請求書はどこで売ってる?販売店舗や請求書作成を楽にする方法を伝授!
監修者: 市川 裕子(ビジネスマナー監修)
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請求書をどこで購入すればいいのかお困りではありませんか。あるいは、請求書の効率的な作成方法に関心はないでしょうか。
本記事では、請求書の販売先から自作方法、効率的に作成できるソフトの利用方法まで、請求書作成に関する悩みを解決するための情報を紹介します。煩わしい作業を減らし、ミスなく迅速に請求書を作成・発行するための最適な方法を確認しましょう。
請求書はどこで売ってる?販売店舗について
日常的に請求書を作成・発行する事業者やフリーランスの方にとって、請求書がどこで購入できるかを把握しておくことはとても大切です。購入する先によって、商品数や様式そして値段にはそれぞれ特徴があります。以下では、請求書を取り扱っている店舗と商品の特徴について、詳しく紹介します。
文具店・ホームセンター・100円ショップなどで入手可能
請求書は、文具店やホームセンター、そして最近では100円ショップでも簡単に手に入れることができます。また、これらの販売店舗では、納品書やその他の伝票類も一緒にそろえることが可能です。それぞれの特徴を記載します。
100円ショップでは、独自ブランドの請求書が取りそろえられています。手軽な価格で購入できるため、必要枚数が少ない場合には非常に便利です。ホームセンターでは、ナショナルブランドの請求書が販売されており数十枚単位で請求書を購入したいときに適しています。
近年はホームセンターや100円ショップなど安価で手軽に購入できるようになりましたが、品質や種類の多さを求める方には文具店での購入がおすすめです。
また、文具店では請求書に加えてオフィス用の文具や書類作成に役立つ商品が豊富にそろっていますので、商品数やデザイン性、紙質なども含めて検討されても良いでしょう。
スーパー・コンビニでは販売していない場合もある
スーパーやコンビニしか近くにないという人もいるかもしれません。そうした店舗でも請求書が売られている場合はあります。ただし、扱っているのは領収書のみという店舗も多いのが実情ですので注意しましょう。
確実に請求書を購入したい場合は、やはり文房具店やホームセンターを利用するのが最善です。100円ショップでは、文具や事務用品は取り扱っていますが、店舗の規模によっては商品数や様式が限定されていることも多く請求書を取り扱っていない可能性もあります。日常的に請求書が必要な方は、事前に販売先を確認しておきましょう。
ネット通販ならお得に購入することも可能
請求書などのオフィス用品はネット通販でも購入することが可能です。ネット通販を利用すれば、自宅やオフィスなど場所を選ばず簡単に購入できるため非常に便利です。特に、近くに文具店やホームセンターがない方にはおすすめです。また、ネット通販では店舗では見かけないメーカーの商品を選べることも少なくありません。さらに、まとめて注文できるため、購入する手段として手間がかからないのも利点といえます。
ただし、注文から手元に届くまで時間がかかる場合もあるため、急ぎで必要な際は注意が必要です。使用するまでの時間を考えて購入することが大切です。
なお、市販の請求書を使用して手書きの請求書を作成する際は、計算ミスが起きたり、作成に時間がかかったりするデメリットがあります。さらに、見やすくきれいな字で書かないと誤読を招くおそれもあるため、特に大量の請求書を作成する場合には不便であることを踏まえておいてください。
請求書は自作することも可能
請求書は市販されているものを使用するのが一般的ですが、パソコンで請求書を自作することも可能です。請求書のフォーマットは法的な定めがないため、自由に作成して問題ありません。効率性や利便性を考えて、自作しておくことも良いでしょう。
請求書の書き方・作り方についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
請求書の作成方法
請求書を自作する方法には大きく分けて、ExcelやWordを使用する方法と、専用の請求書作成ソフトを利用する方法があります。それぞれの方法には特徴がありますので、それを理解して作成しましょう。以下に詳しく紹介します。
Excel・Wordで作成する方法
請求書は、ExcelやWordを使って簡単に作成できます。特にテンプレートを活用すれば、一からフォーマットを作成しなくても、短時間で請求書を完成させることが可能です。
ただし、請求書の数が増えるとデータ管理が煩雑になりやすいなどのデメリットがあります。また、請求書にかかわる法改正があった場合は、テンプレートを自分で修正しなければならないため十分注意してください。
なお、弥生では、無料でダウンロードできる請求書のExcelテンプレートを用意しています。シンプルで見やすいテンプレートがそろっていますので、ぜひダウンロードしてみてください。
請求書作成ソフトで作成する方法
請求書作成ソフトは、必要な情報を入力するだけで自動的に請求書を発行できて非常に便利です。さまざまな種類のソフトがあるので、事業の規模に応じて最適なソフトを選ぶことが大切です。
ExcelやWordでの請求書作成に比べ、請求書作成ソフトを使用することで、入力ミスやデータ管理の作業負担を大幅に削減可能になります。さらに、インボイス制度などの法改正にも適時対応しており、法的要件に準拠した請求書を簡単に作成できます。
請求書作成ソフトは「Misoca」がおすすめ!
