副業でネットビジネスを行うには?始め方や注意点を解説
監修者:齋藤一生(税理士)
2024/08/30更新
副業で収入を得る方法を探している人の中には、ネットビジネスを検討中の人もいるのではないでしょうか。インターネットを活用したビジネスは、スマートフォンやパソコンがあれば始められ、専門的な知識がなくてもできる仕事も少なくありません。
本記事では、初心者でも始めやすいネットビジネスの種類と始め方についてわかりやすく解説します。ネットビジネスに取り組むメリットや、始めるにあたって注意しておきたい点もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
ネットビジネスとは?
ネットビジネスとは、インターネットを介して行うビジネス全般のことを指します。Webページやアプリで完結するビジネスであれば、基本的にネットビジネスに含まれると考えて差し支えありません。
ネットビジネスは、インターネットにつながるパソコンやスマートフォンがあれば、時間や場所にとらわれず取り組めます。
自宅はもちろんのこと、通勤の電車内やランチタイムなどに手軽に進められる点が大きな特徴です。すきま時間を有効活用できるため、副業として取り組みたい人に適しています。
ネットビジネスの種類と始め方
ネットビジネスには非常に多くの種類があり、インターネットの初心者が手軽に始められるものから上級者が取り組むものまで多種多様です。ここでは、初心者にもお勧めのネットビジネスの種類と、具体的な始め方をご紹介します。
ポイ活
ポイ活とは、ショッピングでたまるポイントを集めたり、たまったポイントを活用したりすることを指します。副業として取り組む場合には、専用のポイントサイトを活用するのが一般的です。ポイントサイトに掲載されている広告を視聴したり、アンケートに答えたりすることでポイントがたまっていきます。
1回ごとのポイントはわずかなものも多く、まとまった金額を稼ぐのは時間がかかりますが、スマートフォンさえあれば短時間で手軽に取り組めるため、すきま時間を活用して副業に挑戦したい人にお勧めです。
アンケートモニター
アンケートモニターは、商品やサービスなどに関するアンケートに回答して報酬を受け取る副業です。アンケートモニターには大きく分けて3つの種類があります。
アンケートモニターの種類
- Webアンケート:企業が販売する商品やサービスについて回答する
- 商品モニター:企業の商品を一定期間試用したうえで、評価や感想を回答する
- 会場調査:指定された会場へ行き、その場で商品やサービスを体験して評価や感想を回答する
いずれのアンケートモニターも企業が商品開発やマーケティング調査の一環として実施しているアンケートが大半を占めています。1人の消費者として感想を回答すればよいため、特別なスキルや知識は必要ありません。また、Webアンケートであればスマートフォン1台で完結することから、すきま時間を活用したい人にもお勧めです。
アンケートモニターを始めるには、アンケート会社やリサーチ会社に登録する方法が一般的です。また、クラウドソーシングにもアンケート案件が掲載されていることがあるので、登録しておくと回答できそうなアンケートが見つかる可能性が高くなります。
アンケートモニターについてはこちらの記事でも解説していますので、参考にしてください。
データ入力
データ入力とは、商品や顧客に関する情報、アンケート結果などのデータを、所定のフォーマットに入力していく仕事です。インターネットに接続されているパソコンがあれば始められることに加え、基本的にはタイピングができれば取り組めるため、初心者向けのネットビジネスとして人気があります。
副業としてデータ入力の仕事を始めるには、案件が掲載されているWebサービスで求人を探すとよいでしょう。具体的には、クラウドソーシングや求人サイトがあげられます。求人を検索する際に「データ入力」「業務委託」などのキーワードを指定すると、案件が見つかりやすくなります。
Webライティング
Webライティングとは、Webメディアなどに掲載する記事を執筆する仕事です。正確な日本語で文章を書く能力が求められるものの、案件のジャンルや難易度が幅広いため、自分が書けそうな案件を探してみることをお勧めします。
例えば、釣りが趣味の人なら釣り専門のWebメディアで記事を書いたり、子育ての経験がある人なら子育て関連の記事を執筆したりすることで収入を得やすくなります。
