していません。

先入先出法

先入先出法は、先に仕入を行ったものから販売していくと仮定して棚卸資産の評価をする方法です。直近の仕入額を在庫の仕入額として評価する方法で、特に食品を扱う業種では一般的に採用されています。実際の商品販売の流れと一致しやすいというメリットがある一方で、物価の変動があった場合は、利益がインフレ時には多く、デフレ時には少なく評価されてしまうデメリットがあります。

総平均法

総平均法は、月または年当たりの平均仕入額を算出して利用する方法です。期首における棚卸資産の取得価額と、期中に新たに取得した棚卸資産の取得価額を合計し、棚卸資産の個数で割って平均額を求めます。

移動平均法

移動平均法は、棚卸資産の対象になる商品や製品の仕入を行うたびに、その時点の在庫と合わせて平均単価を求める方法です。常に在庫の現状を把握することができますが、毎回計算をする必要があるため手間がかかります。

売価還元法

売価還元法は、商品や製品の販売額に原価率を掛けて取得原価とする方法です。商品や製品をグループに分け、期末時点での販売価額の合計額に原価率を掛けて評価額を求めます。商品や製品の数が多く、個別の原価を調べることが難しい小売業などに適した方法です。なお、原価率は、以下の計算式で算出できます。

原価率の計算式
原価率=(期首の棚卸資産の取得価額+期中仕入額)÷(期末の棚卸資産の販売額+期中仕入額の販売価額)

最終仕入原価法

最終仕入原価法は、期中の最後の仕入額で評価をする方法です。計算はシンプルですが、期末まで棚卸資産の評価額が確定しないという面があります。
なお、事前に税務署へ評価方法の届出を行わなかった場合は、最終仕入原価法によって棚卸資産を評価することが必要です。

低価法:原価法の評価額か期末時点の時価、どちらか低い方で評価を行う

商品在庫は、時期と共にその価値が下がってしまうこともあります。そのような場合のための評価方法が、低価法です。低価法では、原価法の評価額か、期末時点の商品や製品の時価、どちらか低い方で在庫を評価します。時期と共に価値が変動する商品や製品を多く取り扱っている場合などは、低価法を用いることで、より実態に即した会計処理を行うことができます。

無料お役立ち資料【一人でも乗り越えられる 会計業務のはじめかた】をダウンロードする

会計・経費・請求、誰でもカンタンまとめて効率化!法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」

棚卸の注意点

棚卸は、手順に沿って正しく行えば、決して難しい作業ではありません。棚卸をスムーズに進めるために、以下の注意点を押さえておきましょう。

棚卸の注意点
  • 数え間違いやデータ入力ミスをしない
  • 棚卸表を7年間保存する
  • 棚卸のルールを定める

数え間違いやデータ入力ミスをしない

棚卸は、基本的には目視での確認や手入力での作業になるため、ヒューマンエラーが起こりやすくなります。数え間違いや入力ミスがないように十分注意しつつ、ダブルチェックを徹底するなど、ミスを防止するための体制を整えておきましょう。

棚卸表を7年間保存する

棚卸の結果を記載した「棚卸表」は、確定申告の提出期限の翌日から7年間の保存が義務付けられています(法人税法)。実務上は、会社法の規定に合わせて10年間保存するのが一般的です。棚卸表を誤って破棄したり紛失したりしないように注意し、その他の決算書類と同様に保管してください。なお、棚卸表には以下の項目を記載します。

棚卸表の記載項目
  • 棚卸の実施日
  • 商品コード
  • 品名
  • 数量
  • 単価
  • 在庫金額(数量×単価)
  • 在庫状態(良品か不良品か、など)

棚卸のルールを定める

棚卸は、担当者によって在庫の数え方や記録方法などが変わると、在庫の状況を正確に把握することができません。だれが作業をしても同じように棚卸ができるように、手順や記録方法などをルールとしてまとめておきましょう。