請求書作成ソフトを導入するなら、インボイス制度や電子帳簿保存法などの法律にも対応した弥生の「Misoca」がおすすめです。「Misoca」は、請求書だけでなく見積書や納品書も簡単に作成できるため、幅広い書類の作成が可能です。さらに、月に請求書10枚までなら無料で利用でき、お試しで導入検討しやすい点も魅力です。加えて、スマホやタブレットからも作成できるので、外出先や移動中でもスムーズに作業が行えます。
請求書作成時に気を付けたいこと
請求書は、取引先とスムーズな取引を進めるための重要な書類です。しかし、請求書の作成にはいくつか注意すべきことがあり、これを怠るとトラブルに発展する可能性があります。以下では、請求書作成時に気を付けるべきポイントについて詳しく解説します。
必須事項を記載する
適格請求書(インボイス)を発行する際には、国税庁が公開している必須事項を記載する必要があります。必須事項は以下のとおりです。
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①書類作成者の氏名または名称および登録番号
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②取引年月日
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③取引内容(軽減税率の対象品目である旨)
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④税率ごとに区分して合計した税込対価(又は税抜対価)の額及び適用税率
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⑤税率ごとに区分した消費税額等
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⑥書類の交付を受ける事業者の氏名または名称
引用:国税庁「No.6625 適格請求書等の記載事項」
発行日に気を付ける
請求書に記載する発行日は、作成した日付ではなく取引先の「支払期限」を記載する必要があります。支払期限とは、取引先の合意を得て設定するものであり、一定の期間にわたって行われた取引を一括して処理するための日付です。この支払期限を正しく記載しないと、取引先の経理処理や支払スケジュールに影響を与える可能性があるため、必ず事前に支払期限を確認することが重要です。
請求書は作成ソフトを使った方が楽に作れる!
請求書は文具店・ホームセンターなどで購入するか、あるいは、手書きやExcel・Wordで自作し作成します。ただし、これら方法では計算などのミスが起こりやすく、見やすいレイアウトを考えて作成する手間や時間も必要です。特に、大量の請求書を扱う場合には負担が大きくなります。それらの非効率や過誤をなくすためにも、請求書作成ソフトを使用することをおすすめいたします。時短やミス防止に加え作業効率が大幅に向上します。特に、適格請求書(インボイス)は必須事項を記載する必要があるため、作成ソフトの活用は大変便利です。
請求書作成ソフト「Misoca」を利用することで、決まった取引先へ繰り返して発行する請求書が自動で作成でき、さらに、インボイス制度にも対応した請求書が簡単に作成することができます。無料プランもあるため、初めての方にもおすすめです。ぜひ、導入を検討してはいかがでしょうか。
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各種帳票の変換・請求書の自動作成で入力の手間を削減
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Misocaは、インボイス制度に必要な適格請求書の発行に対応しています。さらに発行した請求書は「スマート証憑管理」との連携で、インボイス制度・電子帳簿保存法の要件を満たす形で電子保存・管理することが可能です。
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この記事の監修者市川 裕子(ビジネスマナー監修)
マナーアドバイザー上級、秘書検定1級、ビジネス実務マナー、硬筆書写検定3級、毛筆書写検定2級、収納アドバイザー1級、など。 出版社や人材サービス会社での業務を経験。秘書業務経験よりビジネスマナーとコミュニケーションの重要性に着目し、資格・スキルを活かし、ビジネスマナーをはじめとする各種マナー研修や収納アドバイザー講師として活動。