Webライティングの始め方としては、クラウドソーシングや求人サイトでライティング案件を探す方法が一般的です。ライターを募集中の案件に応募し、テストライティングに合格すればWebライティングを始められます。
イラストや写真の販売
制作したイラストや撮影した写真を販売サイトに登録し、購入してもらうことで副業として収入を得ることも可能です。一度イラストや写真を登録しておけば、継続的に収入が発生する可能性があります。イラスト制作や写真撮影が好きな人であれば、趣味を活かして副業に取り組めるという点もメリットの1つです。
イラスト・写真の販売を始めるには、専用の販売サイトに登録します。スキル販売サイトに登録して注文を受け付ける方法もありますが、料金などの条件交渉が発生するため、初心者のうちは販売サイトに登録して始める方がお勧めです。
ECサイト(ネットショップ)・せどり
ECサイトに商品を出品し、販売することで副業として収益を得る仕事もあります。自分で制作したハンドメイド雑貨やアクセサリー類などを販売するほか、身の回りの不要品を出品する方法や、人気のある商品を安く仕入れて販売する方法(せどり)があります。
中古品を販売目的で購入する場合には、古物商許可が必要になる点に注意が必要です。例えば、リサイクルショップで商品を仕入れる場合も古物商許可が必須です。
ECサイトでの販売やせどりを始めるには、「自分でECサイトを開設する」「ECモールに出店する」「ハンドメイド販売サイトに出品する」「フリマアプリを利用する」といった方法があります。初めて商品を販売する際には、最も手軽なフリマアプリがお勧めです。
動画編集
動画編集とは、動画投稿サイトなどに掲載する動画コンテンツを編集する仕事です。動画の余分な部分をカットしたり、テロップや効果音を入れたりして、視聴しやすい状態に整えます。企業から個人まで動画編集者には多くのニーズがあるため、動画編集スキルがあれば副業として十分に期待できます。
動画編集の副業を始めるには、クラウドソーシングで案件の検索が可能です。ただし、依頼者によって必要な動画編集ソフトの種類やパソコンのOSが異なるため、自分の環境で作業が可能かどうか事前に確認しておくことが大切です。
Webデザイン
Webデザインとは、Webページのレイアウトやボタン・リンクなどの設置を担当する仕事です。Webページ全体ではなく、バナーやロゴなどの素材をデザインする仕事もあります。HTMLやCSS、JavaScriptなどの知識が求められる場合がありますが、これらは、本格的なプログラミング言語よりも学習コストが低いため、初心者でも比較的始めやすい副業です。素材をデザインする場合には、Photoshopなどのデザインソフトが使えることが条件となります。
Webデザインの副業を始めるには、クラウドソーシングに登録して案件を探す方法がおすすめです。Webデザインと一口にいっても、大規模なWebサイト構築に携わる案件から、LP(ランディングページ)など1ページで完結するWebページの制作の案件まで幅広くあります。案件に応募する際には、求められているスキルレベルに対応できるか、よく確認しておくことが大切です。
アフィリエイト
自分のブログやSNSアカウントを運営し、アフィリエイト広告を貼ることで広告収入を得られる可能性があります。アフィリエイトとは「成功報酬型広告」のことで、自身のブログ記事やSNS投稿に貼った広告経由で商品購入やサービス申し込みにつながった場合、成果に応じて報酬が支払われるしくみです。
ブログやSNSは、ブログサービスやSNSにユーザー登録するだけで始められます。ブログに関しては自分でサーバーやドメインを契約して構築することもできますが、初心者のうちは無料ブログサービスで読者を集め、読者が増えてきたら自分で構築したブログへ移行するという方法もあります。
成果が出るまでに時間がかかるので地道に努力を重ねることが大切ですが、アクセスが多く集まり始めると想定以上に稼げることがあるのも魅力です。
SNSの運用代用
SNSの運用代行とは、企業などのSNSアカウントの運用を代行して報酬を得る副業です。多くの企業は自社Webページ以外にもさまざまなメディアを活用して新規顧客との接点を作ったり、既存顧客とのつながりを深めたりしています。そのうちの1つがSNSの活用です。
しかし、SNSを効果的に運用するには定期的に投稿したり、タグ付けに工夫が必要だったりするため、SNS運用を外部へ委託する企業も少なくありません。
