AIで確定申告をラクにする!【2026最新】国税庁のAI税務調査対策とおすすめツール活用法
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確定申告の時期が近づくと、「作業が面倒だな」「計算が合っているか不安だ」と感じる方は多いのではないでしょうか?個人事業主にとって、本業の合間を縫っての申告作業は大きな負担になりがちです。
最近ではさまざまな分野でAIが話題になっていますが、実は確定申告の領域でもAIを活用して作業をぐっと楽にする方が増えています。「AIに興味はあるけれど、難しそう」「セキュリティや正確性に不安がある」という方に向けて、この記事ではAIを確定申告に活用する方法や、国税庁の最新動向、そして安全に使いこなすためのコツをわかりやすくお伝えします。
日付や金額などを入力するだけで、確定申告に必要な帳簿や申告書類が完成します
金融機関などの連携でAIが自動仕訳!
初年度無料ですべての機能が使用できます。
e-Taxも製品から直接できるので、自宅からかんたんに確定申告が可能です
今、確定申告にAIを活用する個人事業主が増加中
日々の業務に追われる中で、確定申告の負担を少しでも減らしたいと考える個人事業主の間で、AIツールの導入が進み始めています。
【2026年最新調査】40代未満では約半数がAIを導入
「個人事業主向け確定申告課題調査2026(弥生調べ)」によると、確定申告に関連する業務でAIを利用している方の割合は全体で約20%(19.6%)と、まだ一部の方に限られているのが現状です。
しかし、世代別に見ると傾向が大きく異なります。40代未満の方に限ると、約半数にあたる47.8%の方が既に何らかの形でAIを活用しているという結果が出ています。デジタルツールに親しみのある世代を中心に、確定申告の効率化にAIを採り入れる動きが着実に広がっていることがわかります。
確定申告の「面倒・難しい・不安」をAIがどう解決するのか
個人事業主が確定申告において抱える悩みは、大きく以下の3つに集約されます。
- 個人事業主が確定申告において抱える悩み
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1. 面倒申告書の作成や、領収書の整理・入力にかかる作業時間を確保できない
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2. 難しい複雑な税金の計算や、毎年のように変わる制度を理解するのが大変
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3. 不安計算ミスをしていないか、経費の申告漏れがないか心配になる
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AIを活用することで、こうした悩みを和らげることができます。例えば、わからないことをAIに質問して「情報収集にかかる時間を短縮」したり、手入力の作業をAIに任せて「業務の効率化」を図ったりと、既に多くの実用的な効果が出ています。
はじめての確定申告もかんたん!無料から使える弥生のクラウド申告ソフト
確定申告におけるAIの活用法は大きく2つ
一口に「AIを活用する」といっても、その方法は目的に応じて大きく2つに分けられます。それぞれどのように役立つのかを見ていきましょう。
1. 疑問をすぐに相談・解決できる「生成AI(対話型AI)」
1つ目は、質問に対して人間のように自然な文章で答えてくれる「生成AI(対話型AI)」の活用です。最近ではAIチャットボットが質問や相談の相手としてよく使われています。
ChatGPTなどの生成AIは、一般的な税務のしくみ(例:「青色申告と白色申告の違いは何ですか?」といった質問)をサッと調べたり、「経理作業を効率化するアイデアを教えて」といった業務改善のヒントをもらったりするのに非常に便利なツールです。
求める回答を的確に引き出すためには、AIへの指示文である「プロンプト(AIへの指示や質問を入力する文章のこと)」を工夫するのがコツです。「個人事業主の視点で教えて」「小学生でもわかるように説明して」など、プロンプトに条件を付けたすことで、税理士に相談する前のちょっとした情報収集として、より客観的に役立てることができます。
2. 計算や入力の手間を省く「申告ソフトのAI機能」
2つ目は、確定申告ソフトそのものに組み込まれているAI機能です。
生成AIが「調べる・相談する」ことを得意とするのに対し、申告ソフトのAIは「実際の計算や入力作業を自動化する」ことを得意としています。日々の取引の記帳から申告書の作成に至るまで、手作業で行っていた実務の負担を直接的に減らしてくれるのが最大の特徴です。
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確定申告ソフト(アプリ)のAI機能で、実際の作業はここまでラクになる
では、申告ソフトのAI機能を使うと、実際の作業はどれくらい楽になるのでしょうか。代表的な便利な機能を2つご紹介します。
レシートや領収書をスマホで撮るだけ(AI-OCR機能)
紙のレシートや領収書を見ながら、日付や金額、勘定科目を1つひとつ手入力するのは非常に骨の折れる作業です。
