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弥生会計 ネットワークの 10ライセンス利用で、スムーズな業務を実現

株式会社クラフト(名古屋)

  • 弥生会計
  • 弥生給与・やよいの給与計算

愛知県を中心にタイヤとホイールの専門店を展開している株式会社クラフト。従来から弥生会計を利用していたが、日々の入力数が膨大でスタンドアロンの利用には限界があったため、弥生会計 ネットワーク 10ライセンス を導入。弥生会計の利用を順番待ちしていた状況を改善し、業務の大幅な効率化を実現している。

日々の入力数が多く、スタンドアロンの弥生会計では限界だった

「以前は弥生会計を使うのに順番待ちの状態でした」
タイヤとホイールの専門店として、愛知県を中心に10店舗を展開している株式会社クラフト。国産、輸入一流メーカーの商品に加え、オリジナルのホイールなど幅広い品揃えと、タイヤとホイールの脱着、タイヤローテーション、ホイールバランスの調整、パンク修理などのサービスを提供するファクトリーも備えている。

株式会社クラフトは、愛知県を中心にした東海3県で多店舗展開をしているタイヤとホイールの専門店だ。

「タイヤとホイールの専門店というのは、実は数が少ないのです。同じ商品は大手のカー用品量販店でも、ガソリンスタンドやカーディーラー、修理屋さんでも扱っていますが、弊社は品揃えの豊富さと同時に、高い商品知識に裏付けされたサービスをお客様に提供する専門店としてやっています」。クラフトは会員カードを発行しているが、有料のギャランティメンバーで23,000人、無料会員を合わせると60,000人もの数になる。「車の中で、安全面であれ乗り心地であれ、タイヤとホイールは一番大切な機能部品です。正しく使っていただければお客様にも喜んでいただけますから、この数は、クラフトのサービスに満足していただいているお客様の数だと思います」と代表取締役社長の加藤光男さんは話す。

クラフトでは、全車種を対象にした店舗のほか、軽自動車専門店や中古、アウトレットの店舗もあることから、10ある店舗を部門管理している。また、パーツ類も扱っているため商品アイテム数が多いこともあり、詳細な会計処理を毎日、本部で一括しておこなっている。
「各店舗から送られてくる売上データを毎日、弥生会計へ入力しています。これは、店舗ごとの状況を正確に把握するためにやっているのですが、スタッフはタイヤとホイールのプロではあっても経理のプロではありませんから、どうしてもミスが出てしまいます。慣れない仕事をさせる必要はありませんので、本部の一括処理にしています。全店舗分をまとめていることと、弊社独自の使い方をしていることもあって、仕訳全体の数はかなり多くなっています」。年間に処理する伝票枚数は3万枚から4万枚にのぼると、経理を担当する事業部長の新美勝久さんは話しながら、弥生会計を自由に使えず困る状況が続いていたと、以前の状況を振り返る。

創業当初は自身が経理も兼務していたため「弥生会計ユーザーとして長いキャリアがあります」と話す、加藤社長。

将来を見据えた10ライセンスで弥生会計 ネットワークをスタート

クラフトでは、顧客の注文で20万円のアルミホイールを取寄せる場合、顧客から予約金として3万円を前受けしているが、その処理を1件ずつ補助科目と摘要欄を利用して顧客名でヒモ付け管理している。「こうすることで、どのお客様の分が売上になり、どのお客様の分がまだなのかを把握することができます。発注した商品がいつ入荷したかもわかりますし、弥生会計を販売管理や帳面代わりに使っていたようなものです(加藤社長)」。こうしたきめ細かい処理を毎日おこない、処理のチェックと経営的な確認作業もおこなっているため、以前は弥生会計を常に誰かが利用しており、空くのを待たなければ自分の仕事ができない状況になっていた。

「弥生会計 ネットワークになっても、操作性はそのまま引き継がれていたのが、とても助かった」と話す、新美部長。

加藤社長は「昼間は経理の社員がフルに使っていましたから、私がじっくり売上データを確認できるのは夜の8時以降からで、仕事が終わるのは深夜ということも珍しくありませんでした。もっと自由に使えればと何回も思いましたね(笑)」と話し、また、新美部長も「仕訳の数もだんだん増えていましたし、自分のタイミングで入力したい、見たいという利用者が増えていました」と話す。以前には、ネットワークで使える他社製の会計ソフトに切替えようという案も出たが、弥生会計を10年以上使い続けていたため、操作環境が大きく変わってしまうことが嫌だという声が多かったことと、アルバイトも含めた給与処理を弥生給与でおこなっていることもあり、弥生会計 ネットワークの登場を待つことにしたという。

導入は、期の途中でのシステム変更を避け、年末商戦や税務申告の多忙な時期が過ぎた2006年の1月におこなわれ、10ライセンスでのシステムがスタートした。「経理スタッフは4人で、データを確認するのは私をはじめとする数人ですので、5ライセンスも候補にあがりましたが、この2、3年で店舗数を増やす予定があることと、株式上場に向けた準備もしていることもあって、5ライセンスではすぐに一杯になってしまうだろうと判断し、10ライセンスにしました(加藤社長)」。

クラフトでは、利用者が多いことと、店舗の拡大、株式上場を視野に入れ、弥生会計 ネットワーク 10ライセンス を導入している。

作業効率の向上に加え、すぐ入力・確認できる点を評価

クラフトは、ギャランティメンバーの顧客情報と連動させたオリジナルの販売管理システムを構築中で、そのサーバをSQL対応にさせることができたため、弥生会計 ネットワークをすぐに利用することができた。

新美部長は弥生会計 ネットワークになって作業効率は格段に良くなったと話しながら「何よりも、操作面がまったく変わっていない点が素晴らしいと思っています。システム変更にともなって何が変わっているのかを確認しなければなりませんから、正直、面倒な作業になると覚悟していたのですが、使ってみたらログインすること以外、操作環境が弥生会計 05から全く変わっていないので、妙な話ですが肩すかしされたような気分でした。しかし、それは逆に言うと、とてもありがたいことでした。チェックをする我々も、入力作業をするスタッフも、スタンドアロンの時とまったく同じ環境で使えています。特に入力するスタッフは手順がちょっとでも変わると、慣れるまでに時間がかかりますが、それが全くありませんでしたし、すぐに使い始めることができました」と話す。

クラフトは、タイヤとホイールの専門店として、商品アイテムの多さだけでなく、商品知識も豊富だ。

また、加藤社長も新美部長も、自分のタイミングですぐ入力できるようになった点が大きな改善点だったと強調する。「以前は急いでいても、今誰が使っていると確認して回り、ちょっと使わせてくれとお願いしていました。すぐ入力したり確認したいことがあっても、結局後回しになってしまい、入力するのを忘れてしまうこともありました。それが重なると月末にまとめて入力することになります。常に最新の会計データで確認したいのに、それができなくなってしまいます。処理を溜めずにすぐ処理できるということは、とても意味があります」。
最後に加藤社長は「順調に店舗数が増えて株式上場も果たせれば、10ライセンスをフルに活用することになると思います。早くそうなりたいですね(笑)」と明るく話してくれた。

タイヤの交換、タイヤローテーションといったサービスを提供するファクトリーも備えている。
  • 本記事の内容は、取材当時のものです。
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事業規模

業種

企業名
株式会社クラフト新規タブで開く
使用ソフト
弥生会計 ネットワーク 、弥生給与
事業内容
タイヤとホイールの販売サービス
所在地
愛知県名古屋市中川区
TEL
052-352-9111
設立
1972年
年商
約32億円
従業員数
56名
導入時期
1993年
導入支援
-

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