SNSの運用代行に関する案件は、クラウドソーシングや求人サイトで見つけられます。SNSで一定以上のフォロワーを集めた実績が必要になるため、内容によってはインターネットビジネスの中級者以上に適した副業です。
オンライン講師
自分の得意なことやスキルを活かしたオンライン講師も、ネットビジネスの一種です。自分にとっては特別な知識やスキルではなくても、学びたい・身に付けたいと考えている人は世の中に数多くいます。こうした知識やスキルの習得に役立つ講座をオンラインで提供することによって、受講料を得られるしくみです。
例えば、「スマホカメラ講座」や「ライティング講座」のように、自分の得意分野を活かした講座を提供できます。
オンライン講師業を始めるには、スキル販売サイトに登録するか、SNSやブログで生徒を募集します。受講生が増えていけば、生徒からの紹介で新たな受講希望者を獲得することも可能です。
Webコンサルティング
依頼者のWebサイトを分析したうえで、アクセス数などが伸び悩んでいる原因の抽出や改善策を提案するWebコンサルティングもネットビジネスの一種です。単発のコンサルティングで報酬を得ることもあれば、専属のコンサルタントとして一定期間契約を結ぶ場合もあります。過去に自身のWebページやブログのアクセスを伸ばした実績があれば、経験を活かして収益化することが可能です。
Webコンサルティングを始める際には、クラウドソーシングや求人サイトで案件を探すか、人からの紹介で案件を獲得する方法が一般的です。ただし、コンサルタントである以上は具体的な成果が求められるため、ネットビジネス中級者~上級者に適した副業といえます。
アプリ開発
スマートフォンやタブレット向けのアプリを開発し、報酬を得ることもネットビジネスの1つといえます。フリーランスエンジニアとして活動することになるため、一定以上のプログラミングスキルや開発経験は必須です。本業でITエンジニアを経験してきた人や、過去にプログラミングを学んできた人に適しています。
アプリ開発を始めるには、クラウドソーシングで案件を探す方法がお勧めです。ITエンジニアに特化したクラウドソーシングも複数あるため、こうしたサービスにいくつか登録しておき、希望条件に合った案件が掲載されていないか定期的にチェックしていくのがお勧めです。
ネットビジネスを行うメリット
ネットビジネスに取り組むことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。ネットビジネスを行うメリットについて具体的に見ていきましょう。
働く場所や時間を選ばない
ネットビジネスはインターネットにつながるパソコンやスマートフォンがあれば、基本的に場所や時間を選ぶことなく取り組めます。勤務地や勤務時間が決められているわけではないため、自分に合った働き方を実現しやすい点が大きなメリットです。
特に副業でネットビジネスを始める場合、本業の合間を縫って、すきま時間をいかに有効活用するかがポイントとなります。通勤時間や休日など、副業に着手できるタイミングで効率良く進めなくてはなりません。働く場所や時間の制約を受けないネットビジネスは、副業に適したビジネスといえるのではないでしょうか。
低コストで始められるケースもある
ネットビジネスの中には、比較的低コストで始められるビジネスもあります。クラウドソーシングに登録したりSNSのアカウントを作成したりするにあたって、基本的に費用は必要ありません。ECサイトを始める場合の仕入れや動画編集を始める際の機器・ソフトウェア購入のように、初期投資が必要なものもありますが、ビジネス全般でいえば初期投資を抑えられる部類に入ると考えられます。
例えば、ECサイトではなく実店舗を開業するとなれば、店舗の工事だけでも数百万円、場合によっては、1,000万円以上の初期投資が必要です。こうしたコストをかけることなく始められることは、ネットビジネスの大きなメリットといえます。
ネットビジネスを行うデメリット
ネットビジネスには特有のデメリットもあります。実際に始める際には、下記の3点について理解しておくことが大切です。
収入が安定するまで時間がかかる
ネットビジネスの多くは月給制の会社員や時給制のアルバイトなどとは違い、始めた時点で報酬が約束されているわけではありません。収入が安定するまである程度時間がかかることを想定し、気長に取り組む必要があります。
例えば、ブログでアフィリエイトを始めた場合、開設されたばかりのブログは、存在そのものがほとんど認知されていません。そのため、始めた当初はほぼアクセスがない状態が続くことも十分にあり得ます。