しかし、AI-OCR(光学文字認識)機能を使えば、スマホのカメラやスキャナでレシートを読み取るだけで、AIが自動的に文字を認識し、データ化してくれます。さらに「これは消耗品費」「これは会議費」といった仕訳まで自動で行ってくれるため、入力の手間が大きく省けます。
銀行明細やクレジットカードの履歴から自動で仕訳
事業用の銀行口座やクレジットカード、またはPOSレジなどを申告ソフトと連携させておくと、取引明細データをシステムが自動で取得します。
取得したデータを基に、AIが「通信費」や「水道光熱費」など適切な勘定科目を推測して自動で仕訳を行い、帳簿に反映してくれます。手動で通帳を見ながら入力する必要がなくなるため、作業時間が大幅に削減され、入力ミスを防ぐことにもつながります。
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【要注意】国税庁の「AI税務調査」が本格化!2026年から新システムも稼働
私たちがAIを使って便利に申告作業を進められるようになっている一方で、実は国税庁(税務署)でもAIの活用が急速に進んでいます。
国税庁が発表した「令和5事務年度 所得税及び消費税調査等の状況」によると、AIを活用して税務調査のターゲットを効率的に選定するなどの取り組みが行われています。同調査によると、調査件数は減少したものの、個人所得の申告漏れ所得金額の総額、および追徴税額の総額は過去最高を記録し、当時ニュースでも話題になりました。
2025年7月から相続税でAI税務調査が導入
具体的な動きの1つとして、法人税、所得税、消費税に続いて2025年7月からは、全国の税務署で相続税の申告に対するAI分析が本格的に導入されました。
提出されたすべての相続税申告書をAIが分析し、過去の不正や申告漏れの事例パターンと照らし合わせることで、リスクを自動的にスコア化するしくみです。
これまでベテラン調査官の経験に頼っていた調査先の選定がシステム化されたことで、申告漏れの疑いがある案件をより的確に抽出できるようになりました。今後も、税務調査だけでなく、申告に係る分野でもAI活用の波は広がっていくでしょう。
2026年から本格稼働する次世代システム「KSK2」
国税庁は、2026年9月から次世代の国税総合管理システム「KSK2」への移行を予定しています。KSK2は税務調査専用のシステムではなく、国税庁の巨大な「データシステム(基幹システム)」です。
これまで個人・法人・資産など、税目別に別々で管理されていたデータベースが統合され、約2,300種類にも及ぶほぼすべての申告データをAIで一元管理する体制になります。一元管理されることで、例えば法人の経理処理と個人の所得税申告との間の数字の矛盾など、異なる税目を横断したチェックが可能になると言われています。
蓄積されたデータを活用し、「不自然な経費」を自動検知する時代へ
紙で提出された申告書は長年OCR(光学文字認識)で読み取られており、国税庁には膨大なデータが蓄積されています。新しいシステムのもとでは、既にデータ化されている情報が一元管理され、AIによって一層高度に活用されるようになると推測されます。
国税庁ではすでに、AI-OCRの読み取りに適した申告書等の新しいレイアウト(様式)のドラフトも公開しており、デジタル化に向けた準備が着々と進んでいます。
巨大なデータベースに集約された個人の取引情報や銀行データ、インターネット上の情報などは、他者の申告内容と自動照合されるようになります。これにより、不自然な経費の計上や計算の誤りなどが、AIによってこれまで以上に高精度に検知される時代へ突入していくと言われています。
税務署のAI化対策は「正確なデータ作成」に尽きる
国税庁のAI化に対して、個人事業主ができる対策は決して特別なことではありません。税務調査や指摘を防ぐ一番の方法は、日ごろから証憑(領収書など)をきちんと管理し、正確な記帳を行って、正しく確定申告をすることに尽きます。だからこそ、計算ミスを防いでくれる正確な申告ソフトを活用することが、結果的に身を守る安心材料となるのです。
税務調査の対象になりやすいケースや当日の流れについて、さらに詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
はじめての確定申告もかんたん!無料から使える弥生のクラウド申告ソフト
AIを使って確定申告を安全・確実に終わらせるコツ
便利で強力なAIですが、正しく使いこなすためにはいくつか気をつけたいポイントがあります。安全に、そして確実に確定申告を終わらせるためのコツを3つご紹介します。
- AIを使って確定申告を安全・確実に終わらせるコツ
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1生成AIの「もっともらしい嘘(ハルシネーション)」に注意する
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2自分のITスキルに合った、無理なく使えるツールを選ぶ
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3大切なデータを守るため、セキュリティが万全な環境で作業する
