法定調書の電子的提出への対応
製品操作方法の確認
PCdeskにインポートするための給与支払報告書及び源泉徴収票のCSVデータを『弥生給与』から出力する手順については、以下のFAQより確認することができます。
- ※ご利用にあたっては、対応プログラムへのバージョンアップが必要です。対応プログラムは現在準備中です。公開まで今しばらくお待ちください。
- ※PCdeskにインポートするためのCSVデータには従業員のマイナンバーが含まれるため、インポート完了後には速やかに削除するなど、CSVデータの安全管理を適切に行ってください。
- ※FAQは現在2023年(令和5年)分の内容です。2024年(令和6年)分は準備中です。公開まで今しばらくお待ちください。
電子的提出の義務化に該当するか確認しましょう
- ※2025年(令和7年)1月提出分を例として記載しています。
【提出義務の判定のポイント】
提出義務の判定は、法定調書の種類ごとに行われます。
■法定調書の種類
- 給与所得の源泉徴収票、給与支払報告書
- 退職所得の源泉徴収票、特別徴収票
- 報酬、料金、契約金及び賞金の支払調書
- 不動産の使用料等の支払調書 等
- 例)2022年分(令和4年分)の「給与所得の源泉徴収票」を120枚提出し、「報酬等の支払調書」を80枚提出した場合、2024年分(令和6年分)の電子的提出が義務付けられるのは「給与所得の源泉徴収票」のみとなります。
なお、「給与所得の源泉徴収票」の電子的提出が義務付けられた年分については、「給与支払報告書」についても電子的提出が義務化されます。
電子申告の概要
【電子申告とは】
電子申告では『PCdesk』などのeLTAX対応ソフトウェアを使用して、自宅やオフィスなどからインターネット経由で申告手続きを行うことができます。
送信された申告データは、eLTAXポータルセンタによって受付処理が行われ、提出先となる地方公共団体へ送信されます。
電子申告の詳細については「eLTAX 地方税ポータルシステム」のサイトにて確認することができます。
【電子申告のメリット】
- 会社や自宅などからインターネット経由で申告ができます
- 地方自治体ごとの仕分け、郵送が不要(一括送信)となります
- 電子申告をはじめとしたサービスが無料で利用できます
【電子申告のイメージ】
『弥生給与』から出力した給与支払報告書及び源泉徴収票のCSVデータを『PCdesk』に取り込んで、市区町村や税務署へ電子申告ができます。
環境の準備と電子申告までの流れ
eLTAXで電子申告するにあたり、事前の準備が必要となります。
以下の手順をご確認の上、ご利用環境の準備をお願いいたします。
準備に日数を要しますので早めに取り掛かっておくことをお勧めします。
Step1:利用前に準備するもの
電子証明書 |
eLTAXを利用するには申告データ等の作成者を明らかにし、かつ、データの改ざんのないことを示すため、申告データに電子署名を行います。 【取得にかかる日数について】
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ICカードリーダー/ライター |
以下の場合のみ、ICカードリーダー/ライターが必要となります。
対応機種は電子証明書の種類によって異なるため、発行機関や認証局へお問い合わせください。 |
e-Tax の「利用者識別番号」と「暗証番号」 | PCdesk(DL 版)から「給与所得又は公的年金等の源泉徴収票」及び「合計表」を提出する場合には、e-Taxの利用者識別番号と暗証番号を取得する必要があります。 e-Tax の利用者識別番号と暗証番号の取得方法については、「e-Tax ホームページ」よりご確認できます。 |
Step2:電子申告までの流れ
以下の手順は「給与支払報告書及び源泉徴収票電子的提出一元化」の各参考ページもあわせてご確認ください。