安定した収入を得るまで、あきらめずに記事を作成し続けていくには、自分自身が楽しいと思えるジャンルを選ぶことが重要です。ネットビジネスを始める際は、最初から収入を追い求めることなく、収益につながらない時期があることを理解する必要があります。
スキルがないと収入を上げにくい副業もある
ネットビジネスには多くの種類があるため、求められるスキルの幅も非常に広いのが特徴です。特別なスキルがなくても始められるビジネスもある反面、まとまった収入を得るには一定のスキルが不可欠になるケースも少なくありません。
例えば、データ入力には「所定の手順でデータを検索し、見つかったデータをフォーマットに入力する」といったシンプルな作業もあれば、業界事情や学術的知見に基づく判断が求められる業務もあります。
副業としてネットビジネスを始める場合には、特定のスキルがないと収入を上げにくい仕事があることを理解することが大切です。
反対に考えると、特定の分野の知識を持っている人に対しては多くの需要があるといえます。
続けるモチベーションをキープするのが難しい
ネットビジネスは好きなことを仕事にできる一方で、継続するモチベーションを維持するのが難しい面も兼ね備えています。働く場所や時間の制約を受けないネットビジネスは自由度が高い反面、どのタイミングでどれだけ仕事をするかは自分自身の判断に委ねられているからです。
ネットビジネスを副業にする場合、本業で疲れて帰宅してからでも取り組めるかどうか、休日にプライベートの時間を削って継続できるかどうかが重要なポイントとなります。情熱を持って取り組めることでなければ、モチベーションをキープすることが難しくなることも想定できます。ネットビジネスを始める際には自分にとって好きなこと・得意なことを選び、モチベーションを維持していくことが非常に重要です。
ネットビジネスを行う際の注意点
副業としてネットビジネスを行う際には、いくつか注意したいことがあります。注意点としては、主に以下の3点があげられます。
本業の就業規則を遵守する
本業の勤務先が従業員の副業を制限する就業規則を設けている場合、就業規則を守らずに副業を始めてしまうと何らかの処罰が下されたり、周囲の信用を失ってしまったりするおそれがあります。副業が禁止されていないかどうかだけでなく、副業が認められているとしても、始めるにあたって届出や申請が必要かどうか、必ず確認しておくことが大切です。副業が禁止されている場合、社内規程に反して処罰されるリスクを冒してまで副業をするべきか、慎重に検討をしてください。
あやしいセミナーや求人サイト、詐欺に注意する
副業を始めたいと考えている人を狙ったあやしいセミナーや求人サイトも、少なからず存在します。既に多くのユーザーが利用している知名度の高いサービスを選ぶなど、利用するサービスを選ぶ際には安全性を重視することが重要です。副業を始めるにあたって高額の会費が必要といわれたり、専用システムの利用料を前払いするよう要求されたりした場合には、詐欺の疑いがあるため注意してください。
無理のない範囲で始める
副業としてネットビジネスを始める際には、スモールスタートを心掛け、無理のない範囲で始めることも重要なポイントの1つです。前述のとおり、ネットビジネスは収入が安定するまでに時間がかかる傾向があります。そのため、初めから高額の初期投資をした場合、収益しだいでは回収できないおそれがあります。初めは小さく始め、徐々に規模を拡大させていく方が無難です。
ネットビジネスで収入を得るコツ
ネットビジネスで収入を得るためのコツを紹介します。収益を得られる副業にしていくためにも、以下の3点を意識しましょう。
好きなこと・得意なジャンルのビジネスを選ぶ
ネットビジネスを選ぶ際には、「稼げるかどうか」だけでなく、「自分にとって好きなこと・得意なジャンルかどうか」を重視することをお勧めします。たとえ一般的に「稼げる」「儲かる」といわれているビジネスであっても、自分にとって興味がない・不得意なことで継続的に収入を得るのは、特に副業の場合は困難です。
本業以外に時間を確保してビジネスに取り組むには、相応の負荷がかかります。好きなこと・得意なジャンルのビジネスを選び、楽しみながら進められる仕事を副業にすることで、長期にわたって収益を上げることが可能です。
コツコツと継続する
ネットビジネスには、始めた直後から収益を確保できるとは限らないものも数多くあります。そのため、すぐには収入を得られなくても、コツコツと地道に継続していくことが大切です。