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生成AIの「もっともらしい嘘(ハルシネーション)」に注意する
ChatGPTなどの生成AIに質問をした際、AIが事実とは異なる不正確な情報を、あたかも正しいかのように生成してしまうことがあります。これを「ハルシネーション」と呼びます。
AIはあくまでサポートツールです。特に税制は複雑で例外も多いため、AIの回答を鵜呑みにせず、金額や勘定カテゴリ、税率などの最終的な確認・判断は、必ず利用者ご自身の目視で行うようにしてください。
自分のITスキルに合った、無理なく使えるツールを選ぶ
「AI機能が豊富だから」という理由だけでツールを選ぶと、画面の操作が複雑すぎて逆に時間がかかってしまうことがあります。
ご自身のITリテラシーに関わらず、直感的に操作でき、だれもが自然に使いこなせるシンプルなソフトウェアを選ぶことが、挫折せずに確定申告を乗り切るための重要なポイントです。
以下の記事では、個人事業主におすすめの確定申告ソフトをご紹介しています。ソフトウェアを選ぶ際の比較ポイントも解説していますので、併せて参考にしてください。
大切なデータを守るため、セキュリティが万全な環境で作業する
確定申告で扱うデータは、ご自身の収入や経費、取引先の情報など、きわめて重要な個人情報です。AIツールやクラウドソフトを利用する際は、情報漏洩のリスクを払拭するためにも、通信の暗号化やデータのバックアップなど、セキュリティ対策が万全に整っている環境(信頼できる提供元のサービス)で作業を行うようにしましょう。
また、生成AIに質問をする際には、ご自身のマイナンバーや実際の売上金額、取引先の名称といった機密情報をプロンプトに書き込まないよう注意することも大切です。
はじめての確定申告もかんたん!無料から使える弥生のクラウド申告ソフト
弥生の確定申告ソフトなら、AIの便利さと「人」のサポートが両立
「どのソフトウェアを使えばいいか迷ってしまう」という方にとって、信頼できる選択肢の1つとなるのが弥生の確定申告ソフトです。
弥生のクラウド確定申告ソフト「やよいの白色申告 オンライン」はずっと無料で、「やよいの青色申告 オンライン」もすべての機能が初年度無料でお試しできるため、AIの便利さを気軽に体験できて確定申告もかんたんにできます。また、作成した確定申告書は画面のガイドに従うだけで、自宅からe-Tax(電子申告)で提出まで完了できます。
日々の記帳を自動化して時間を生み出す「スマート証憑管理」「スマート取引取込」
対象製品をご利用の弥生ユーザー(※1)なら無料で利用できる「スマート証憑管理」を使えば、紙のレシートや請求書をデータ化して適切に管理できます。さらに「スマート取引取込」機能によって、銀行口座やクレジットカードの明細からAIが自動で仕訳を作成してくれます。
これらを組み合わせることで、日々の記帳作業が「楽に・かんたんに・安心に」なり、本業に集中するための貴重な時間を生み出すことができます。経理の自動化機能により、作業時間を最大90%削減(※2)できるというデータもあります。
- ※1 クラウドサービスをご契約中の方、デスクトップソフトのあんしん保守サポートにご加入中の方
- ※2 弊社調査による一般的な作業時間
使えば使うほど賢く!自動仕訳の精度が上がる学習機能
弥生の確定申告ソフトは、金融機関やクレジットカードなどとの連携により取引明細を自動取得して、AIが自動仕訳を行います。
自動仕訳のAIには学習機能が備わっています。最初は手動で修正が必要な仕訳があったとしても、ユーザーが修正した結果をAIが学習し、データが蓄積されていくしくみです。
そのため、使えば使うほどあなたの事業に合った仕訳ルールを覚え、自動仕訳の精度がどんどん向上していきます。
AIだけでは解消できない不安には、手厚いカスタマーサポートが対応
どれほどAIが進化しても、「自分のこの経費の落とし方で本当に合っているのかな?」「ソフトウェアの使い方がどうしてもわからない」といった、個別の状況に応じた細かな不安はゼロにはなりません。
そうしたAIやツールだけでは解消しきれない不安に対して、初心者でもかんたんに取引が記録できて、帳簿や確定申告資料が作成できるように設計されています。そのうえで、弥生ではオペレーターによる手厚いカスタマーサポートを用意しています。いざという時に「人」に直接相談できる環境があることは、確定申告を進めるうえで大きな安心感につながります。
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AIツールを味方につけて、今年の確定申告をサクッと終わらせよう
確定申告におけるAIの役割は、単なる「便利なシステム」から、面倒な作業を肩代わりし、ミスを防いでくれる「頼もしいパートナー」へと進化しています。
最新のITツールやソフトウェアのAI機能を上手に採り入れることで、個人事業主が毎年感じている「面倒・難しい・不安」の三重苦は、大きく軽減されるはずです。ぜひご自身に合ったツールを味方につけて、今年の確定申告をスムーズに、そしてサクッと終わらせましょう。
はじめての確定申告もかんたん!無料から使える弥生のクラウド申告ソフト
よくあるご質問
確定申告の入力作業が手間で面倒です。AIを使うと具体的に何が楽になりますか?
