強く求められていた、より早く正確な処理を弥生会計 ネットワークで実現
アイデザイン株式会社(東京都新宿区西新宿)
オフィス内装事業に加え、オフィス家具やOA機器事業も展開しているアイデザイン株式会社。経理部には、株式市場への上場を視野に入れた経営戦略の一貫として、より早く正確な月次決算が求められていたが、弥生会計 ネットワークへの移行によって大きな成果を上げている。
会社の規模や利用スタイルに合わせて弥生会計を選んだ
「月次決算をするために、弥生会計から弥生会計 ネットワークへ移行しました」
一級建築士事務所からスタートし、現在では特定建設業者としてのオフィス内装事業を中心に、オフィス家具やOA機器事業も展開しているアイデザイン株式会社。2002年に弥生会計を導入する以前からコンピュータ処理をおこなっていたが、旧システムの操作性に問題があったため、弥生会計に切り替えたという。
「もう10年ほど使っていた財務入力システムで、ソフトとして古く、振替伝票を作成してその数字を打ち込むというかたちで、手間がかかって大変でした。専用プリンタも音が大きくてうるさかったですし、もう限界だということで新しいシステムを導入することにしました」。ところが、それまで使っていたメーカーのまま新システムにすると全部で数十万円もかかることがわかり、それなら会社の規模に合ったソフトの方が良いということで、弥生会計を使い始めたと経理部課長の鈴木由美子さんは当時を振り返る。
「まだ設計業務が主体で顧客数が限られていました。売上高も処理数もあまり多くなかったですし、操作方法は会計事務所に教わりましたが、移行自体はとてもスムーズでした」。以後は毎年順調にバージョンアップを繰り返していたが、会社の事業が拡大していくにつれ、作業効率をもっと良くしたいという思いが強くなっていったと鈴木課長は話す。
「伝票枚数だけ見てもかなり増えていました。経理スタッフは私を含めて2名いたのですが、入力できるのは1台のパソコンだけでしたから、例えば私が弥生会計を使っているときには、他のスタッフの手が空いていても、他の仕事をしてもらうしかなかったのです。そのため、とにかく伝票が溜まる一方でした」。こうした状況に加え、アイデザイン株式会社では2005年から月次決算を始める必要性が生まれていた。
弥生会計 ネットワークは、慣れた操作環境のまま移行できる点が魅力だった
「会社の業績が年々上がっていたことと、近い将来に株式上場をする計画が上がっていることもあって、月次決算をして欲しいというリクエストが社長をはじめとする経営サイドから寄せられていました」。すぐに正確な数字を見たい、早目の経理処理をして欲しいというニーズに対し、鈴木課長はスタッフ全員で入力作業ができる弥生会計 ネットワークの導入を要請した。
「弥生会計 ネットワークの情報は、発売以前から弥生のニュースなどで知っていました。数人で入力しても1つの所にデータがまとまるということは分かっていましたし、ちょうど経理スタッフが1名増えて3人になる予定だったこともあって、全員で入力すれば作業もはかどって早く経理処理できると、社長を説得しました」。ソフトの選定に関しては、毎年バージョンアップをおこなっていたため、弥生会計05の操作にも慣れており、同じ操作環境のままネットワーク利用できる点が最大の魅力だったと話す鈴木課長。月次決算への対応が急務だったこともあり、導入の決定から本稼動まで1か月足らずという短期間での移行を実現している。
「弥生会計 ネットワーク以外の候補は考えられませんでしたね。社内にLANは構築してありましたが、私自身はネットワークに関する知識がありませんから、まず弥生のサポートセンターに電話して、ソフトだけ買えばなんとかなるのか、どうやって導入すれば良いのかを質問しました。そこで弥生パートナーを薦められ、たまたま弥生パートナーのディー・マネージとおつきあいがありましたので、サーバの導入やデータの移行も含めてお願いしました」。この結果、鈴木課長を含む経理スタッフはなにも苦労することなく、スムーズな利用が開始した。
業務の効率化によって全体を見直す余裕が生まれた
アイデザイン株式会社の経理部では、社内の会計処理に加えて、子会社の経理も担当している。多忙を極めていたため、弥生会計 ネットワーク導入以前は伝票処理の限界が理由で、月次のデータが固まるまでに1ヶ月遅れになっていた時期があった。また、会計事務所に対しても、データ渡しを優先する必要があったため、細かい修正は会計事務所にまかせることもあった。「月次決算へ追いつくので手一杯でした。それが弥生会計 ネットワークの導入によって一気に改善されました。早く、正確にというリクエストに対応できていますし、少し手が空く時間が作れるようになったので細かい部分を直すことができるようになりました。それに、いつもは決算時にチェックすると、これはおかしかったかな、という部分があったのですが、それが売掛金の入金とか未入金を遡って確認できたりと、今は月毎にしっかり見直せるようになっています」。
アイデザイン株式会社では、現在3名の経理スタッフが将来的には1名増える予定があることと、経営企画室のスタッフが会計データを見る必要があるため、弥生会計 ネットワークを5ライセンスにしている。「経営企画室のスタッフは経理実務がわかりませんから、検索の仕方とか操作方法や数字の見方を教えました。今までは、例えば支払手数料がどうして今月こんなにかかっているのかと、経理にいちいち確認しに来ていたのですが、今は、支払手数料の内訳を自分達でチェックして分析できるようになっています」。
最後に鈴木課長は、弥生会計 ネットワークの利用に関して「例えば、今は誰でも入力できるようになっていますが、パスワードを設定して、経営企画室のパソコンは会計データを見るだけにするとか、経理に新しいスタッフが入って来た時には部分的な入力しかできないように設定したいと思っています。中小企業だと経理の人数は限られていますから、どうしても負担が多くなってしまいます。弥生会計 ネットワークのカタログは経理の女性がお手上げしている写真だったのですが、うちはまさにその状態だったんです(笑)。そういう状況を、今までと変わらない操作のまま、ネットワークで使える弥生会計 ネットワークが解決してくれました。とても助かったし、これからもうまく進んでいけると実感しています」と話してくれた。
- ※本記事の内容は、取材当時のものです。
- 企業名
- アイデザイン株式会社
- 使用ソフト
- 弥生会計 ネットワーク、弥生給与
- 事業内容
- 建築・設計・施行
- 所在地
- 東京都新宿区西新宿
- TEL
- 03-3343-5348
- 設立
- 1987年
- 従業員数
- 約76名
- 導入時期
- 2002年より
- 導入支援
- 株式会社ディー・マネージ
弥生株式会社カスタマーセンター
- 受付時間
-
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