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弥生会計をコンピュータ会計の授業で使用し、実力向上や資格取得につなげている

学校法人有坂中央学園 中央情報経理専門学校

  • 弥生会計

高度情報化社会に実力を発揮できる人材の育成をめざし、経理系の学科全てにコンピュータ会計の授業を取り入れ、弥生会計を使用している中央情報経理専門学校。学生の実力を向上させ、資格取得でも高い合格率を誇っている。

コンピュータ会計の授業で弥生会計を利用している

中央情報経理専門学校は高度専門士の称号が得られる4年生の税理士会計学科を群馬県で初めて設けるなど、専門性の高いカリキュラムを提供しながら、快適なキャンパスライフがおくれるように施設・設備を充実させている。

「経理系の学生にとってコンピュータ会計は、簿記とともに必須科目になっています」 学校法人有坂中央学園は1942年に創立して以来、商業人の育成に関わる教育機関として発展を続け、現在では中央情報経理専門学校をはじめ、法科、工科、美容、ペット関連、医療歯科など7つの専門学校を運営している。中央情報経理専門学校は、税理士をめざす4年制の税理士会計学科、経理を中心としてさまざまな業種に対応した情報経理学科のほか、情報システム学科、IT スペシャリスト学科、ショップ経営学科、医療福祉保育学科、健康スポーツ学科があり、7つの学科で約550名の学生が勉学にいそしんでいる。 「経理系の学科には税理士会計学科と情報経理学科があります。税理士会計学科は1コースですが、情報経理学科には経理専攻、経営経理、コンピュータ会計、医療情報会計、トータルオフィスの6コースがあり、約200名の学生がいます。各コースで専門カリキュラムはまったく違いますが、両学科の学生は全員、簿記やExcel、Wordなどとともに必須科目としてコンピュータ会計を受講しています」。教務部医療教育課の課長代理でコンピュータ会計の授業を受持っている岩田和人先生は、コンピュータ会計はどの就職先でも必要になる技能のため、専門コースの違いにかかわらず履修することが学生のためになると話す。 「スペシャリストをめざすコンピュータ会計コースの学生は卒業までに全経コンピュータ会計能力検定の1級を受験しますが、ほかのコースの学生も2年度の後半になると週に4~5コマ、コンピュータ会計の授業を受け、100%近くが3級の資格を取得して卒業します。つまり経理系の学生は全員が弥生会計の操作に習熟していることになりますね」。

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操作性に優れた弥生会計は学生にも講師にも便利

コンピュータ会計の授業を担当している岩田先生は、派遣講師資格を持ち、学生だけでなく教師にも弥生会計を使ったコンピュータ会計を教えている。

中央情報経理専門学校は、早い時期から高度情報化社会に実力を発揮できる人材の育成をめざしており、全国経理教育協会がコンピュータ会計能力検定試験を実施することが決まった2000年頃には、すでに簿記とコンピュータでExcelやWordの操作を学ぶコースを設けていた。「弊校がコンピュータ会計の授業をすることを決めたのは2001年で、2002年から授業を開始しました。弥生会計は全経コンピュータ会計能力検定の指定ソフトでしたから、弥生スクールパックで学生と教員用に50ライセンス導入しました」。初年度のコンピュータ会計の授業は、年末の検定試験に向けて、通常の授業に追加するかたちで行なったが、学生は簿記を充分学んでおり、コンピュータの操作にも慣れていたため、何の問題もなく授業についてこれたと岩田先生は当時を振り返る。

岩田先生は以前、会計事務所に勤務しており、会計ソフトを業務で使った経験があった。「コンピュータの操作や会計ソフトに慣れていましたので、私がコンピュータ会計の授業を担当することになりました。以前に使っていたのは会計専用機でしたので、弥生会計とはまったく操作方法が違いましたが、弥生会計を初めて使ったとき、これはわかりやすいし操作しやすいと感じましたね。授業で教えるために理解を深める必要がありましたが、操作自体はすぐに覚えられて、授業を開始するまでに要した時間はトータルで1週間もかかりませんでした。コンピュータ会計能力検定の模擬問題をやってみたのですが、簡単に解けましたし、講習会で学んだことと合わせて、学生にどうやって教えて行くかを考える余裕がありました」。岩田先生は現在、中央情報経理専門学校に新しく入った講師に弥生会計の操作を教えているほか、全国経理教育協会が認定したコンピュータ会計の派遣講師資格を持ち、群馬県の商業部会に所属している高校の教師にもコンピュータ会計を教えている。

「弊校には簿記を担当している講師が8名いるのですが、その全員がコンピュータ会計を教えられるスキルを持っています。弥生会計はわかりやすいですから、簿記の知識があればすぐに操作を覚えられます。学生はもちろん、講師にとってもこれは便利です」。

弥生会計は受験だけでなく就職、就業後にも役立っている

弥生会計を使ったコンピュータ会計の授業。中央情報経理専門学校は入学から卒業までクラス単位の担任制を採っているため、学生は高校と同じようにアットホームな雰囲気の中で専門性の高いカリキュラムを集中して学んでいる。

税理士会計学科と情報経理学科の学生はほとんどが普通高校の出身で、中央情報経理専門学校に入学してから簿記の勉強を始めるが、優れたカリキュラムによってすぐに簿記を習得している。「6つのコースの学生は全員、初年度に日商簿記検定3級と2級を受験します。この合格率は80~90%になっています。経理専攻コースの学生は初年度に1級の受験まで進みます。これだけ簿記の知識を高めてからコンピュータ会計の授業を始めることに加え、弥生会計は入力方法が簡単で便利な機能も多く、学生が興味を持ちやすいので、コンピュータ会計能力検定の合格率も当然高くなります。3級か2級の受験者は合格率が、ほぼ100%で、出題傾向が毎年変化する1級の合格率は70~80%ですが全国平均を上回っています」。1級の試験は実践的な内容が多いことから、授業も利益計画やグラフの作成といった実務に則した内容にしている。また、扶養者の数やこどもの名前など理想の家族構成を学生に設定させ、夫の年収から社会保険料と源泉所得税を計算し、実際の年末調整と同じ処理をさせるなど、授業を工夫していると岩田先生は話す。

「こういう授業は学生も興味をもってやりますし、単なる試験対策だけでなく、会計事務所に就職した学生は実務に則した授業の経験が役に立ったと言っています。両学科の卒業生に対する求人は、簿記だけでなくExcelやWordなどコンピュータを使えることが必須条件になっています。加えて会計事務所や企業の経理部門に就職した学生は、コンピュータ会計ができることで重宝がられています。就職先で使用する会計ソフトは弥生会計が多いようですが、違う会計ソフトでも、操作の基本が理解できていますからすぐに対応できています。こういう話を聞くと、弥生会計を導入して良かったと思いますね」。

中央情報経理専門学校は、2001年に高等教育機関では国内初のISO9001を取得し、授業の質や学生に対するサービスの向上に役立てている。このほかにも、4年生大学の学士と同等で大学院を受験することができる高度専門士の称号を得られる学科を群馬県で初めて導入。就職に関しても専任の担当者を置き、就職先の開拓やビジネスマナー教育にも力を入れ、専門学校としてのクオリティ向上につとめている。

  • 本記事の内容は、取材当時のものです。
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事業規模

業種

企業名
学校法人有坂中央学園 中央情報経理専門学校新規タブで開く
使用ソフト
弥生会計スクールパック
事業内容
専門学校
所在地
群馬県前橋市
TEL
027-253-5544
設立
1942年
年商
-
生徒人数
約550名
導入時期
2001年
導入支援
なし

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