無料お役立ち資料【一人でも乗り越えられる 会計業務のはじめかた】をダウンロードする

会計・経費・請求、誰でもカンタンまとめて効率化!法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」

棚卸を効率化する方法

棚卸を効率化するには、在庫管理システムの導入やバーコードシステムの採用など、棚卸のデジタル化を進めるのが効果的です。導入しやすいものを3つご紹介しましょう。

棚卸を効率化する方法
  • ハンディターミナルなどの専用端末の活用
  • スマートフォンの「棚卸アプリ」
  • 販売管理ソフト・在庫管理システムとの連携

ハンディターミナルなどの専用端末の活用

商品に付いているバーコードを専用の端末で読み取るだけで、品名と数量が自動的に記録されるシステムの導入は、大幅な作業時間の短縮につながります。手書きによる転記ミスや読み間違いなどのヒューマンエラーを防止できるメリットもあります。

スマートフォンの「棚卸アプリ」

現在は、従業員のスマートフォンのカメラをバーコードリーダー代わりに使える「棚卸アプリ」も普及しています。専用端末が不要なので導入しやすいのに加え、身軽に作業できるのが魅力です。複数人で手分けして読み取ったデータがクラウド上で即座に集計されるため、作業スピードが大幅にアップします。

販売管理ソフト・在庫管理システムとの連携

収集した実在庫のデータを、在庫管理システムや「弥生販売」などの販売管理ソフトへ直接連携させることも、効率化の方法として有効です。システムにインポートするだけで帳簿上の在庫と実際の在庫の差異が自動計算されるため、目視での突合やエクセルへの転記といった煩雑な作業がなくなります。事後処理の手間とヒューマンエラーを大幅に削減し、迅速かつ正確に棚卸を完了させることができます。

無料お役立ち資料【一人でも乗り越えられる 会計業務のはじめかた】をダウンロードする

会計・経費・請求、誰でもカンタンまとめて効率化!法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」

会計ソフトなら日々の帳簿付けや決算書作成もかんたん

弥生会計 Next」は、使いやすさを追求した中小企業向けクラウド会計ソフトです。帳簿・決算書の作成、請求書発行や経費精算もこれひとつで効率化できます。 

画面を見れば操作方法がすぐにわかるので、経理初心者でも安心してすぐに使い始められます。 

だれでもかんたんに経理業務がはじめられる!

「弥生会計 Next」では、利用開始の初期設定などは、対話的に質問に答えるだけで、会計知識がない方でも自分に合った設定を行うことができます。 

取引入力も連携した銀行口座などから明細を取得して仕訳を登録できますので、入力の手間を大幅に削減できます。勘定科目はAIが自動で推測して設定するため、会計業務に慣れていない方でも仕訳を登録できます。 

仕訳を登録するたびにAIが学習するので、徐々に仕訳の精度が向上します。 

弥生会計 Next明細ボックス

会計業務はもちろん、請求書発行、経費精算、証憑管理業務もできる!

「弥生会計 Next」では、請求書作成ソフト・経費精算ソフト・証憑管理ソフトがセットで利用できます。自動的にデータが連携されるため、バックオフィス業務を幅広く効率化できます。 

自動集計されるレポートで経営状態をリアルタイムに把握!

例えば、見たい数字をすぐに見られる残高試算表では、自社の財務状況を確認できます。集計期間や金額の累計・推移の切りかえもかんたんです。 

会社全体だけでなく、部門別会計もできるので、経営の意思決定に役立ちます。

「弥生会計 Next」で、会計業務を「できるだけやりたくないもの」から「事業を成長させるうえで欠かせないもの」へ。まずは、「弥生会計 Next」をぜひお試しください。 