スマホでレシートを撮影するだけで自動データ化される機能(AI-OCR)や、連携した銀行口座・クレジットカード明細からの自動取引取り込みとAIによる自動仕訳が可能になります。これにより、1つひとつ手入力する手間や計算ミスを大幅に減らすことができます。
詳しくはこちらを参考にしてください。
税務署もAIを導入していると聞きました。税務調査に対して何か特別な対策は必要ですか?
特別な対策は必要ありません。国税庁はAIの活用を進めていますが、日ごろから領収書を適切に管理し、正しく記帳・申告を行うことが一番の対策となります。
詳しくはこちらを参考にしてください。
ChatGPTなどの生成AIに、税金の計算や仕訳業務をすべて任せても問題ないでしょうか?
生成AIは事実と異なるもっともらしい嘘(ハルシネーション)を出力することがあるため、すべてを任せるのは危険です。機密情報や個人情報の入力は避け、最終的な金額や税率の判断は必ずご自身で確認するようにしてください。
詳しくはこちらを参考にしてください。
はじめての確定申告もかんたん!無料から使える弥生のクラウド申告ソフト
確定申告ソフトなら、簿記や会計の知識がなくても確定申告が可能
確定申告ソフトを使うことで、簿記や会計の知識がなくても確定申告ができます。
今すぐに始められて、初心者でも簡単に使える弥生のクラウド確定申告ソフト「やよいの白色申告 オンライン」とクラウド青色申告ソフト「やよいの青色申告 オンライン」から主な機能をご紹介します。
「やよいの白色申告 オンライン」は、ずっと無料、「やよいの青色申告 オンライン」は初年度無料です。両製品とも無料期間中もすべての機能が使用できますので、気軽にお試しいただけます。もちろん、確定申告やe-Taxでの申告が可能です!
【損してない?】青色申告でいくら安くなる?売上・経費を入れて今すぐ比較!
初心者にもわかりやすいシンプルなデザイン
弥生のクラウド確定申告ソフトは、初心者にもわかりやすいシンプルなデザインで、迷うことなく操作できます。日付や金額などを入力するだけで、確定申告に必要な帳簿や必要書類が作成できます。
取引データは自動取込&AIの自動仕訳で入力の手間を大幅に削減!
弥生のクラウド確定申告ソフトは、銀行・クレジットカードなどの金融機関の明細や電子マネー、POSレジ、請求書、経費精算等のサービスと連携すると日々の取り引きデータを自動で取得します。
自動取得した取引データはAIが自動で仕訳して帳簿に反映します。学習機能があるので、使えば使うほど仕訳の精度がアップします。紙のレシートは、スマホやスキャンで取り込めば、文字を認識してデータに変換し、自動で仕訳します。これにより入力の手間と時間が大幅に削減できます。
確定申告書類を自動作成。e-Tax対応で最大65万円の青色申告特別控除もスムーズに
弥生のクラウド確定申告ソフトは、画面の案内に沿って入力していくだけで、収支内訳書や青色申告決算書、所得税の確定申告書、消費税の確定申告書等の提出用書類が自動作成されます。
「やよいの青色申告 オンライン」なら、青色申告特別控除の最高65万円/55万円の要件を満たした資料の用意も簡単です。インターネットを使って直接申告するe-Tax(電子申告)にも対応し、最大65万円の青色申告特別控除もスムーズに受けられます。
自動集計されるレポートで経営状態がリアルタイムに把握できる
弥生のクラウド確定申告ソフトに日々の取引データを入力しておくだけで、レポートが自動で集計されます。経営状況やお金の流れをリアルタイムで確認できます。最新の経営状況を正確に把握することで、早めの判断ができるようになります。