副業を長続きさせるには、日常生活のルーティンに副業を組み込んでおくことをお勧めします。平日と休日にそれぞれ副業に取り組む時間帯を決めておき、その間は必ず副業に充てると決めておくことで習慣化しやすくなるからです。場所や時間の融通が利くネットビジネスも多いからこそ、長期にわたって継続するための工夫が求められます。
成果が出ている人を参考にする
既に、ネットビジネスで成功している人々も、初心者からスタートしています。彼らも、経験を積み重ねる過程で自分なりのノウハウを確立しながらビジネスと続けてきたからこそ、収益を上げられるようになったと考えられます。
副業としてネットビジネスを始める際、独自のやり方にこだわることも大切です。しかし、収入を得るためには、成果が出ている人のノウハウを参考にすることで、収益につなげることも忘れないようにしましょう。ただし、儲かる方法を伝えるといったようなセミナーの中には参加費が高額で怪しいものもあるので十分にご注意ください。
副業でも確定申告が必要
ネットビジネスで得られた副業の所得(雑所得・事業所得)含めて、本業以外に得た所得が年間20万円を超えた場合、確定申告が必要になります。また、副業の年間の所得が20万円以下であっても、1円でも利益が出ていれば住民税の申告が必要になります。
所得とは、売上から必要経費を差し引いた金額のことを指します。例えば、インターネット回線使用料やスマートフォンの通信料などは、経費として計上することが可能です。この場合、プライベートでも副業でも使用するものは、あくまで副業の業務で使用する割合分を経費に計上できます。このほか、自宅兼作業場所の家賃についても、仕事で使っている面積に対応する部分の家賃を必要経費にすることができます。
また、取引相手が適格請求書(インボイス)発行事業者の場合、適格請求書の発行を要求される可能性があります。適格請求書発行事業者になると、年間の売上規模にかかわらず消費税の申告・納付が必須です。
一方で、販売相手が一般消費者である場合、適格請求書の発行は不要です。そのため、適格請求書発行事業者になるなどインボイス制度の対応は、考慮しなくてかまいません。
ネットビジネスを始める際には、販売相手によって適格請求書発行事業者の登録が必要か判断しましょう。
インボイス制度についてはこちらの記事でも解説していますので、参考にしてください。
自分に合ったネットビジネスを副業にしよう
ネットビジネスには場所や時間を問わず取り組めるものが多く、すきま時間を有効活用したい人に適した副業といえます。
本記事で紹介したポイントや注意点を参考に、ぜひ自分の好きなこと・得意なことを活かしたネットビジネスに挑戦してください。副業が軌道に乗れば、本業以外の収入源を得ることができるでしょう。
バックオフィス業務は弥生のクラウドソフトで効率化
事業所得になる副業の確定申告は会計ソフトを使って楽に済ませよう
会社員などが副業をした場合、副業の所得が20万円を超えると、原則として確定申告が必要です。副業の収入や報酬から源泉徴収をされているなら、確定申告をすれば納めすぎた税金が返金される可能性が高いでしょう。ただ、所得税の確定申告をするには、書類の作成や税金の計算など面倒な作業が多いため、負担に感じる方もいるかもしれません。
事業所得になる副業は、帳簿付けが必要です。そんなときにおすすめなのが、弥生のクラウド確定申告ソフト『やよいの白色申告 オンライン』です。『やよいの白色申告 オンライン』はずっと無料で使えて、初心者や簿記知識がない方でも必要書類を効率良く作成することができます。e-Tax(電子申告)にも対応しているので、税務署に行かずに確定申告をスムースに行えます。
副業の所得区分を事業所得・雑所得どちらにするか迷っている場合、まずは帳簿付けをしておきましょう。事業所得で確定申告する場合は帳簿が必要です。雑所得の場合、帳簿付けの義務はありませんが、売上や仕入・経費などの集計に帳簿がある方が便利です。
なお、『やよいの白色申告 オンライン』では、雑所得の収支内訳書と所得税の確定申告書は作成できません。もし、『やよいの白色申告 オンライン』で作成した収支内訳書から確定申告書を作成すると自動で「事業所得」に集計されます。国税庁の確定申告コーナーで、自分で収支内訳書と確定申告書に転記して申告をしてください。
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