無料お役立ち資料【一人でも乗り越えられる 会計業務のはじめかた】をダウンロードする

会計・経費・請求、誰でもカンタンまとめて効率化!法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」

会計ソフトとの連携で棚卸をスムーズに

棚卸は、企業が保有する資産の状況を調べ、評価し、会計上の金額(棚卸資産)を確定させる作業であり、利益の計算や在庫の適切な管理のために欠かせないものです。最低でも1年に1度は行う必要がありますが、タイミングや頻度は決まっていないので、自社の規模や事業に適したタイミングで実施しましょう。

棚卸で在庫の実数が確定したら、次はその資産価値を算出し、会計帳簿へ反映させる必要があります。

クラウド会計ソフト「弥生会計 Next」なら、期末に確定した在庫金額(期末商品棚卸高)を入力することで決算書へ自動反映。正確な決算書をミスなく、効率よく作成できます。決算業務の効率化に向けて、まずは「弥生会計 Next」の導入から始めてみませんか。

無料お役立ち資料【一人でも乗り越えられる 会計業務のはじめかた】をダウンロードする

会計・経費・請求、誰でもカンタンまとめて効率化!法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」

よくあるご質問

「棚卸」とはどういう意味?

棚卸とは、企業が保有する資産の状況を調べ、評価し、会計上の金額(棚卸資産)を確定させる作業です。店頭や倉庫などにある商品や製品、部品などの「在庫」を実際に確認し、帳簿上の数量とズレがないかを照合。品質もチェックしたうえで、資産評価を行って会計上の金額を確定します。

棚卸はいつ行う?

棚卸を行うタイミングは、企業の規模や事業内容によって異なります。1年に1度の場合は、決算期に棚卸を行い、決算日時点での期末在庫額を確定させます。季節商品を多く扱っているなど、商品の入れ替わりが早い場合などは、毎月行うのがおすすめです。スーパーや大規模物流倉庫など、在庫が膨大で月末に棚卸にまとめることが難しい企業では、エリアごとに毎日または毎週行うのが一般的です。

棚卸の手順は?

棚卸は、以下のような手順で進めます。

    棚卸の手順
  1. 1. 進め方やスケジュールなどを計画する
  2. 2. 棚卸の方法を決定する
  3. 3. 在庫の現物を確認する
  4. 4. 不良在庫を処理する
  5. 5. 結果を報告する

手順の詳細についてはこちらを参考にしてください。

無料お役立ち資料【一人でも乗り越えられる 会計業務のはじめかた】をダウンロードする

会計・経費・請求、誰でもカンタンまとめて効率化!法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」

【無料】お役立ち資料ダウンロード

「弥生会計 Next」がよくわかる資料

「弥生会計 Next」のメリットや機能、サポート内容やプラン等を解説!導入を検討している方におすすめ

この記事の監修者渋田貴正(税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士)

税理士、司法書士、社会保険労務士、行政書士、起業コンサルタント®。
1984年富山県生まれ。東京大学経済学部卒。
大学卒業後、大手食品メーカーや外資系専門商社にて財務・経理担当として勤務。
在職中に税理士、司法書士、社会保険労務士の資格を取得。2012年独立し、司法書士事務所開設。
2013年にV-Spiritsグループに合流し税理士登録。現在は、税理士・司法書士・社会保険労務士として、税務・人事労務全般の業務を行う。

著書『はじめてでもわかる 簿記と経理の仕事 ’21~’22年版新規タブで開く

渋田貴正(税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士)

カテゴリ一覧

    人気ランキング

      会計ソフト「弥生会計 Next」の導入事例

      初心者事業のお悩み解決

      日々の業務に役立つ弥生のオリジナルコンテンツや、事業を開始・継続するためのサポートツールを無料でお届けします。

      • お役立ち情報

        正しい基礎知識や法令改正の最新情報を専門家がわかりやすくご紹介します。

      • 無料のお役立ちツール

        会社設立や税理士紹介などを弥生が無料でサポートします。

      • 虎の巻

        個人事業主・法人の基本業務をまとめた、シンプルガイドです。

      事業のお悩み解決はこちら